抱っこした時、赤ちゃんってほんのりあま~い、いい匂いがしますよね!

ふわふわの髪の毛に顔を埋めてみたり、やわらかいほっぺにスリスリ、
育児中の、癒される時間(#^.^#)

けれどそんな時、プーンとなんだか嫌なニオイが…。

ニオイの元を辿れば、

…そういえば、耳掃除をやってなかったΣ(゚д゚lll)
なんて経験ありますよね。


実は、これ私の実体験なんですが、あまりの嫌なニオイにあわてて、
ドラッグストアで赤ちゃん綿棒買ってきたものの…

「赤ちゃんの耳掃除ってどのくらいの深さまで入れていいの?」

「鼓膜を傷つけちゃいそうで怖い!」

「どうすれば良いの?」
などなど、悩みました。

色々調べたおかげで、いまでは嫌なニオイはなくなりましたよ^^

そこで今回は、赤ちゃんの耳掃除のやり方について紹介します!

赤ちゃんのいいにおいを取り返しましょう!


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そもそも耳そうじは必要?

人には不要なものを、外へ自然に排出する機能が備わっています。

特に赤ちゃんは新陳代謝が活発で、不要物もたくさん出ますが、排出する働きも活発

なので放っておいても、耳垢や鼻くそなどは、勝手に排出されるので、
基本的には、赤ちゃんの耳掃除は必要ありません


しかし、ニオイがしたり、見えている部分が汚いと、
やはり綺麗にしてあげたくなるのが親心。

他の人に抱っこしてもらった時、「この赤ちゃん、なんかクサイ…」
なんて思われても嫌ですしね(;´Д`)

赤ちゃんの耳掃除をするならば、気になった時か、週に一度くらいの頻度で、
今から紹介するやり方で、実施してあげれば充分ですよ!


では、まずは用意する物から見てみましょう。

赤ちゃんの耳掃除で用意するもの

用意するものは、綿棒とベビーオイルです。

綿棒はベビー用の細いものが売られていますが、
赤ちゃんの耳そうじにオススメなのは、実は大人用の綿棒

ベビー用の綿棒は細いために、アクシデントで耳の奥まで入ってしまう危険性があります。

大人用の綿棒は太くて穴の奥まで入りませんが、逆に言うと、
大人用の綿棒で届く程度のところまでしか、耳掃除の必要はないのです


いくら気をつけていても、赤ちゃんは予期しない動きをします。

その時、奥までプスッと入っちゃった!なんてことにならないように、
特に慣れないうちは、大人用の綿棒がおすすめです!

ベビー用の綿棒を買ってしまった…という人は、耳そうじにある程度慣れてから使うか、
おへそなど別のところのケアに使ってあげてくださいね。


耳掃除のやり方

赤ちゃんの耳掃除のやり方

ベビー用綿棒を使う時も、大人用綿棒を使う時も、
耳掃除する時は短く持ちましょう

先から4分の1~3分の1くらいの位置が目安です。

そして、ベビーオイルを滴らない程度につけてください。

まずは、耳の穴の外、耳介から掃除を始めます。

ぱっと見、汚れているように見えなくても、
綿棒で拭ってみると、案外汚れが取れたりしますよ(;゚Д゚)!

掃除のコツは、決して強くこすらないこと!

一度ですべての汚れを取るつもりでやると、どうしても強くこすりがち。
なので、少しずつ取るつもりで、同じ場所を優しく2~3回拭いましょう。

  1. 1回目でオイルを汚れに塗ります
  2. 少し時間をおいて、オイルが汚れに浸透するのを待ちます
  3. 2回目で汚れを取ります
  4. そして3回目で仕上げのつもりで拭いましょう

1~2回目で耳介がオイルまみれになっていたら、
3回目はオイルをつけずにやってもいいです。

綿棒に汚れがついたら、その度にこまめに綿棒を交換してくださいね。



耳の穴の掃除のやり方とは?

次は本丸、耳の穴の掃除方法。

まず前提として、赤ちゃんの機嫌の悪くない時に行いましょう。

機嫌が悪い時は、首を振って泣き喚くなど、耳掃除にはとても危険な状態

お風呂あがりや授乳後など、赤ちゃん自身がリラックスしている時が良いですね。


やり方は、綿棒を持っているのとは逆の手で、赤ちゃんの頭を支えます。

この時、赤ちゃんが動かないようにと強く掴んでしまうと、
赤ちゃんが嫌がって余計に動いてしまうので、優しく支えてあげてくださいね。

やり方は耳介と同じで、2~3回に分けて優しく拭いましょう。


綿棒をどのくらいの深さまで入れていいのか?
が、一番の悩みどころ。

実は、赤ちゃんは大人と比べて、
耳の穴の入り口から鼓膜までがとても短いです。

赤ちゃんの耳に入れるのは、綿棒の綿がついているところまでにしましょう!

途中で赤ちゃんが嫌がるようなら、無理に続行せず、
また別の機会にしてくださいね。

嫌がるのを無理やり押さえつけて続けてしまうと、
赤ちゃんが耳掃除を怖がるようになり、ますます暴れるようになりますよ(-_-;)


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汚れに左右差があるのはなぜ?

左はきれいなのに、右だけ汚い…しかも、クサイ。
なんて場合は、赤ちゃんの向き癖と関係があります

向き癖で、いつも下になる方の耳は、よだれや吐いたミルクが入りやすくなります。

さらに、下になり布団や枕などで塞がれることで、蒸されてしまうのです。


赤ちゃんの耳が臭う時、耳掃除も効果的ですが、
いつも同じ側の耳ばかり汚れたり臭ったりする場合は、
向き癖を見直してみましょう

ちなみに、無理に反対側を向かせようとしても、すぐ戻ってしまいます。

赤ちゃんは明るい方向や、音がする方向、ママがいる方向を向きがち。

赤ちゃんを寝かしつける場所を変えたり、頭の方向を変えると、
向き癖が改善しやすくなりますよ(#^.^#)


赤ちゃんの耳掃除

さいごに

自分の耳ならガシガシ掃除できても、人の耳は感触が分からない分、
とても怖いですよね。

それが小さい赤ちゃん相手なら、なおさらです。

しかし、赤ちゃんの耳そうじは絶対に、完璧に、と気負ってする必要はありません。

完璧にキレイにしようとすると、どうしてもゴシゴシこすってしまったり、
時間がかかってしまったりします。

それが続くと、赤ちゃんが耳掃除が嫌いになって暴れる→ますます時間がかかる…
と悪循環になってしまいます。


あなたも、慣れないうちは、緊張したり無口になってしまうと思います。
が、想像してみてください。

いつも笑顔で優しく話しかけてくれるママが、こわばった顔をして、
無言で、得体の知れない棒を耳に突っ込んでくる…

赤ちゃんじゃなくても、怖くて泣きそうになりますね^^

耳掃除は、いつもどおり、笑顔で優しく話しかけながら!を心がけましょう。


耳掃除は本来、とても気持ちがいいもの(#^.^#)

赤ちゃんが最初、耳掃除を嫌がって暴れるのは、慣れない感触に驚いているのです。

なので、最初のうちはちょっとでも嫌がったらやめる!くらいの気持ちで、
少しずつ、耳そうじの感触に慣らしてやってくださいね。

大好きなママがとても気持ちいいことをしてくれる!
赤ちゃんにとって、耳掃除が安らぎの時間になるといいですね。


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