ついこの前、生まれたばかりと思っていた赤ちゃんも、
気付けば小さい歯が生えてきて、動きも活発に(*^-^*)
そろそろ離乳食を始めようかなと思いつつも、
何から始めるべきか、いつから始めるべきか、悩んでしまうママも多いようです。
その悩みの原因の一つが、最近よく耳にする食物アレルギー!
卵のように手に入りやすく栄養価が高いのに、アレルギーが出やすいものなんかは、
いつどのように与えればいいのか、特に悩みますよね。
そこで今回は、離乳食の時期や始め方から食物アレルギーについてなど、
これから離乳食を作り始めるあなたに必要な情報を、ギュッと集めました!
カワイイ我が子が、安全に美味しく食べれるように、
一緒に見ていきましょう!
離乳食を始めるタイミングはいつから?
「離乳食を始めるタイミングは、この日から!」と言う日は、
実は、正確に決まってはいません!
昔はお食い初め(生後100日)が、離乳食開始の時期と言われたものですが、
今の感覚言うと、かなり早すぎます(;゚Д゚)!
最近では母乳育児が見直されたことと、ミルクの質が向上したこともあり、
生後5~6ヶ月頃から離乳食を開始するママが多いです。
ちなみに、離乳食を開始する目安としては…
- 母乳、ミルクではすぐお腹が空いて泣いてしまう
- 大人の食事に興味を持ち始める
それに加えて、赤ちゃんの成長度合いとしては…
- 首が座っている
- スプーンを口の中に入れても舌で押し出したりしない
が前提で、すべての条件が揃えば、そろそろ離乳食開始!
ということになります。
ただ、身近な子育ての先輩である実母や夫の母などには、
もしかして「遅すぎる!」と言われてしまうかもしれません。
実際にそうゆう悩みを抱えるママは多いようです(;´Д`)
しかし、母乳やミルクオンリーでも、体重が順調に増えていれば問題ないので、
あまり気にし過ぎないようにしてくださいね。
離乳食と食物アレルギー!
離乳食の悩みの中でも一番に気になるのが、子供の食物アレルギー。
特にあなたや旦那さんが食物アレルギー持ちなら、
もしかして赤ちゃんも…と心配になってしまいますよね。
さらに、3大食物アレルゲンと言われる「卵」「牛乳」「小麦粉」が、
どれも赤ちゃんや幼児が好みそうなものばかり。
ついつい離乳食にも取り入れたくなりますが、やはり注意が必要です。
ちなみに、パパやママがアレルギーを持っている場合、
どちらかだけがアレルギー持ちの場合は50%、
両方なら75%の確率で遺伝すると言われています。
その場合、更に注意してくださいね!
それでは、3大食物アレルゲンについて見ていきましょう。
卵
アレルギーの赤ちゃんが、もっとも多いと言われている卵!
「卵白」と「卵黄」を分けて考えた場合、アレルギー症状を起こしやすいのは、
意外かもしれませんが、実は「卵白」の方なんです。
その為、離乳食では「卵黄のみ」→「卵白あり」の順番で、
段階を踏むことが推奨されています。
そして、卵はいつから離乳食に入れても大丈夫なのでしょうか?
これはとても大切なのですが、卵を離乳食に取り入れるのは、
離乳食開始から2ヶ月ほど経ち、赤ちゃん自身が離乳食に慣れてきてから!
最初は固ゆで卵の卵黄を、耳かき一杯程度から始めます。
卵黄単体では、もそもそして食べにくいので、
白湯などの水分に混ぜて、食べやすくしてくださいね!
その後、1ヶ月ぐらいかけて、徐々にひとさじ程度まで量を増やしていきます。
卵黄が問題なく食べられることを確認してから、
今度は固ゆで卵の卵白を与えます。
これも耳かき一杯程度から、徐々に量を増やしていってくださいね。
牛乳
牛乳は、アレルギー以前に、消化吸収が難しいため、
乳児の胃腸には負担になります。
牛乳をそのまま飲ませるのは、1歳を過ぎてからにしましょう。
その前段階として、離乳食初期から、
チーズやヨーグルトなどの乳製品を少量ずつ与えます。
中期からは料理に入れたり、量を段々と増やすといいですね。
小さい子はミルク味が大好き。もりもり離乳食を食べてくれるかもしれません。
小麦粉
特に手づかみ期などは、小麦粉が使えれば、
離乳食の幅もグンと広がりますよね(*^-^*)
ただ、小麦粉アレルギーの赤ちゃんが年々増加しているのも事実…
小麦粉を使った離乳食は初期から与えられますが、
やはり最初は少量から始めたほうが無難です。
いずれの場合も、ポイントは「よく加熱すること」と「少量から始める」ことで!
食べさせた当日や翌日に、下痢や嘔吐などの異常があれば、
すぐに食べさせることを中止して、小児科医に相談してください。
アレルゲンは食べさせない方がいいの?
アレルギー症状が心配なら、そもそも少しも食べさせない方がいいのでは?
また、大量に摂取することでアレルギーを発症すると聞いたことがあるし…
と、あなたも疑問に思っていませんか?
実は同じように疑問を抱いているママたちは、本当に多いです。
アレルギーの対処法はいろいろな説があって、
どれか正しいともまちがっているとも言えない状態…。
ただ、食は人生を豊かにします!
食べられないとハッキリ分かっているものなら、ともかく、
アレルギーかもしれないという少しの可能性から、
食べられるものを食べさせないという選択は、かなり極端なのではないでしょうか。
アレルゲンとなる食物は、栄養が豊富なものばかり。
それらをすべて避けるとなると、赤ちゃんの栄養不足も心配になります。
仮にアレルギー反応が出ても、すぐに病院に行ける午前中などに、
少量ずつ食べさせてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんは量をたくさん食べられないからこそ、
きちんとバランスの整ったメニューを考えてあげてくださいね!
ちなみに、離乳症の進め方はこちらが詳しいです!
→ 離乳食の進め方!食べさせる量の目安はどのくらい?
まとめ
はじめての育児は悩むことばかりですが、その1つの離乳食。
ミルクを卒業しようとしている我が子の成長が、
嬉しいやら、ちょっと寂しいような・・・ですよね。
離乳食を始めようとすると切っても切れない問題が、食物アレルギーです。
パパやママがアレルギー持ちでない限り、あまり神経質になることはないのですが、
アレルギーの赤ちゃんが年々増えているのも事実。
初めて食べるものは何でも、少量から始め、
食べた後に下痢をしたり、嘔吐をしたりするようなら、
必ずその原因となった食物を突き止めましょう。
アレルギー症状はツライもの。
親として、子供にそんなツライ思いをさせたくないですよね。
赤ちゃんの頃からアレルゲンを限定できていれば、
この先ツライ思いをすることを減らすことができますから^^