子育て中のあなたにとって、子供のケガは悩みの種。


動きが激しくなった赤ちゃんにとっては、家の中でさえ、危険でいっぱい。

つかまり立ちやヨチヨチ歩きが始まると、もう目が離ませんね…。


ちょっと目を離したすきに、
ドーン!ワァーーーーン。゚(゚´Д`゚)゚。

ひっくり返って頭を強打!なんてことは日常茶飯事ですが、
やっぱり、頭を強く打つと心配ですよね。

そこで今回は、赤ちゃんが頭を打った時の心構えや正しい対処法、
何科を受診するのか
について、ご紹介します!



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まずは打った直後の様子を観察!

頭を打った直後の観察は、病院が必要かどうかを判断するのに大切!

  • 泣かずにボーッとしている
  • 声かけにも応じない
  • 泣いた後もずっとグスグス機嫌が悪い
  • 嘔吐を繰り返す
  • タンコブが固くなく、ブヨブヨしている



など明らかにいつもと違う様子であれば、大変危険です。

「嘔吐を繰り返す」「痙攣を起こす」「顔色が悪い」などは、
脳内での出血や脳震盪を起こした場合に見られる症状。

「タンコブがブヨブヨとした柔らかいもの」というのも、
炎症が外ではなく、脳内に広がっている可能性がある症状です。

迷わずに、脳外科を受診しましょう!


頭を打った赤ちゃん

直後に症状がない場合の対処法は?

赤ちゃんが頭を打ったとしても、分かりやすく危険なケースは稀で、
特に症状のないことがほとんど。

そして、病院を受診するべきなのか?
と、あなたが迷うのも症状ができない場合だと思います。


まず、心配な打ち方をした場合、ギャン泣きしたりタンコブができても、
いつもと変わらない様子なら、緊急性は薄いものがほとんどです。

しかし、大丈夫と油断することなく
様子に変化がないか、打撲箇所の腫れが悪化していないかなど、
48時間は、注意する必要があります。
(患部はよく冷やしてあげましょう。)


他の怪我と違い、脳の厄介なところは、すぐには何もなくても、
時間が経ってから症状が現れる可能性があるところ。

これは、打ち方によって、出血のスピードに違いがあるためです。

症状となって現れるには、ある程度出血が進んでからなので、
ゆっくりと少しずつ出血が進んだ場合には、時間が経ってから現れます

特に、乳幼児の場合は、1〜2ヶ月後に出てくることもあるので、
何もなさそうでも、気になる時は、打った日時をメモしておくといいですね。

日時を控えておけば、病院で診てもらう時も的確に診断してもらえます。


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病院にはいつ行けばいいの?

症状は特に出ておらず、病院にいくべきか迷う時も多いと思いますが、
心配な場合はやっぱり受診するのが一番です。


「どの程度の打ち方だったら大丈夫なのか?」

「どれくらいの高さからなら落ちても大丈夫なのか?」

など、知りたいところですが、
残念ながら、明確な基準はありません


と言うもの、落ちた赤ちゃんや状況によって、
受けるダメージは違ってきます。

そこで、大切になってくるのが、「あなたが気になるかどうか!

いつも一緒にいるあなただからこそ、その勘は大切!

なんとなく気になる時は迷わず受診しましょう。


頭を打った赤ちゃん

重篤なケースは数%

実際には、子供が頭を打って救急搬送された場合でも、
本当に重篤なケースは数%と言われています。

90%以上の子供は、事なきを得て帰されています。


外来受診をしたケースも含めると、本当に稀なことだと思ってもらえると思います。

なので最悪なケースを頭に置くことは大事ですが、
これを踏まえて、落ち着いて行動しましょう。

一番怖いのは、時間が経って万一何かしらの症状があった場合に、
親が安易に考えていて、それを見落としてしまうことです。

そうならないためにも、大丈夫だということを前提に、
もしもの時に備えておくことが大切ですね。


まとめ

以上、赤ちゃんが頭を打った際の心構えや対処の仕方をまとめました。

子供は大人に比べて、身体に対する頭の比重が高い為、
どうしても転倒や転落をした場合に、頭を打ちやすくなります。


我が家でも子供が1歳前後の時は、毎日のようにどこかに頭をぶつけていて、
その都度こちらはヒヤッとしていましたが、ありがたいことに問題なく成長しています。

事故防止グッズも、今は100円均一でも沢山売られているので、
上手く活用しながら、危ない時期をやり過ごしていきましょう。


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