「昨夜も、寝ている子どもに顔を蹴られた・・・」
「朝、目覚めて横を見ると、子どもはいつも頭と足が真反対に・・・」
子供ってどうして、こんなに寝相が悪いのでしょうか(^_^;)
ゴロゴロ転がる子どもの寝姿を見て、
「日々の生活のなかで、ストレスがたまっているからかしら?」
なんて、あなたは心配になっていませんか?
子供の寝相の悪さには、いくつかの理由がありますが、
この理由がわかると、むしろ、寝相の悪い子は「ちゃんと成長している元気な子!」
と、安心できますよ(*゚▽゚*)
そこで今回は、子供が寝相の悪い原因についてご紹介します!
それでは、さっそく見てみましょう!
眠りのサイクルが寝相の悪さの原因?
人間の睡眠は、浅い眠り(=レム睡眠:体は休んでいるけど、脳は活発に動いている状態。この状態の時に夢を見ます。)と、深い眠り(=ノンレム睡眠:脳も体も休んでいる熟睡状態)が交互に繰り返されます。
この浅い眠りの時間が、大人のものと比べると、子供の方が長いのです。
浅い眠りの時は、脳が動いているので寝返りが起こりやすく、
当然、寝返りの回数が多くなり、寝ている位置もずれていきますね^^
また、子供は寝ている間に、日々体験したことを思い出して、
脳に覚えさせようとします。
小さい子ほど、見るものやることも初めてづくしの毎日。
寝ている間にも手足を動かして、
「これは覚えないといけない!」
と頑張っているのかも知れませんね(*´▽`*)
成長ホルモンが寝相の悪さの原因?
子供が睡眠中に多く出される成長ホルモン。
この成長ホルモンは、熟睡状態になった時に分泌されると言われています。
成長ホルモンが分泌されている間は、体の表面がとても暑く感じる為、
少しでも涼しいところへ、ゴロゴロ転がったり、布団を蹴飛ばしたりヽ(´Д`;)ノ
肌寒い時期でも、毛布など何も着ていない状態で眠っている時は、
成長ホルモンがたくさん出て、体が大きくなっている証拠ですよ~!
脳と体を同時に休めるリラックスタイム!
睡眠は、一日の疲れを取る大事な時間。
子供は、「どうしてそんなに元気なの?」というくらい、
毎日思いきり体を使って遊んでいますね^^
実は、体の筋肉を十分にほぐすために、寝返りは必要なのです。
そして、日々成長している骨を、矯正する働きもあります。
寝返りは、大人も常にうっていますが、子供の方が、熟睡度が高いので、
ゆっくり脳と体を休めている睡眠中は、体のコントロールも不可能に・・・。
昨日のお子さんの様子を、思い出してみてください^^
いろいろなことを体験して、たくさん考え、元気いっぱい遊んでいたのでは?
その為に子供は、しっかりと脳と体を休める眠りについて、その結果、
あなたの体に足を乗せても、部屋の隅っこに転がっても気づかない寝相に(^_^;)
矯正の必要は・・・ありません!
兄弟で折り重なって眠っていても、あなたの背中にぐりぐりと頭を押し付けても、
子供がぐっすり眠っているのならば、心配したり、無理に姿勢を正す必要はないです^^
脳も体も、すくすくと育っているからこそ、大胆な寝姿になるのですね。
それにしても、観察してみると、面白い!
朝にはだいたい同じ姿勢で眠っていたり、部屋の隅で眠っていたり、
なぜか兄弟で同じ格好をして眠っていたり。。。
写真に残して、いつか大きくなったら一緒に見返すと楽しいかも♪