日々の生活の中で、子供を叱らないといけない場面が必ずあります。
例えば、遊びに行く途中、急に道路に飛び出したり、
お友達がおもちゃを貸してくれないので、思わず叩いたり・・・。
同じ叱るにしても、子供の成長につながるようにしたいのですが、
思わず大きな声で怒鳴ってしまい、後で自己嫌悪(ーー;)
叱ることは、子供とのコミュニケーションのひとつ!
そこで今回は、子供に心が届くような叱る方法について、
一緒に考えていきましょう!
怒鳴らずに叱る!
叱り方のもっと大切なことが、
「冷静に子供の事を思って叱る!」
「どうしてそんなことを言ったりしたりするのだろう?」
「前も注意したのにわかっていないのだろうか?」
と、つい感情的になりますが、やはり、大声を出して怒鳴ってはよくありません。
あなたは、怒りの感情をぶつけてしまったことを後悔しますし、
子供は、怒られた恐怖だけで何を注意されたかは覚えていない・・・
そして、また同じことを繰り返して、また怒られる悪循環になりますね。
感情的にならずに、理性的に叱ることは、誰もがわかってますが、
なかなかできない一番難しいポイント(´Д`;)
じつは、感情的にならずに叱るためのコツがあります。
そのコツとは、すぐに叱らないで、まずは深呼吸をしてください。
いったん別室に行って、一人になるのもアリです。
これだけで、かなりの確率で感情を抑えられます。
しかし、それでも感情が抑えられないときは・・・
膝をついて子供と同じ目線になり、子供の両手を握ってみること
大人の目の高さから子供を見下ろす形だと、
どうしても威圧的になってしまいます。
そして、子供の小さな柔らかい手を握ってみると、
少し感情的な怒りが和らぐような気がしますよ^^
こちらの動画は、子育てのプロである幼稚園の先生の叱り方です。
こんな叱り方をマスターしたいですね↓
二人きりで叱る!
子供を叱る時に、夫婦で一緒に叱っていませんか?
じつは、お父さんとお母さん同時に叱るのは、
あまり良くありません。
子供の逃げ場がなくなり、納得どころではなく、
ただただ、恐怖と不安が・・・・
どちらかが叱るときには、もう片方は黙って見守るようにしましょう!
また、お友だちがたくさんいるような場所で叱る場合は、
大勢の前で注意することは避けてくださいね。
みんながいることから離れて、二人で話ができるところへ移動してから、
叱るなり話をしましょう。
ちなみに、家の中で兄弟がいる場合も同じです。
子供にも自尊心があり、叱られるところを、兄弟には見られたくありません。
なるべく、二人きりで話した方が良いですね^^
なるべく短く話す!
叱る前には、どうして叱られることをしてしまったのかを尋ねてみます。
一方的にではなく、子供の言い分も聞いてあげる姿勢が大切!
なぜ?と問いかけるて考えさせることで、
もう一度、自分のしたことを振り返るきっかけにもなります。
ただし、小さな子供の場合、理由をうまく言えないことも多いので、
その場合はあまり問い詰めず、あなたが話を進めてあげてください。
そして、叱っているわけを、「~したことは、~という理由で、よくないよ。」と、
できるだけ短く話してあげることが重要です。
話を長くしてしまうと、一番肝心な「なぜ叱られていたか」
を、忘れてしまう可能性があります。
ちなみに、
「そういえば、これも前に言われたのにできてない」
と、別なことを持ち出すのも効果はありません。
自分はだめなんだ・・・
と自己肯定感が下がるだけなので、注意してくださいね。
叱ったあとには・・・
悪いところを指摘されると、大人も落ち込みます。
子供も同じように、
「まだ怒っているのだろうか?お母さんに嫌われてはいないだろうか?」
と気になっているはずです。
反省はしてほしいですが、いつまでも落ち込んだり、
大人の顔色をうかがうようになってほしくはありません。
いつも通りにニコニコは難しいかもですが、
普段より少しだけ、言葉を多くかけてあげましょう。
それだけでも、子供は安心します。
もちろん、叱られたことを反省して、
直したときは、大げさに褒めてあげましょう(*´▽`*)
子供と一緒に変わる!
叱られたのに、すぐ忘れてしまう・・・。
だめだと言われたことをついまた、やってしまう・・・。
これは子供に限らず、大人も同じです。
怒鳴ってはよくないのに、「またやったの!だめじゃないの!」
といきなり叱りつけては自己嫌悪。
子供の寝顔を見ては反省する毎日・・・
しかし、あなたも人間ですから、感情的になってしまうのも仕方がありません。
自分の可愛い子供だからそうなってしまうのです。
ただ、感情的に怒ってしまうばかりでは、
子供をいい方向へ導けない、親子の関係もうまくいかない・・・
何より、あなた自身もツライですよね。
いきなり感情的に叱ることをゼロにできません。
まずは、10回のうち1回怒鳴らないことを目標にして、
出来るようになれば、2回3回と徐々に増やして行きましょう!
あなたが少し変われば、子供も変わりますよ!
子育て一緒に頑張りましょう^^