妊娠28週(8か月)に入ると、
いよいよお腹もはちきれんばかりになり、出産間近!
といった感じですね^^
こうなってくると心配なのが、
いつ出産が始まるか・・・ということ!((*゚д゚*))
特に、夜にちょっとした腹痛を感じると、
「え?もしや陣痛?まじでまじで?」
と、前のめりになってしまうかもしれません。←私がそうでした(笑)
けれど、ちょっと待って!
妊娠後期に感じる腹痛には、
問題ないもの~心配なもの~重大な病気のサインまで、
あらゆる原因が隠れています。
今回は、これから出産を迎える妊婦さんに読んでほしい、
妊娠後期の腹痛に関する情報をまとめてみました。
知っておけば、慌てず、油断せず、
出産の日を、無事に迎えられるはずですよ^^♪
妊娠後期の腹痛!どんな原因が考えられる?
妊娠後期に起きる腹痛には、
下記のような原因が考えられます。
- お腹の張りからくる痛み
後期になると、少し歩いただけでお腹が張ったり、
内診の刺激で痛くなったりします。 - 陣痛
妊娠37週を超えていれば、心配いらないお産のサインです。 - 前駆陣痛
陣痛「のような」痛みで、寝ている間に治まったり、時間がたつと消えます。
【ちょっと心配な痛み】
- 切迫早産
まだ37週(正期産)に入っていないのに、
規則的・継続的に痛むようであれば、病院へ連絡を!
【重大な病気の可能性がある痛み】
- 常位胎盤早期剥離
赤ちゃんが子宮から出る前に、胎盤が子宮の壁からはがれてしまう病気で、
多くの場合出血を伴いますが、突然強い痛みがくるケースもあります。 - 子宮破裂
妊娠中に、過去の帝王切開の傷が開くなどして子宮が破裂する病気で、
多くは分娩中に起こりますが、妊娠後期に突然発症することも。出血や腹痛、顔面蒼白を伴います。
どうでしょう?
妊娠後期に感じる腹痛の大部分は、
陣痛か前駆陣痛であることが、多いのですが、
他にも、いろいろな原因がありますね!
では、次に、腹痛になった時でも、
慌てないように、セルフチェックについて、ご紹介します!
病院へ連絡する前のセルフチェックポイント
腹痛には心配なものもありますが、
「お腹が痛い!→病院に行かなきゃ!」
と、慌てる必要はありません。
下記のいずれかにあてはまるようであれば、
まず病院へ連絡をしましょう!
助産師さんや、看護師さんの指示を仰いでみてください。
セルフチェック表
- 痛みの間隔が、だんだん縮まっている。
または、強さが、だんだんつよくなっている - 強さの変わらない痛みが、1時間以上続いている
- 出血している
- 破水している
- 胎動を感じない
特に、夜お腹が痛みだすと、
「もう診療時間外だしな」「朝まで我慢して、だめだったら行こう」
などと考えてしまいがちですが、
重大なトラブルが原因だった場合、それでは手遅れになる可能性が。
産婦人科は、ありがたいことに24時間、
誰かが電話に出てくれます。
ちなみに、私も、出産予定日近くなって、陣痛・・・・・・かな・・・?
という弱い痛みがあり、夜中に、病院へ電話したことがあります。
- 痛みの強さ、感じ方は?
- 何時頃から、何分間隔で痛むか?
- 家から病院まで、何で来るのか?
何分ぐらいで来られるか?
などを聞かれたので、車で30分以上かかることを伝えると、
「念のために来てください」と言ってもらえました。
結局、その時は「心配ない腹痛」だったのですが、
もちろん、迷惑がられたりしませんでしたよ^^
とりあえず様子見・・・どんなふうに過ごせばいい?
お腹の痛みはあるけれど、
- 病院で検査して心配ないと言われた
- 旦那が帰ってきてから病院に行きたい
など、「ちょっと様子見」という判断をする場合もありますよね。
そんな時、どんなふうに過ごせばいいでしょうか?
まずは、とにかく安静にすること。
横になるのがいちばんですが、
難しければ座っているだけでも、大丈夫です。
体調が急変した時に、気付きやすいですし、
動き回ったことで張っているのなら、痛みが治まってくるはずです。
そして余裕があれば、痛みの記録を取っておいてください。
何分間隔で、1回の痛みの長さは何分・・・とか、
何時頃からずっと痛い、波のように痛い、ズキズキ痛いなど、
あとで病院へ行ったとき、自分の状態を伝えるのに必要になりますよ!
そうする事で、治療や対応もスムーズになりますよ~!
まとめ
陣痛と言うと、テレビや友達から聞いたイメージで、
「ものすごく痛くて、のたうちまわって、
耐えられなくて、泣いちゃうぐらい痛い」
のを想像しますよね・・・(まあ、最終的にはそうなんですが^^;)
なので、
「これぐらいなら耐えられる!」
などとギリギリまで我慢して、
実は子宮口が全開で、あやうく車中分娩になるところだった!
という友達、周りにたくさんいます。
陣痛も、始まりは弱い痛みから、だんだん強くなっていくもの。
ちょっとでも「あれ?」と思ったら、
夜中でも早朝でも、遠慮せず病院へ電話しましょう!
元気な赤ちゃんを産んでくださいね!