妊娠初期は、熱っぽかったり、喉が痛かったり、鼻水が出たり…
風邪みたいな症状が出ることは、あなたも体験済みですね。
個人差はありますが、妊娠15週頃になると、安定期が間近になり、
初期の風邪のような症状もつわりも治まってきます。
が、何故か鼻水・くしゃみだけが治らない。なにか病気なの(;´Д`)
って、不安になっている人もおおいのではないでしょうか。
実は、鼻水・くしゃみは妊娠初期だけの症状ではないんです!
そこで、妊娠中に鼻水・くしゃみに悩まされる原因と対処法についてご紹介します!
妊婦になってから、鼻水が止まらなくなったあなたは、
この記事を読んで心配事を減らしてくださいね(*^-^*)
風邪?花粉症?と思ったけど実は…
よく妊娠初期の体調不良は、風邪や花粉症と間違われます。
確かに、安定期に入っても鼻水・くしゃみが治まらない場合は、
「今度こそ風邪か、花粉症か!?」と思うと思います。
しかし実際に、風邪や花粉症になっている場合もありますが、
今まで花粉症ではなかった人や、他の風邪の症状がない場合、
それは「妊娠性鼻炎」である可能性が高いです!
「妊娠性鼻炎」とは、文字の通り、妊婦がかかる鼻炎。
妊娠超初期から始まり、長い 妊婦さんだと、出産後2週間くらいまで続きます。
と言うことは言い方を変えると、
妊娠状態が終了すれば、必ず治る病気ですね。
妊娠性鼻炎の原因とは?
妊娠性鼻炎の原因は、ハッキリとはわかっていません。
しかし、妊娠することでホルモンバランスの変化することが原因!
という説が現在では、最も有力です。
ホルモンの影響で、鼻の粘膜がうっ血し、刺激に敏感な状態になって、
ホコリやハウスダスト、花粉などの異物に過敏に反応してしまいます。
それが鼻水やくしゃみという症状になって、外に出てくるのです。
そして、妊娠性鼻炎の程度は、
「普段よりちょっと鼻水やくしゃみが多いかな?」程度の人もいれば、
息苦しくて夜も眠れない人なんて、重い症状の妊婦さんいて、人それぞれ(;´Д`)
元から鼻炎や花粉症を患っている人は、
妊娠中その症状が重くなると言われています。
また、妊婦は胎児に栄養を送る関係で、免疫力が低くなります。
妊婦は免疫力が低くなるために、風邪などの感染症にかかりやすいですが、
同様の理由で、鼻炎も起こしやすくなると言えます。
妊娠性鼻炎の対処法とは?
まず安心してほしいのは、妊娠性鼻炎自体は、胎児には何の影響もありません。
また、先述の通り、出産すれば治る症状です。
しかし、昼夜問わずツーと垂れ下がる鼻水や、何回も連続して出るくしゃみ、
呼吸しづらくなる鼻づまりなど、できれば改善したいですよね。
異物が過敏になっている鼻の粘膜に付着することで、鼻水・くしゃみが出ているので、
異物をシャットアウトすることが基本的な対処法になります!
- マスクをつける
- そうじをマメに行い、ホコリのない状態にする
- 空気清浄機の導入
- 動物や植物に近づかない
- 外から帰った時は、玄関に入る前に服に付着したホコリを落とす
鼻が詰まって苦しい時には、蒸しタオルを鼻の付け根辺りに当てると、
スーとして楽になりますよ(´∀`)
外出先などで蒸しタオルを用意するのが難しい時は、
ハンカチ(乾いていてもいい)を鼻の付け根に当ててあたためる、
あたたかい飲み物を飲む。などでも効果ありです!
ポイントは「あたためる」ことと「加湿」すること。
また、意外な裏技として、「玉ねぎの匂いを嗅ぐ」という方法!
玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分には、粘膜の腫れを抑える効果があるのです。
やり方はとっても簡単!
スライスした生玉ねぎをビニール袋などに入れて、中の匂いを嗅ぐだけ(#^.^#)
たったこれだけで、驚くほど改善することがありますので、
症状が重い人は、一度試してくださいね!
まとめ
たかが鼻水。たかがくしゃみ。
けれど、重症化したり、長く続くとツライものですね。
妊娠性鼻炎は胎児に影響はないとされていますが、
鼻水やくしゃみが原因で、あなたがイライラしてしまうと、
そのイライラが胎児に悪影響を及ぼす恐れも(;゚Д゚)!
長い人は10ヶ月以上も付き合わなければならない妊娠性鼻炎。
原因と対処法を知ることで、少しはイライラを抑えることができれば幸いです。
かわいい我が子と対面できる日を夢見て、
ゆったりとしたマタニティライフを送ってくださいね!