突然ですが、あなたは「過保護」ですか?それとも「過干渉」ですか?
一人娘の母親である私は、子供のやろうとすることに、
つい、あれこれと口や手を出したりします…
正直、「過保護」という言葉には敏感です(;´Д`)
そんな中、最近、「あなた、過保護は良いけど、過干渉はダメ!」と、
実母から言われて…
「えっ?2つは違うものなの?」
と驚きました!
気になったので、調べたみたところ、その違いに唖然(;゚Д゚)!
そこで今回は、過保護と過干渉の違いについてご紹介します!
この違いを知ることで、子供への接し方が変わるきっかけになれば、
嬉しいので、さっそく見ていきましょう!
知っているつもりが知らなかった?!過保護ってこんなこと。
まずは、「過保護」の例を分かりやすくご紹介しますね^^
過保護とは!
- 子供が望んでいることを、やってあげ過ぎること
- 子供が自分でできることでも、親が手を出してやってあげ過ぎること
例)子供がお菓子やおもちゃを欲しがると、
必要以上に買い与え過ぎてしまう。
例)自分で着替えるをできる子供なのに、
親が、着替えを手伝ってしまう。
「あっ!私、やっちゃっている…」
ってこと、あなたにもありますよね(´∀`)
ただ、これは悪いことばかりではなく、たまにやる程度なら、
親子のコミュニケーションとして、良い影響を与えます!
子供が親に甘えたい気分の時に、その気持ちに応えてあげると、
自分は愛されているんだ!と気持ちが満たされ、子供の自信に繋がります!
ただ、度を越してしまうと「過保護」になってしまうので、
バランスに注意しましょう^^
さっきの例からすると、
自分でできるのに、毎日のように着替えを手伝うことは、
「構い過ぎ」「やり過ぎ」=「過保護」となります。
ただし、構い過ぎ・やり過ぎの度合いは、
子供の年齢によって変わってきます。
例えば、赤ちゃんが、誤飲や段差によってケガをしないように、
気を配って、先回りして対策を取るのは当たり前のことですよね。
当然、これは過保護とは言いません。
ただ、子供が小学生ともなると、どうでしょう?
登下校時の事故や事件が心配だからと言って、
毎日、親がくっついて歩いていたら、やり過ぎです(;´Д`)
子供の安全について心配し過ぎることも、過保護になります。
自立心が芽生え始める小学4年生の頃には、
親も手を離し、何事も一歩引いて見守るようにしてあげたいものです!
過保護以上に深刻なものは?それが過干渉!
次に、過保護よりも深刻な過干渉とは何なのか、一緒に見ていきましょう!
過干渉とは!
- 子供が望んでいないこと、嫌がっていることをやり過ぎること
- 子供のやりたいことをやりたいようにやらせないこと
- 子供の行動のほぼ全てを親が管理すること
例)子供が嫌がる塾や習い事を、無理やり長くいつまでも続けさせることなど。
例)遊ぶ友達も親が選ぶ。子供がやることに対して、
「それはいけない」「これはダメ」と一方的に批判するなど。
例)宿題が終わったら、ピアノの練習、その後は塾…などと
子供が息つく暇を与えず、寝るまで指示を出すなど。
そして、子供が自分の思い通りに動けば、
好きなものを買ってあげたりして、ごほうびを与え、
思い通りにならなければ、強く叱ったり、食事を与えないなどの罰を与えます。
程度の差こそあれ問題なのは、自分の価値観だけで、
子供を動かそうとすることが「過干渉」になるのです。
「過保護」が「かまい過ぎ」なら、
「過干渉」は「束縛し過ぎ」と言えますね!
その結果、「過干渉」な親に育てられた子供は、
親の言いなりになっていれば、いい子として褒められ、
言いなりにならなければ、悪い子だから怒られる…
と歪んだ価値観を持ってしまいます(;´Д`)
そして、子供に対して絶対的な親は、
思春期~大人になった子供に対しても、
なんていうことまでしてしまいます((( ;゚Д゚)))
もしも、あなたのお子さんが、ある程度大きくなっているのに、
何かしようとする度に、いちいち親に「○○していい?」と聞く…
なんていう場合は、知らないうちに過干渉になっているかも…
過干渉は、親も子供も本来の自分らしさを無くしてしまうので、
ご注意くださいね。
まとめ
「過保護」と「過干渉」の違いを例を挙げてみましたが、
いかがだったでしょうか?
「過保護」な親は、私って過保護かな?と気にするけど、
「過干渉」な親は、自覚なしにエスカレートしていってしまうのだそうです。
この記事があなたの子育てを振り返るきっかけになったら嬉しいです!
子供も一人の人間です!
子供の意思や気持ちを大切にしつつ、
暖かく見守りながら、たまに手助けするぐらいが、
ちょうどいいのかもしれませんね^^