小さい子供を育てながら、
働くお母さんの悩みの種は尽きませんが、
『子供が病気になった時、仕事をどうするか?』
という問題は、永遠のテーマですよね。
私自身、出産後に受けた会社の面接では、ほぼ100%、
「お子さんが病気の時はどうしますか?」
と聞かれました。
祖父母や頼れる人が、近くにいればいいですが、
実際には、そんなステキな環境はありません(;´д`)
そして、子供が病気をする頻度は、
親の想像のはるか上を行きます・・・。
そこで今回は、子育てしながら働く上で、
避けては通れないこの難題について、乗り切り方をご紹介します!
実際に、私が使っている方法なので、
役に立つ情報もありますが、
同じ悩みのあなたと、一緒に考えたいと思います!
明日出社できない!可能性を考えながら退社する
どんなに気を付けていても、
集団生活を送る子供が、毎日いろんな菌をもらってくるのは不可避。
そして、その度に親が仕事を休まなくてはならないのも、
残念ながら、また避けられないことです。
私は、どんなに子供が体調のいい時でも、
「明日、もし会社に来られなかったらどうなるか?」
を考えながら、退社するようにしています。
- 今日提出することはできないか?
- 誰に頼めば、やってもらえそうか?
- どういうふうに置いておけば分かりやすいか?
など、休むことが決まってから、慌てなくて済むように、
作戦を立てるのです!
子供の病気で、仕事を休まなくてはならないことは、
お互い様とはいうものの、確実に誰かに、しわ寄せがいきます((((;゚Д゚))))
申し訳ないという気持ちは持ちつつ、
ただ謝るだけでなく、誰かにかかる負担がどうすれば最小限で済むかを、
常に考えておくのも、ワーキングマザーの生きる知恵だと思います。
パパとママの有休の残日数を照らし合わせる!
会社の人にかかる迷惑を減らす方法は、他にもあります!
それが、旦那さんの協力です。
正社員のパパ!契約社員のママ!という夫婦の場合、
付与されるパパの有給休暇の日数が、ママの倍以上!!
なんてことはよくあります。
なのに、子供の病気の時、
「仕事を休む係」がいつもママになっていませんか?
もし、たまにはパパにも休んでほしいなと思うお母さんが居たら、
「有給休暇の残日数」を持ち出すことをおすすめします。
「仕事が忙しくて休めない」とか、
「子供が熱で・・・」と言い出しづらい職場とか、
というパパもいるかとは思いますが、
1回体調を崩すと、2日3日は引きずるもの。
1日目はママで、2日目はパパが休むとか、
急なお迎えはママで、翌日の通院はパパ、
と分担するのもひとつの手です!
日頃から、旦那さんと子育てについて、
しっかりと、話し合いしましょう!
休まないで済むためのセーフティネットを日頃から張っておく
子供が病気でも、一定の条件下で預かってくれる制度として、
- 病児保育
- 病後児保育
- ファミリーサポートセンター
といったものがあります。
そして、公的なものでなくても、
おじいちゃんおばあちゃんに始まり、
人によっては、
「なんかあったら預かるわよ!」
と言ってくれる、
有難く心強いママ友がいるかもしれません。
上記のいずれも、
定員が少なかったり、急すぎて対応してもらえなかったり、
実際に必要な時に預かってもらえるかは、はっきり言って疑問符。
でも、一社会人として、
仕事を休まずに済むためのセーフティネットは、
ひとつでも多く、持っておくにこしたことはありません!
(どんなにユルユル(笑)の網だったとしても)
冒頭の面接の話ですが、
「お子さんが病気の時、どうしますか?」と聞かれて、
「他に見る人がいないので休みます」と即答されたら、
採用する側も二の足を踏まざるを得ません。
それを、例えば、
- 仕事と職場の状況に照らして、
場合によっては夫に休んでもらえないか相談します! - 地域の病後児保育室とファミリーサポートに、
登録しているので、そちらに当たってみます! - それでもだめだった時は、大変ご迷惑をおかけしますが、
お休みを頂くときもあるかもしれません!
ここまで言われればどうでしょう?
結果として休むことになっても、
「休まないで済む方法がないか最善を尽くした!」
という説明ができれば、
受け止める側の気持ちは違うはずです。
最後に
最近では、子育てしながら、
働くことを当たり前にしていきたい、
世の中の流れがあります。
しかし、現実は、
「病気ひとつで、ここまでしないといけないのか・・・」
という気もしますが、
うまく世渡りしていくためと割り切り、
休み明けの仕事に精を出しましょう!
そして将来的に、
「私も昔は大変だったわ、どうぞどうぞ!」
と涼しい顔で言ってあげられる素敵なおばさまになることで、
今受けている恩を返すんだ!と思って頑張りましょう^^