「痛くて辛い口内炎…いったいなぜ出来るの?」
子供がなんだか機嫌が悪くてご飯を食べようとしない…
そんな時は、子供のお口の中をちょっと見てみてください。
あの痛そうなデキモノ、そう口内炎ができてませんか?
子供にとって口内炎の痛みは辛いもの、
機嫌が悪くなるのも仕方ないですよね(; ・`д・´)
ただ、少しでも早く治して楽にしてあげたいと思うのが親心。
子供を痛みから解放する方法を知るためには、まずは原因を知らないと、
何度も同じことを繰り返す可能性が高いです!
そこで今回は、子供の口内炎の原因と対処法をご紹介します!
その原因を理解してなるべく早く痛みから開放して上げましょう(´∀`)
どうして口内炎はできるの?!その原因とは?
口内炎の原因として、「ビタミン不足」って良く聞きますよね。
確かにそれは間違いではないのですが、ビタミン不足だけでなく、
それ以外にも口内炎が出来てしまう要因は、いくつかあります!
詳しく見ていきましょう。
小さな傷からできる口内炎
転んだりぶつけたりして、口内に傷が出来ると、
そこから細菌が侵入して、口内炎になる場合があります。
小さい子供は、何でもかんでも口に入れてしまいます(;´Д`)
固いものや尖っているのを入れて、それで傷になり、
そこから口内炎っていうのが、意外に多いです。
また、歯磨きの時に歯ブラシが当たって、
傷ついてしまうこともあるので注意しましょう。
免疫力の低下による口内炎
偏った食生活や、風邪などで免疫力が低下した時に、
口内炎が出来る事があります。
この場合が「ビタミン不足」と言われる所以なのかもしれませんね。
ウイルス感染による口内炎
子供の口内炎の原因で1番多いのが、このウイルス感染によるもの!
免疫力の弱い子供は、ウイルス性により口内炎を発症することがあります。
この場合は他の口内炎に比べて数が多く、喉の痛みや発熱を伴うので、
子供にとっては、とても辛い症状になります( ノД`)
口内炎を発症するウイルス!
- ヘルパンギーナ
- 手足口病
乳幼児がかかりやすく、急激な熱の上昇と共に、喉に小さな口内炎がたくさん出来ます。
熱は3~4日ほどで落ち着きますが、口内炎が消えるのは1週間くらいかかり、喉の痛みが強く、食事や水分の摂取を嫌がる場合があります。
上手に痛み止めを使って、痛みの落ち着いている間に食事や水分摂取ができるようにしてあげると良いでしょう。
乳幼児に多い感染症ですが、大人でもかかります。
発熱と共に口内にたくさんの口内炎ができ、手のひらや足の裏などに水泡を伴う発疹が出現します。
手足の発疹に痛みはありませんが、口内炎には痛みがあり食事がとれないことも。ヘルパンギーナ同様、痛み止めを上手に使ってあげましょう。
ウイルス感染による口内炎は、強い痛みとともに発熱があります。
痛みによる食事や水分摂取ができないとか、
発熱がで失われた栄養や水分を補給することが出来ずに、
脱水症状を起こしてしまうこともあるので注意してくださいね。
自宅で出来る口内炎ケアはあるの?
ここでご紹介するのは、口内炎ができた時の、
口内炎を治す方法ではなく、子供自体をケアする方法です。
まずは、自宅では食事と水分の摂取量に気を付けてください。
口内炎になると、痛みのせいで、
食事や水分がとれなくなってしまう場合が多いです。
痛み止めを上手に使うと共に、
食事の内容や水分の摂り方に注意してあげましょう。
食事はおかゆやそうめん、うどんなどエネルギー源となり、
喉越しの良いものを少量ずつ、数回に分けて食べさせてください。
固いものや塩気、酸味など刺激の強いものはNG!
ちなみに、はちみつは抗炎症作用があるので、
口内炎に直接塗ってあげると良いですよ!(1歳未満児には使用しないで下さい。)
さらに、梅干しにも、殺菌効果があるのでおかゆに混ぜてあげたり、
冷たいものは麻酔効果があるので、アイスクリームなどもおすすめです。
また、ウイルスは乾燥地帯が大好き(;´Д`)
口内が乾燥していると細菌が繁殖し、口内炎が悪化してしまいます。
最悪、食事がとれなくても、水分はこまめに与えてくださいね。
まとめ
小さいお子さんは、口内炎による痛みを言葉で訴える事が難しく、
口も小さいので、なかなか口内炎に気付けない場合もあると思います。
なにが飲み込む時に顔を歪めたり、ヨダレの量が多いなど、
普段と違う行動が見られたら、口内炎が原因かもしれません。
子供の状態にいち早く気づき、適切なケアをしてあげましょう。