子育てのゴールは、子供を自立させることです!
といきなり言われても、ピンとこないかもしれませんね^^;
家事やPTA、習い事の送迎など、日々の子育てに追われているあなたにとって、
ゴールは、まだずっと先のように思うかもしれません。
しかし、「子供を自立される」というゴールをしっかり意識しないと、
毒親と呼ばれるようなNG行動をとる可能性もありますΣ(゚д゚lll)ガーン
まず、子育てのゴールである「子供の自立」って一体、何?
というところからお話していきます。
そして、それに向け、母親としてできることは一体、何か?
逆に、してはいけないNG行動とは何か?を見て行きましょう!
意外とわかっていない?!「子供の自立」
子育てのゴールは子供の自立だとお話しました。
実際に私達自身も、
「いつまでも親に甘えていたら、だめ!」
「自分で稼いで、食べて行けるようになりなさい!」
なんて、親から言われませんでしたか?
そうです。経済的な自立も大事な1つですよね。
でもそれだけではありません。
案外、忘れてしまいがちですが、もっと大事なことは、
- 精神的な自立
- 社会的な自立
です。
いくら経済的に自立していても、孤独な人生を送っていたら、
それは、自立というより孤立です。
親離れをして、いつか子供も、友達や会社や地域のコミュニティの中で、
生きて行かなければなりません。
何でも1人でできるようになればいいのではなく、
他人と協力し合ったり、時には頼ったり…
要するに「他人とうまくやっていく」スキルを、
身に付けることが自立につながりますね(*^_^*)
それでは実際に、その為に、母親のできることとは何なのか?
次に、見て行きましょう!
子供自立の為に、母親のできることとは!
赤ちゃんの時に「抱き癖がつくから抱っこしない」
なんて言っていたのは、ひと昔前のこと。
今や、たくさん抱っこしてあげてくださいね~という時代です!
実は、たくさん抱っこした方が、赤ちゃんや子供が安心して、
かえって早く、親から離れることができると分かりました^^
十分、甘えることができて、
自分は愛されているんだ!と自信をもっている子供は、
人も信じられます。
ですから、無理に、自立!自立!と躍起になって、
子供を遠ざけたり、自分で何でもやらせようとするのはやめましょう。
子供は、遠ざけられてる…
できないのにやってもらえない…
と不安に感じることで、かえって親から離れられなくなってしまうのです。
また、子供は両親から、人とのお付き合いのノウハウをたくさん学びます。
親子間で、あいさつはもちろん、「ありがとう」「ごめんなさい」など、
ついつい口にしないで済ませてしまうようなことも、
きちんと言う習慣をつけることが大事です。
特に、母親と行動することの多い幼少期には、
とりわけ母親からの影響を多く受けます。
子供は、あなたのママ友との関係、親戚付き合い、PTAでの他人とのやり取りなど、
そばでよく見ながら、人間関係のノウハウを自然と身に付けて行くのです。
社会に出てうまくやっていく為のスキルは、一朝一夕には身につきません。
母親が身をもって示して、教えてあげてくださいね(´∀`)
子供の自立の妨げとなる母親のNGな行動とは!
母親の中には、子供の行動の全てを管理してしまうような、
過干渉な親がいます。
そういった親は、当然、子供の友達関係にも口を出すのです。
「誰々とは遊んでもいいけど、誰々とはだめ」
これでは、豊かな人間関係を作る勉強の邪魔をしているようなもの。
いつもLINEでやり取りしているような仲良し親子。
反抗期のない子供。
子供の為を思って…が口癖の子供想いの親。
一見、微笑ましかったりしますが、
そういった家族だけの狭い世界での「安心感」は、危険性をはらんでいます!
例えば、親子間でのLINEでは、
いじわるされることもないし、気を使う必要もないですよね。
でも実際、社会に出たら、そういうわけにはいきません。
苦手なタイプの人間とも付き合わなければいけないし、
その人との関係によって、気を使う必要も出てきます。
母親が過干渉だと、
子供が他者と自分との距離感を学ぶ機会が得られません!
ちなみに、過干渉と過保護の違いは、こちらが詳しいです。
→ 過保護と過干渉の違いとは?知らないと子供の将来に影響が…
子供に、自分の意思で行動しようとさせないのは、
いつまでも自分の支配下に置いて、自立させないのと同じ…。
育児放棄や虐待をする親を「毒親」と呼びますが、
このように子供を支配するような過干渉な親も、立派な「毒親」ですよね。
子供の自立の機会を奪ってしまうような、過干渉は絶対にNG!
まとめ
子供の自立は、経済的な自立はもちろん、
精神的、社会的に自立も必要です!
子供の頃から、人と協力したり、時には頼りにしながら、
豊かな人間関係を学んで行ってほしいものですよね。