オムツを交換しよう・・・そう思って我が子のオムツを外した途端に、おしっこ大量噴射!

オムツをした子を持つママなら、割と日常茶飯事ですよね。

己のタイミングの悪さを呪いつつ、手早くオムツを交換し、赤ちゃんの服から自分の服から、おしっこがかかったすべてのものをまとめて洗濯機に放り込んで、ふぅっと一息。

洗濯機が止まり、さぁ干そうか・・・そう思って蓋を開けた瞬間、そこには直視するのも恐ろしい地獄絵図が!!

ああ、オムツを洗濯機で回しちゃった


オムツを洗濯


・・・なんて経験をしたあなた。安心して下さい、そんな経験をした人はあなた一人じゃありません!

私も経験者の一人ですが、洗濯機の蓋をそっと閉じ、心から「見なかったことにしたい・・・」と思いました。

無残な姿になった洗濯槽を前に、時間よ戻れ!・・・と願っても、無理な話。

ここでは、オムツを洗濯機でまわしちゃた時の対処法をお伝えします!

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紙オムツを洗濯機で回したら・・・

洗い上がってきれいになったはずの洗濯物に絡まる大量の透明な玉。

触るとスライムみたいにぶよぶよ・・・初めて見たら、「なんじゃこりゃあ!?」ってなりますよね。

その正体は、紙オムツの中に入っている「吸水ポリマー」です。


おしっこやゆるゆるうんちを強力吸収してくれる、紙オムツになくてはならない存在です。
が、洗濯機のパワーで紙オムツが破れて、吸水ポリマーが洗濯槽内に飛び散ってしまったら・・・ご覧の大惨事になります。

そのショックなことといったら、テッシュを洗濯機で回してしまった時と同レベル。

しかし、救いといえるのが、洗濯物に付着した吸水ポリマーを取るのは、洗濯物に付着したティッシュを取るよりも簡単なんです!


洗濯

塩使った対処法

吸水ポリマーは化学物質です。

化学には化学で対抗!・・・ということなんですが、使うのはどのご家庭でもある、塩

詳しい原理は省きますが、塩を使うと浸透圧で吸水ポリマーが小さくなるんです


洗濯機の蓋を開けて、吸水ポリマー地獄を確認したら、すぐにオムツの残骸を取り出し、塩を大さじ三杯ほど入れて、再び洗濯機を回しましょう

次に蓋を開けた時には、透明なぶよぶよは大方姿を消していることでしょう。

しつこく残った吸水ポリマーは、洗濯物を干す時や取り込む時に、手で払ってあげるととれます。

気になる場合は、コロコロやガムテープでペタペタしてあげるといいですね。


このやり方の欠点は、塩が衣服を痛めたり、洗濯槽をサビさせてしまう可能性があること

サビ防止のために、やり終わった後は、もう一度真水かお湯だけを入れて洗濯機を回した方がいいでしょう。

それでもやっぱり錆びる可能性はゼロにはならないので、錆びるのが怖い!という人や、ポリマー地獄に大切な衣服が混じっている場合は、別の方法を選ぶことをオススメします。


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くず取りネットを使った対処法

日本製の洗濯機は優秀ですが、それはくず取りネットについても同様です。

吸水ポリマー地獄になると、洗濯機に付属しているくず取りネットは、吸水ポリマーで満員御礼です。

これを取り除きます。


くず取りネットが古かったり、穴が空いてたりすると、取り除くより新しいものに変えたほうが早いかもしれません。

くず取りネットは洗濯機メーカから取り寄せなくても、百均やドラッグストアで買えます。


そして衣服を入れたまま、もう一度洗濯機を回します

止まったらくず取りネットに溜まった吸水ポリマーを取り除きます。そしてまた洗濯機を回す・・・これを吸水ポリマーがなくなるまで繰り返します!

吸水ポリマーはティッシュと違い、繊維に絡んだりはしないので、3回も繰り返せば、きれいになりますよ

ちょっと水道代と電気代が気になりますが、洗濯機や衣服には優しい方法と言えます。


多少手間がかかっても、低コストで早く処理したい!という場合は、回っている洗濯機を途中で一時停止し、市販のごみ取りネットなどで、浮いた吸水ポリマーをすくいます。

また5分くらい(時間は適当に調整してください)回したら一時停止して、ごみ取りネットですくう・・・と繰り返せば、早く処理できますよ!




粘着テープ&ブラシを使う対処法

オムツメーカが推奨しているやり方です。

新品のオムツは軽くて薄いけれど、おしっこをしっかり吸ったオムツは重たくなって、パンパンに膨らみますよね。

つまり、吸水ポリマーは吸水すると膨らみ、乾くと小さくなるんです。

なので、洗濯物に吸水ポリマーをつけたまま、干して充分乾かすと、ぶよぶよだった吸水ポリマーが乾いて小さくなります

はたいて落ちる分は落とし、残りを粘着テープやブラシで取り除きます。

洗濯槽は干せないので、ティッシュなどを使って、地道に拭き取るしかありません。

非常に大変ですが、いちばん低コストで低リスクな方法です。


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あとがき

透明のスライム状の何かにまみれた洗濯物・・・あれを見た時の衝撃は、見た人にしかわからないでしょう。

新生児用の小さいオムツならまだ被害は少ないですが、BIGサイズになってくると被害も甚大です。

オムツを洗濯機に入れないように気をつければ済む話。と言ってしまえばそれまでです。
が、いくらママが気をつけていても、子どもが大きくなれば、いたずらで自分のオムツを洗濯機に入れたりなんかもします。

そんな時に慌てないよう、予め対処法があるんだということを知っておくと安心ですね。

吸水ポリマーを取り除く、3つの対処法をご紹介しました。

3つの中の1-2つの方法を選んで実行するのもいいですが、3つの方法を併用すると、よりきれいに吸水ポリマーを取り除くことができます

ぜひ、お試し下さい


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