「なぜ、うちの子供は爪を噛むのだろうか?できれば治してあげたい…」

この記事を読んでいただいてるという事は、
あなたも同じ事で悩んでいるのではないでしょうか?


実は、子供の爪噛みには、ちゃんと理由があります。

爪噛みの原因や理由を知ることで、
その子供にあった治し方が分かるかも!

今回は、子供の爪噛みの原因と治し方についてご紹介します。


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子供が爪を噛むときの心理とは?

あなたの子供はどんな時に爪を噛んでいますか?

  • テレビを見てたり、何かに集中しているときに、自然にくせのように噛む
  • 構ってあげられないときに、寂しさを紛らわすように噛むj
  • 強めに怒ったときに、泣きながらすねるように噛む
  • 眠い時や寝る前にそれが儀式のように噛む

などなど、子供によって色々な理由があります。


理由がある場合はその理由を排除することにより、
治していくことが出来ます。

次の章では、あなたのお子さんがどんな理由を持って
爪を噛んでいるのかを、一緒に考えていきましょう!


子供の爪噛み

子供が爪を噛む理由とは?

子供が爪を噛む理由として一般的に言われるのが、「甘え

誰かに見ていてもらいたい、かまってほしい、愛情が足りない…。

「うちはしっかり構って、ちゃんと愛情を注いでるのに、爪を噛む。」
というお母さんも多いと思います。

そういう家庭の場合は、もしかすると、親の愛情と子供の欲求にズレがあるのかも!?


次に、多い理由としては、「落ち着く

怖いや緊張から、爪を噛むことで落ち着かせます。

発表会など多くの人の前で、何かをすることが多い子供などは、
この理由が考えられますね。

なかには、親のプレッシャーが耐えきれなくて、
爪を噛む子供もいるようです。


最後の理由は、「ストレス

思い通りにいかない、もどかしい時に爪を噛みます。

実は、意外ですが、まだ言葉の通じない2歳までの子供にも多く見られ、
放っておくと癖になり、大人になっても噛み続ける可能性があります。


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そもそも爪噛みの何がいけないのか?

爪噛みは、人に不快感を与える事があります。

さらに、子供のうちに治しておかないと、
大人になっても爪を噛む癖は続くのです。

酷くなると、爪切りを使ったことがなく、
常に深爪…なんて人も(;゚Д゚)!


そして、人に不快感を与えるよりも、
実は、もっと怖い事があります。

それが、深爪、爪の歪み、爪の不育や腐敗、
爪を噛んで口の中へ細菌が入り大きな病気
になるリスク。


また、爪を噛んでいる歯の方にも、影響が出る場合があります。

爪は出生時から少しずつ固く、強くなっていきます。

歯も次第に強くなっていきますが、
前歯は、奥歯に比べて脆く欠けやすいです。

奥歯で爪を噛んでいるならまだしも、前歯で噛んでいるとなると、
永久歯が欠けて差し歯になった子供も…(-_-;)


大人になると、癖はなかなか治せません。

親のサポートで治せる子供のうちに、
治してあげたいですね。


爪噛み禁止

爪噛みを治し方!年齢別にご紹介!

例えば、手を口から無理やり外したり、手を叩いたり、
怒ってしまっては、逆効果。

まずは、「話す」からはじめてみましょう!

子供の年齢によって方法が変わりますので、
0-2歳の低年齢と3-5歳の中年齢、6歳以上の高年齢と、
分けて見ていきましょう!

低年齢の場合

バイキン」を認識させるために、
絵やイラストを使って説明しましょう!

絵が苦手な人は、バイキンの紙芝居やネットの画像などを使うといいですよ。


次に、バイキンは悪いもの、汚いものだと教えます。

「爪の中はバイキンだらけ、汚い・・・」という事が分かればOK!

中年齢の場合

言葉が通じ、会話が出来る年齢。

例えば、テレビを見ているときに、爪噛みをしてるとします。

そんなときは、子供に話しかけてください。

「今日は保育園で何の歌を歌ったの?」、「お休みの日に運動会の練習しに行く?」など
子供の苦手なものや出来ないものを探って原因を探します。

ただし、焦らないでくださいね。

保育園や幼稚園でいじめにあっている、先生に怒られたという理由から、
ストレスで爪噛みをするケースもあります。

あらゆる角度での会話から、根本の理由を見つけ出し、
その問題点を解消するようにしましょう。

高年齢の場合

「親の言うことを聞くのは10歳まで」という言葉もありますが、
高年齢になってくると、親の言うことを段々聞かなくなります(~_~;)

ただ、話の意味はしっかりと理解できる年齢なので、
なぜいけないか、続けるとどうなるかをキッチリと説明しましょう!


ちなみに、それでも治らない場合に、
有効な方法を次の章でご紹介しますね。


バイターストップって一体なに?

バイターストップとは、爪噛みをする子供の爪に、
マニュキュアのような液体を塗ります。

液体には苦み成分が含まれていて、
口に入れると害がない苦みが広がるのです。

苦みが嫌で爪噛みを止めれば成功!


ただデメリットがあり、苦みに慣れる子供いるという点、
小さい子供(低年齢)には味覚を鈍らす可能性が…。


その他の爪噛みの治し方とは?

根本的な不安要素を取り除いてみても変わらない、
不安要素が分からない方は、以下の方法を試してみてください。


まずは絆創膏や水絆創膏(液体絆創膏)を爪にはる方法です。

絆創膏は粘着がある部分を小さくカットして、爪部分に貼ります。
水絆創膏は爪の上部分(皮膚側まで)固める状態に。

ただ、小さな子供の場合、食べてしまうこともありますので、
十分に注意してくださいね。


次に、爪切りの方法を変える方法

爪切りで切るのを止めて、やすりで爪切りをします。

やすりで削ることで、爪に強度がでて噛みにくくなるのです。

ちなみに、私の子供はこの方法で少しずつですが、
改善されましたよ(´∀`)

まだ強く噛めない子供や、ひどい癖ではない子供におすすめです!


最後に、指サックや手袋をつける方法

「すぐ外されておしまいでは?」
と思う人も多いと思いますが、意外に効果があります!

実は、指サックを爪にはめると、子供は自分では外せないのです。

また、手袋は、好きなキャラなどの手袋にすることで、
気に入ってはめたまま遊びますよ。


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まとめ

爪噛みは、子供からのSOSのサインかもしれません。

親には理解できないことで不安になってしまう子供もいます。


爪を噛んだときに「なんで噛むの?」ではなく「恐い?」「疲れた?」など
ヒントの言葉をかけてあげて理由を知ることも大事!

言葉をうまく伝えられない子供もいます。


「すぐにでも辞めさせなければいけない」ではなく、
「大人になるまでにやめさせよう」ぐらいの
気持ちで日々を積み重ねていきましょう。

根気強く、自分の子供に合った治し方を見つけてください。