昼間はぐっすり寝てたり起きていてもご機嫌さんなのに、あなたが「さぁ寝るか!」と布団に入った瞬間にスタートするのが、赤ちゃんのギャン泣き!
自分の枕に赤ちゃんの夜泣きスイッチがついているんじゃないか??なんて疑いたくなりますよね(;´∀`)
一度泣き出した赤ちゃんは、お腹が空いているわけでも、オムツが不快なわけでも、暑いわけでも寒いわけでもない…。
途方に暮れてだっこしたまま朝を迎えると、赤ちゃんは何事もなかったかのように深い眠りへ…。
そんな日が長く続くと、あなたは身も心もいっぱいいっぱいで、「いい加減にして!」「お願いだから寝て!寝させて!」と絶叫したくなりますよね。
実は、私も深夜、大泣きする我が子を抱いて大声で泣いてしまったことがあります。
でも、授乳を工夫することで夜泣きが良く寝てくれるようになりました^^
そこで今回は、赤ちゃんの夜泣きで困っているあなたが、少しでも楽になれるような授乳方法を紹介します!
そもそも夜泣きとは?
夜泣きとは、「生後6ヶ月頃から1歳半ぐらいの乳幼児にみられる、夜間の理由のわからない泣き」のこと。
この「理由のわからない」泣きというのがクセモノ!
私も大泣きする我が子を抱いて、「どうしたら泣き止むのか教えてよ!なんでもしてあげるから!」と懇願していました。
ある意味ノイローゼ状態(;´Д`)
夜泣きの定義が「理由のわからない」泣きである以上、理由を考えるのはナンセンスかもしれません。
けれど、私なりに理由を推測してみました。
夜泣きの理由=興奮?
3歳位のお子さんを子育て中のお母さん達に聞くと、
遊園地に行ったなど、昼間に子供が興奮してハイテンションになると、夜にも興奮が冷めなくて寝ない。
と言われることが多かったです。
生後6ヶ月頃から1歳半ぐらいの乳幼児だと、遊園地のような非日常は言うまでもなく、日常すべてが新鮮で刺激的!
なので、昼間上がったテンションが夜になっても冷めなくて、でも体は疲れていて眠いから大泣きしてしまう…というのは、充分考えられることです。
夜泣きの理由=不安、恐怖?
ある説によると、生まれてすぐの赤ちゃんには「興奮」しか、感情がないと言われています。
そして、3ヶ月頃になれば「快」「不快」の2つの感情が加わります。
あやすと笑顔になるのがこの時期ですね。
生後6ヶ月頃には、更に「嫌悪」「恐怖」「怒り」の感情が生まれます。
お腹が空いた、オムツが気持ち悪い、暑い寒い。などの要因以外にも泣くようになるのがこの時期。
この時期と、夜泣きが始まる時期が重なっているのは、けして偶然ではないのでは?
夜は暗くて静か。唯一の頼りのママは眠ってしまう・・・そんな状況に赤ちゃんは「恐怖」を抱いて泣いてしまうのかもしれません。
ちなみに2歳くらいになると、ほぼすべての感情が揃うといいます。
これも夜泣きの終了時期に重なっていますね。
ちなみに、どうしても辛いときの乗り越える方法はこちら
→ 夜泣きはいつまで続く?ツラい時期を乗り越える方法!
夜泣きの赤ちゃんに大切な事とは?
夜泣きは、「興奮を落ち着かせること」「安心させること」を意識してあやしてあげることが大切!
よくやってしまいがちの失敗が、泣き止ませたいがばかりに、おもちゃやおやつでなだめてしまうことです。
確かに、赤ちゃんはおもちゃやおやつに気を取られて、束の間泣き止んでくれるでしょう。
けれど、それで「この方法は使える!」と思ってしまうのはNG!
赤ちゃんが興奮状態で眠れなくてグズっていた場合、おもちゃやお菓子は余計に赤ちゃんを興奮させてしまいます。
大きな声であやしたり、遊んであげたりというのもやらない方がいいでしょう。
泣き止むのは一時ですし、ママも疲れてしまいます。
昼夜の区別をつけるため、夜は「静かに」「眠る時間」と教えるためにも、遊んだり、お菓子を上げたりするのは昼間限定にした方がいいですね。
吸い付くことで赤ちゃんは安心する授乳の効果とは?
興奮を落ち着かせる最も有効的な手段は「授乳」です。
そんなの、とっくに試してるわ!って怒らないでくださいね。
空腹を満たすための授乳ではなく、赤ちゃんを落ち着かせるため、安心させるための授乳です。
赤ちゃんは吸い付くことで安心するようにできています。
おっぱいを寝かしつけに使うことに抵抗がある人は、おしゃぶりでも、ほ乳瓶の乳首でも、ママの指でも、歯固めでも、赤ちゃんが吸い付いてくれるものを探しましょう。
また、最近は「歯並びが心配」という理由で、赤ちゃんが指しゃぶりをしたり、何かに吸い付くのを極端に警戒するママも多いようです。
その気持はわかります。しかし、それは昼間限定にしておきましょう。
夜、赤ちゃんが安心したい一心で一生懸命吸い付いているのを無理やりやめさせることは、赤ちゃんの情緒によくありません。
特に、眠りに入る時のおしゃぶりは、存分にさせてあげてくださいね。
依存性が気になるかもしれませんが、幼い頃に充分吸い付かせてあげると、案外あっさり卒業するものですよ。
いつものやり方に一工夫!おすすめの授乳方法とは?
赤ちゃんが一生懸命吸い付いている間は、赤ちゃんの背中や腰、お尻などをポンポンと優しく叩くか撫でてあげましょう。
場所や叩くテンポなどは赤ちゃんの好みがあるので、赤ちゃんが落ち着く場所やテンポを探ってみて下さいね。
話しかける場合や、子守歌を歌う場合は、あくまでもスローテンポ&ウィスパーボイスで!
そうやっているうちに、あなたの方が眠くなってくるかもしれません。
そしたら、ウトウトしちゃってOKです!
あなたが眠れば、赤ちゃんも「今は眠る時間」「眠っても安心なんだ」と感じ取ります。
でも、ちゃんとあなたが眠っちゃっても大丈夫な場所や姿勢を選んでくださいね!
私はお布団の上で、赤ちゃんを抱き枕のように抱きかかえて寝かしつけています。
さいごに
世界一愛しくて大切なあなたの赤ちゃん。
赤ちゃんは夜、あなたがいなくなるんじゃないかと思って不安なのかもしれません。
「大丈夫だよ」「ママはどこにも行かないから、安心して眠っていいよ」・・・そんな優しい気持ちで、夜泣きを乗り越えてくださいね。
あなたの優しさは、必ず赤ちゃんに伝わっていますよ!