離乳食の食器！消毒は必要ないってホント？

『離乳食に使う食器の消毒っていつまでやるの？』


生後5～6ヶ月、
いよいよ、離乳食がスタートします！


それまでは、哺乳瓶だけで良かったお食事グッズが、
食器やスプーンなど、どんどん増えていきますね。

あれやこれやと買い揃える楽しみもありますが、
ふと思ってしまったんです。





『え、これ全部消毒するの？』


ていうか、専用の容器を使わずに、
大人の使ってる小さめの食器じゃダメ？


と言っても、それも消毒が必要なの？
・・・どうやって？

と、離乳食開始期の食器の消毒について、
疑問のあれこれを徹底的に調べました！


スタートから肩を落とさないように、
できるだけ気が楽になるような情報をまとめましたので、
さっそく、一緒に見ていきましょう！

本当に消毒は必要なの？

離乳食をスタートさせる時期は、

生後5～6ヶ月＝いろんなものをさわれるようになる時期

と言う側面もあります。


赤ちゃんの成長段階について考えて行くと、
個人差はありますが、

といった時期が、ちょうど離乳食を始める赤ちゃんの月齢と重なります。


ずっと仰向けで寝ていた赤ちゃんが、
うつぶせになり、おすわりできるようになり、視界が変わって、
いろんなものに、興味を持ち始めるのがこの頃。


赤ちゃんは、興味を持つとどうすると思います？

そうですよね、なんでも口に入れてしまいます(~ω~；)))


実は、なんでも口に入れて確かめようとする行動は、
本能なんですよ。

離乳食は、そうした『本能』や『好奇心』も利用しながら、
進めていくと、進めやすいですね。


それまでは、口に入れられるものと言えば、
せいぜい自分の指ぐらいでしたが、5ヶ月を過ぎると、
おもちゃをさわって、つかんで、なめたりすることができるようになります。





『おもちゃだって毎日煮沸消毒してる！』


というハイパーママならいざ知らず、
私は、完全にズボラママだったので、

『おもちゃを口に入れてるぐらいだから、
　もう食器も消毒要らないんじゃ・・・。』

と思うようになりました(笑)


では、実際のところどうなのでしょうか？

大人と同じ食器は使わない？調理器具は？

食器の消毒について考えるとき、
もうひとつネックになることがあります。

それは、
虫歯の原因となるミュータンス菌。


「口移しで物を与えてはだめだよ」とか、

「子供に食べさせるために、親が口で噛み砕いてあげるのは良くない」など
と言われるのは、このミュータンス菌が、
親の口から、子供の口へ入ってしまう危険性があるからです。


なぜ、そこまで言うのかと言うと、
実は、生まれたての赤ちゃんの口の中には、
虫歯菌はいません！

つまり、親の口の中のミュータンス菌が、
赤ちゃんの口に入って、虫歯菌が繁殖してしまうことになります。





そう考えると、親の口がふれたものはなんでも、
殺菌消毒しなければ、子供に使ってはいけないということなのでしょうか？

洗うスポンジも、大人と子供別々に？？
なんてことにもなりかねませんよね。


そこで、気になった私は、
実際に歯医者さんに尋ねてみました^^

ここがポイント！

ふう、一安心ε=(￣｡￣;)ﾌｩ


おまけに、残念ながらミュータンス菌は、
非常に耐性の強い菌なので、
通常、食器で行える程度の殺菌消毒で、
死滅させることは難しいのだとかΣ(ﾟдﾟlll)

と言う事は、もうひとつのネックだった、
ミュータンス菌の為に消毒をする必要はないって事？？

個人的には、歯医者さんの意見を信じて、
神経質になりすぎないで、よく洗い、よく乾かした食器を使うように、
心掛ければいいと思えるようになりました。

う～ん、益々、消毒の必要性を感じなくなってきました・・・。

消毒はやめてもいいのか？

ここまで、見てくると、
だんだん、消毒はいらないような気が・・・。

では、実際はどうなのでしょう？


赤ちゃんは、生まれて１か月ほどすると、
お腹の中でお母さんから引き継いだ抵抗力が弱まっていきます。

そして、生後３か月ぐらいまでの赤ちゃんは、
とても抵抗力が弱い状態になります。


だから、ある程度の時期までは、
哺乳瓶の消毒は必要です！


ですが、離乳食が始まる頃の赤ちゃんは、

• いろんなものを口に入れたりして、菌に接触する機会が増える
• 多少の菌に接触しても大丈夫なぐらいまで、抵抗力がついてくる

なので、この時期の赤ちゃんには、
消毒は必要ないですね！

まとめ

私の場合も、離乳食が始まると同時に消毒を止めました^^


当然、赤ちゃんの用の食器は、大人の分よりも、
丁寧に洗いますが、それだけです！

それでも、特に、病気をする事なく、
元気で大きくなってくれていますよ～！