あなたの周りには、双子ちゃんはいますか?
珍しいと思われている双子ですが、
あなたも、いつ妊娠するのかわかりませんよ^^
実は、私は、はじめて授かったのが、一卵性双生児でした!!
当時は、親族や友人知人どこにも双子はいなかったので、相当な衝撃!
この記事を読んでくれているという事は、
あなたも双子ちゃんを授かったがどんなリスクがあるのか、
周りに相談できる人がいない状態ですか?
まず、あなたに知って頂きたいのは、双子の妊娠というものが
本当に本当に大変な事だという事・・・。
ママの身体に影響を及ぼすのはもちろん、お腹の中の赤ちゃんが
一緒に無事に産まれてくるまで、様々な困難が続きます(´Д`;)
ここでは、双子を妊娠した際のリスクについて、
私の経験談も交えてご紹介しますね!
双子ママは心身ともにたいへんツライ!!
ツライことは、色々ありますが、私が経験して、
特にツラかったのが、この2つ・・・
- 悪阻(つわり)
- 精神的なストレス
- 2人同時にお腹で育つ&出産出来るだろうか?
- 1人でも大変なのに、2人同時に育てられるだろうか?
- 経済面で大丈夫だろうか?
- 双子に障害が出たら、どうやって育てたらよいのか?
妊婦さんを悩ませるつわり。
それは、双子ママも同様です・・・
いえ、むしろホルモンバランスの関係で、
単胎妊娠以上にツラく長いつわりになることがが多いです(((゜Д゜;)))
つわりについては、こちらで詳しく説明しています。
→双子の妊娠はつわりが酷いってホント?
双子ちゃんを妊娠しているからこその、悩みもあります。
例えば、こんな事で考え込んでしまいます。
ストレスは、つわりを重くする原因にもなります。
1人で悩まず、家族や友人に相談して、少しずつ解決しましょう。
これらは、自分の中で大変なことですが、
他にも、大変なことがあるので、引き続き説明しますね。
病院の選択肢がなくなる!?
双子の場合、一人妊娠に比べて出産が早い傾向にあり、
35週前後で産まれることが多いです。
そして、そのほとんどが低出生体重児になるために、
産後すぐにNICUに入院する事になります。
37週未満で産まれてくる新生児は、正産期の出産ではない為、
発達上で何らかの障害が出る可能性も・・・
何かとリスクがある双子ママの場合、個人経営の産婦人科病院から
「設備が整った総合病院に行ってください」
と言われて、転院を勧められるケースがあります。
しかし、NICU等の設備が整った総合病院で出産する事が、
あなたにも双子の赤ちゃんにも、一番安心できる選択だと、
総合病院で双子を出産した私は思います^^
合併症に要注意!!
双子妊娠で、最も気をつけたいのが様々な合併症。
双子妊娠自体が「異常妊娠」と言われ、ハイリスク妊娠となります。
特に、下記の合併症に注意してください。
貧血
単胎に比べると、発生頻度は約2倍!
妊娠中は、ママの身体を流れる血液量が増える為、
血液が薄くなり、貧血になりやすくなります。
特に、双子の場合、2倍の血液量が必要ですから、母体から
どんどん鉄分が吸収されて、貧血がひどくなる場合が多いですね。
ちなみに、私はサプリメントで栄養補給しました^^
色々試しましたが、これが一番おすすめです!
→ベルタ酵素公式ショップ
決めては、他のサプリに比べて鉄分の多さ!
そして、妊娠中に必要な栄養素が気軽に摂れることでした。
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)
単胎に比べると、発生率は6倍以上(;゚Д゚)!
つわりが終わったから♪と食べ過ぎると、
あっと言う間に体重が増加して、妊娠高血圧症候群の原因に・・・
高血圧、蛋白尿、浮腫(むくみ)が主な症状です。
進行すると、心不全、腎障害、肝障害を起こしやすくなります。
また、子宮から胎盤への血流も悪くなる為、
胎児への栄養や酸素が不十分になり、発育が遅れる可能性も・・・
切迫早産&早産
最も注意したい合併症が、切迫早産!
本来なら1人が入るはずの子宮に、2人も入っているので、
子宮は伸びて、緊張性も高まりやすいです。
この為、早いうちから陣痛が起こり、早産の原因となります。
また、双子ママは、切迫早産になる可能性が高く、
出産前に管理入院をする妊婦さんが多いです。
ちなみに、私も切迫早産で入院。
24時間張り止めの点滴を打ったり、ベッドとトイレ以外はベッドから動けない、
絶対安静を強いられる事も・・・
大変でしたが、少しでも長い間、
お腹の中に赤ちゃん達をとどめる為、頑張りました^^
双胎間輸血症候群(TTTS)
一卵性双生児(一絨毛膜双胎)に起こるトラブルです。
通常は、1つの胎盤を2人で共有していて、それぞれの赤ちゃんに、
胎盤から栄養がバランス良く供給されます。
ところが、何らかの原因で、そのバランスが崩れて、
血液の供給量に差が出てしまうと、「双胎間輸血症候群」を発症します。
そして、下記のような症状が生じます。
- 供血側の胎児⇒高血圧・羊水過少症・子宮内発育遅延等
- 受血側の胎児⇒低血圧・心不全・胎児水腫・羊水過多症等
この状態が長期化すると、両児に体重差が生じて、
そ重症化すると、胎内死亡や新生児死亡の原因になります。
はっきりとした原因は、まだ分からない病気ですが、
発症した週数が早いほど、重症化しやすいと言われています。
まとめ
何だか、怖い事をたくさん書いたので、
「双子妊娠って怖い・・・」
と思ったんではないでしょうか(笑)
双子を妊娠して出産する!という事は、
それなりの覚悟が必要!
どんなに怖くても、そして辛くても、お腹に宿った双子の赤ちゃんを
大切に守って育てていくのは、あなたです。
双子妊娠が発覚した際、きっと産婦人科の医師からは、
ハイリスクを延々と説明されるでしょう。
(私は30分間それを聞かされて、泣いて帰ってきました。)
でも、それでも負けずに、無事に出産出来た時は、
喜びは2倍、いやそれ以上です(*´▽`*)
世界中の双子ママさんを心から応援しています。