子育ての悩みって本当に尽きないですよね。
一つクリアすればまた次の課題が出てきたりで、
新米ママはその度に右往左往したり…。
なかでもママの多くが直面するのが、赤ちゃんの身長体重が増えないという問題。
我が家でも、子供は元々身体が小さかった上に、横這い状態が続いて、
成長曲線からはみ出してしまったことがあります(;´Д`)
周りの子に比べて一回り小さいこともあり、その時期はとっても悩みました。
今回は、その時の経験を元に、同じような悩みのあなたの気持ちが、
少しでも軽くなるように、赤ちゃんの身長体重についてご紹介します!
実は、ほとんどの赤ちゃんに横這いの時期があります!
1歳頃までは、授乳量との兼ね合いもあり、
毎月の成長具合をチェックしているママも多いと思います。
成長曲線と照らし合わせて、横這い状態が何ヶ月か続くと心配になることも…。
でも、この成長曲線というのは、あくまでも「平均値」。
同月齢の子の、約94パーセントの平均値をグラフ化したものです。
なので、グラフ上では緩やかな曲線を描いていますが、
赤ちゃんみんなが、曲線に沿うように成長するという訳ではないんです。
特に生後6ヶ月以降は、動きも活発になる分体重が増えにくく、
横這い状態というケースはよくあります。
それにこの時期、一時的に身長と体重の伸び率が違うということも珍しくありません。
実際には、半年、一年ペースで見て伸び方がアンバランスでなければ、
それほど気にすることではないです。
身長、体重以外でも、身体全体が急成長している時期なので、
多少それぞれの伸びるタイミングがちがっても、見守っていてあげましょう。
身長と体重のバランスが大事
身長が伸びないことで、「低身長症」などの病気を、
心配するママさんもいるかもしれません。
ただ、成長曲線ギリギリでも、グラフ化してみて、
その子なりに身長も体重も両方成長しているようであれば、病気の可能性は薄いです。
体重に関しては、先の章と重複しますが、一時的な横這い状態や、
少し目減りしたりすることは、案外多くの赤ちゃんに見られること。
半年一年単位で、小さいなりに身長と体重が緩やかに増加していれば、問題はありません。
身長と体重のバランスが同じようなら、
「乳幼児期は小柄ちゃんで行くのかな」
くらいで構えていて大丈夫です(*^_^*)
グンと成長する時期は、意外と個人差があります。
- 「年長さんでグンと伸びた!」
- 「思春期で急に大きくなった!」
- 「ずっと小柄だったのに高校大学頃になってから伸びた!」
など本当にその子それぞれです。
男の子の場合は、体格が大きいに越したことはないので、
小柄だと気になるのも仕方のないこと。
でも、このように後々伸びて、周りに追いつくこともあるので、
あまり気を揉まずにいきたいですね。
では、まれに見られる「低身長症」とはどのようなものでしょうか。
最後に少し触れておきたいと思います。
低身長症の基準や治療について
低身長症の基準は、年齢に応じた平均身長との差で定められています。
平均身長偏差値(SD)が−2.0以下、もしくは2年間の成長速度が−1.5以下の場合に、
その可能性があるとのこと。
ただ、乳幼児の場合は、仮に2.0以下であっても、
成長曲線とおおむね平行して成長していれば、問題ないともされています。
SDの値を調べるには、低身長症について書かれたサイトで、
生年月日や身長、体重を入力するだけで、簡単に調べることが出来ますよ。
もしも、チキンと調べたい場合は、
実際に小児科できちん診てもらえるのは、3〜4歳からになります。
仮に低身長症と診断された場合は、早ければ早い程、効果が得られます。
もし、お子さんの成長具合に何となく不安を感じていたり、
健診の際に指摘があった場合は、3歳以降のなるべく早い時期に、
小児科で診てもらった方がいいかもしれませんね。
治療費に関しては、低身長が病気によるものと認められ、
一定の条件を満たせば、「小児慢性特定疾患治療研究事業」による助成を受けられます。
(所得に応じた自己負担額あり。)
「乳幼児(こども)医療費助成制度」の利用が可能な自治体もあります。
低身長症の治療自体は、かなり高額なものになるので、
お子さんの症状と負担額を考慮しながら、進めていくことになります。
低身長と言われるのは、100人中2〜3人ほど。
また病気を疑い外来受診する中でも、
実際に何らかの異常が見られるのは、10〜20%と言います。
これらを踏まえて、お子さんの成長を見守っていきましょう。
まとめ
ちなみに、あと数ヶ月で3歳を迎える我が家の子供は、現在86cmの11㎏。
ずっと成長曲線の下ラインスレスレで成長中です。
子供の成長は、大きくても小さくても、気になるのが親ですよね。
乳幼児期の成長に一番必要なのは、やっぱり栄養とも言います。
小柄だったり、伸びにくい子には、少食な子も多いですが、
なるべくバランスの取れた食事を摂ってもらえるよう、心掛けたいですよね。