生まれたばかりの可愛い我が子・・・
じっくり観察していたその時、左右の耳の形が違う!?
と不安に思ってしまったあなた!
どのように違っていますか?
私の子どもも、耳の形のことで悩んでいました(-_-;)
このまま治らないのではないか?と、不安になったり、
成長と共に治るのでないかと希望を持ったり…
悩んだ末に、もう少し成長してから考えようと言う結論に!
実はこれが大間違い!あとで死ぬほど後悔することになるとは、
全くおもっていませんでした…。
そこで今回は、赤ちゃんの耳の形が左右違うことで悩んでいるあなたに、
私のように後になって、早めに行動していればと後悔をしない為に、
私が経験した事を踏まえ紹介していこうと思います。
生後すぐの耳の形の違いは向き癖?成長と共に治る?!
赤ちゃんの耳の形を見て
- 片方だけ耳が尖っている
- 片方だけ小さい
- 向き癖のせいで耳が折れている
など、形に違和感を持たれる人は多いと思います。
元々、生まれたての赤ちゃんの耳は柔らかいため、
お腹にいた時の姿勢や眠る向きや産道を通る時などによって、
左右の形に違いが出る事は、多いのです。
しかし、成長と共にちゃんと治ることがほとんど。
そもそも、きれいに対照的なお耳を持っている赤ちゃんの方が少ないと思いますよ!
ちなみに大人も同じで、あなたの耳をよく観察してみてください!
左右の形が、少し異なっていませんか?
人それぞれ個性があるように、人が持つ部位にも個性があります。
そして、耳以外にも目や手、足などもきれいに対称的なことは少ないです。
「じゃぁ、違うのが普通で成長すれば治る!」
と、安心するのは、ちょっと待ってください!
実は私もこのような内容をネットで見て、安心してしまい、
子どもの治療を遅らせてしまったのです…。
その反省も踏まえて、次の章で詳しくご紹介しますね。
おかしいと思ったら即行動!!
少しでも変だな?と思ったら、我が子のためにすぐに行動!
それが絶対に良いです!
ネットで検索し、自己診断で安心するのは本当に良くありません!
私の子どものように後になって、手術が必要な病気だと、
分かっても遅いのです(-_-;)
じつは、私の子どもの耳は、「埋没耳」という病気でした。
この病気は、月齢が早ければ早いほど治療がスムーズに行え、完治もできるのです。
しかし、治療開始が遅ければ遅いほど治療内容も限られ、リスクも出てきます(;´Д`)
おかしいな。変だな。不安だな。と、思ったらまずは、
「小児外科」の先生に診察を受けることをお勧めします。
ちなみに、「小児科」の先生だとこう言われてしまうかもしれません。
「成長と共に皮膚も骨もしっかりしてくるので治ると思う、様子をみましょう」
と。もちろんしっかり診察してくれた上で、ですが、
やはりしっかり的確に答えをもらえるのは骨格や形成の専門である、外科の先生。
ただ、小児外科は結構専門的なので、お近くにない場合は「形成外科」でも十分大丈夫!
私も、子どもの病名を聞かされたのは、市民病院の形成外科。
実はその前に小児科で耳の診察を受けたのですが、
先ほども話した通り「成長と共に治ると思う」と曖昧に診察をされ、
その後自力で形成外科へたどり着きました。
そして、あの埋没耳と診断されてから、なんと半年で完治!
その事を踏まえ、私と子どもの埋没耳の完治までの
道のりを紹介したいと思います。
子どもの耳の形がおかしい!埋没耳の治療~完治までの体験談
娘の耳の形に気付いたのは、産後初めての授乳の時でした。
右耳を見ると、軟骨が潰れており形もなく、しかも頭部側面に埋もれている状態。
不安になり、入院中に小児科の先生へ診察をお願いしたところ、
「新生児は、まだ骨格が柔らかいからね。
成長と同時に骨もしっかりすると治ると思うよ?もう少し待ってみて」
との診断。
私も言われるがまま、2ヶ月間は娘の耳が治るものだと思い放置していたのです。
それでも、やはり赤ちゃんを見るたびに不安に思う日々。
ふと、ネットで調べてみたところ
「成長するうちに治っていく」の文字が多い中、同時に気になる病名も発見したのです。
それが、「埋没耳」
別名「袋耳」とも呼ばれていて、耳上部が側頭部に埋もれている状態で、
軟骨部分も折れ曲がって変形していますが、つまんで引っ張ると出てきますが、
離すと戻ってしまいます。
片耳の場合も、両耳の場合もあります。
1000人に2、3人の割合で発症する筋肉の疾患です。
調べれば調べるほど、赤ちゃんの症状に似ていたことから更に不安は大きくなり、
ここから私と娘の完治までの道のりが始まります。
- 市民病院の形成外科へ行く
- 大学病院の先生の診察を受ける
- 矯正器具「外装プロテーゼ」の先生との出会い
- 診察、矯正器具の作成、通院治療、そして完治!
そこで初めて、「埋没耳」であることを診断されました。
治療するにあたり、埋没耳に詳しい先生が某大学病院にいるとのことで、
紹介をしていただき、早速診察を受けに行きました。
まず、最初に言われたのは、
「もっと早くに治療を受ければ、すぐに治っていたのに」でした。
診察を受けたのが生後3ヶ月。
その前にとは、生まれてすぐならば、矯正器具を耳につけるだけで、
すぐに完治できたかもしれない。と、いうことでした。
そして、もう手術しかきれいに治す道はないと診断を受けたのです。
手術となると3歳になるまでは何も出来ないと言われ、
子どもの体にメスが入るのかと途方に暮れる日々…。
何もしないより他に手段はないのか、もう一度調べてみようと行動することに。
そんな中、埋没耳の矯正器具を作ってくれる先生がいることを知り、
急ぎ電話をして診察の予約を取り付けました。
それが、外装プロテーゼの大久保先生でした。
東京都板橋で矯正器具などを製作してくれる、
全国でも少数しかいない先生なのです。
診察を受け、耳の型を取り、数日後に器具の装着を始めました。
最初は、根気よく短い間で通院をしなくてはなりません。
それと同時に、器具が外れるたびに取り付ける毎日。
大変でしたが、娘の耳が器具によって正常になるのを見るのは、本当にうれしくなりました。
正直、保険外ということもあり、全額負担のため片耳で10万円近くはかかります。
それでも、大きくなってから怖い思いをさせてまで手術を行うよりは、
絶対に良かったと思っています。
子どもの耳は、先生も驚くスピードで完治しました。
なんと、始めてから3ヶ月で治ってしまったのです。プラス最後の仕上げで3ヶ月。
合計で半年という通院治療により、
折れ曲がって埋もれていた耳が正常な耳の形となりました!
まとめ
小さな悩みかなと思っていても、
診察を受けたら大きな病気が見つかることもあります。
まずはお子さんの将来を考えてください!
この耳で不自由しないかな?後悔しないかな?
一番の安心は、診察を受けて十分な診断結果をもらえること。
何もなければ万々歳!
病名が分かれば、完治までの希望が見えてくるのです。
まだ歩けない我が子のために、歩いてあげるのは親である私たちです。
もちろん治療ともなると根気はいりますが、何もしないよりは断然良かったと思えますよ!