生まれたばかりには、1本も生えていなかったのに、
ちょこんちょこんと顔をだし、
生えるだけで表情まで変わって見える、大切な赤ちゃんの歯!
はじめは母乳やミルクからしか、摂っていなかった栄養も、
離乳食が始まり、だんだん固く大きいものでも食べるために、
歯を使って食事をするようになりますよね。
そうなると気になるのは、赤ちゃんの歯磨き!
そこで今回は、赤ちゃんの歯磨きを、いつから始めるのがいいのか、
また、どんなふうに磨けばいいのかを成長別にご紹介します!
では、赤ちゃんのカワイイ歯を守る為に、
さっそく、一緒に見ていきましょう!
赤ちゃんの歯磨きを始めるのはいつから?
正解:「1本でも生えたら始めたほうがいい」
って、正解の登場はやっ(;゚Д゚)!
という訳でいきなり、正解を発表しましたが、
赤ちゃんの歯を守りたいので、ネットだけではなく、
数々の本を読んで調べましたが、やはり答えは同じでした。
1本でも生えてきたら、
それは、もう歯磨きスタートのサインです
歯磨き習慣を始めましょう( ´▽`)
赤ちゃんの歯は大体、生後6か月頃から生え始めます。
まず下の前歯が2本、
1歳ごろには上下の前歯が4本ずつ、計8本生ます。
私はこの頃の下の歯だけが生えていて、
笑った時に、その2本が見えるのが、
カワイくて、大好きでした^^
そして、次に1歳半頃には、第一乳臼歯が生えそろい、
合計で12本になり、2歳半になる頃には、
20本の乳歯列が、全部生えそろいます。
生え始めの生後6か月頃は、
離乳食もまだまだドロドロですし、
栄養の主体は、ミルクや母乳ですね。
ですが、歯の生え始めには、口の中がむずむずし、
指をしゃぶったり、いろんなものを噛んだりするようになる赤ちゃんが多いです。
そこで、この「口の中をいじりたい欲求」を利用して、
歯磨きをスタートさせると、その後の歯磨きライフがスムーズになるので、
始めるには、おすすめのタイミングですよ!
磨くより慣れろが目的とは?
歯が1本でも生えたら、歯磨きライフのスタート!
とはいうものの、たった2本、
白いものが見えるかなーという程度の歯を、
「磨く」というのは、なんだか難しそう。
って、思いませんか?
でも、それでいいんです!
生後6か月~1歳の頃は、唾液の自浄作用で、
口の中は充分清潔に保たれています!
では、なぜ歯磨きをやる必要があるのかというと、
この頃の歯磨きの目的は、「磨く」ことより、歯ブラシに「慣れる」こと。
我が家の娘も、
初めての歯が顔を出し始めた頃に、
「ファースト歯ブラシ」を買って使い始めました。
嫌がったりしないかな?と思って、おそるおそる、
歯(というかほとんど歯茎)に、当てて動かしてやると、
気持ちよさそう(?)で、なんか喜んでいました。
と、勝手に緊張していましたが、実際は拍子抜けでした(;´д`)
でも、赤ちゃんの中には、
ブラシの感覚を嫌がったり、くすぐったがる子もいますので、
嫌がられる場合は、様子を見ながら進めてくださいね。
全般的には、生後6か月というと、
まだ自我もそれほど強くないので、
スムーズに始められる場合が多いと思います。
しかし、1歳を過ぎると、
急に自分のやりたいこと・やりたくないことを主張し始めて、
新しいことを始めるのに、苦労した・・・なんて話も聞きますよ。
なので、私がおすすめするのは、歯が生えて、
まだ、自我が強くない時から、徐々に慣らすのが良いと思います。
では、次に、歯磨き方法を見ていきましょう!
赤ちゃんに合った歯ブラシ・歯磨きを!
赤ちゃんの歯磨きで、気を付けたいポイントは3つ。
歯磨きのポイント!
- 楽しい雰囲気づくり!
- 磨いた後はほめる!
- 毎日同じ時間にやって、習慣にする!
離乳食の進め方のポイントなんかに似ていますね^^
毎日やらなきゃ!と気負って、眠い時に無理強いしたりすると、
「歯磨き=苦痛」に感じて、
余計に嫌がって、うまく進まなくなる可能性もありますΣ(゚д゚lll)
ほどよく肩の力を抜いて、進めていきましょう!
では、どんな歯ブラシを使えばいいのでしょう?
ファースト歯ブラシは、
- ヘッドが小さめ
- グリップが握りやすい
- ブラシがやわらかく、密集しているもの
がおすすめです!
他にも、子供が自分で持ちたがってもいいように、
のど突き防止のカバーのようなものがついた歯ブラシも売っているので、
あなたのお子さんに合う歯ブラシを探してくださいね^^
娘場合は、歯磨きというかカミカミしすぎて、
あっという間にブラシがダメになりました・・・(笑)
まぁ、いま思えば、成長段階に合わせた歯ブラシへ
移行するいいタイミングだったかも?
また、歯磨きの仕方のポイントとしては、
- ゴシゴシ強く磨かない
- 歯磨き粉を使う場合は、子供専用のものを!
実は、私はずっと、
「歯磨き粉は、うがいができるようになってからじゃないと無理だよね」
と思っていました。
ですが、
- ガーゼで拭うタイプ
- 飲み込んでも大丈夫なもの
- すすぎ不要なもの
など、いろいろ売られているんですね!
1歳4か月で、「イヤイヤ」が出始めた娘・・・。
それまで使ったことがありませんでしたが、
イチゴ味やブドウ味の、赤ちゃんでも使える歯磨き粉を付けて、
「なんだこれ!?」と気を引く作戦が成功したことがあるので、
赤ちゃんにあった歯磨き粉を使うのも、効果的な方法ですよ^^
まとめ
市などの歯科検診は、1歳半頃に行われるのが一般的。
(市町村によって、違いがあるのでご確認を。)
そこで、歯科検診デビューする赤ちゃんも多いと思います^^
磨けているのか?この磨き方でいいのか?
といった親の疑問を、相談できる絶好の機会ですね。
実は、私の娘も定期検診が、初めての歯医者さんでした^^
その時に色々と質問したのが、
今回の記事でも役に立っています!
そして、その時に教えてもらった一つが、
私が子供の頃にはあまり一般的でなかった、
歯医者さんで、定期的にフッ素を塗布してもらって、虫歯を予防する方法です。
今では、かなり浸透していますが、
その時は知らなかったので、検診に参加して、
良かったと思いました。
まずは歯磨き習慣をきちんと身に付けて、
大人も子供も、お口の健康を保っていきたいものですね!