生後数ヶ月が経って、まだまだ大変だけど、
やっと赤ちゃんのいる生活に慣れてきた頃…
そんな時に、赤ちゃんのお肌に湿疹が(;´Д`)
経験された人なら分かると思うのですが、かなり焦ります。
赤ちゃんの服や布団のシーツの洗濯頻度が減ったから?
それとも、掃除をさぼっているから?
または、沐浴が下手だから?
など、色んな可能性を考えちゃいますよね。
乳児湿疹は多くの赤ちゃんに見られるトラブルですが、
その原因は本当に様々。
そして、考えられる原因の一つとして出てくるのが、母乳!
授乳の時間は、あなたと赤ちゃん2人だけの特別なコミュニケーションの時間。
もしかして、その母乳が原因でかわいい我が子が、
かゆみに苦しんでいる可能性があるなんて…。
そこで今回は、赤ちゃんに乳児湿疹の原因が母乳かも?
と思った時にするべきことをまとめました!!
そもそも乳児湿疹とは?
意外に多くの赤ちゃんが抱える肌トラブル。
実は、赤ちゃんのお肌に湿疹状のものができれば、
それは総じて「乳児湿疹」と呼びます。
その為、一口に「乳児湿疹」と言っても、
原因や対処方法は多種多様。
乳児湿疹の原因を突き止めるには、乳児湿疹ができる前とできた後で、
何か赤ちゃんの身の回りで変化はなかったか?をまず考えます。
例えば、オムツのメーカを変えた、汗ばみやすい季節になった、
ベビー服を洗う洗剤を変えた・・・などなど。
可能ならばそれらを元の状態に戻し、
様子を見てみるというのも一つの方法です。
しかし、乳児湿疹の判断は素人には、難しいというのが現実。
例えば、布団や衣服が不衛生だから湿疹ができた。と思い込んだママが、
自己判断で洗濯時の洗剤の使用量を増やしたところ、乳児湿疹が悪化。
なんて、事例もあります。
実は、洗剤残りが乳児湿疹の原因になってました。
この事から、赤ちゃんに肌トラブルが起きた時は、
ご自分で調べたことを持って、医師に診断してもらうのが良いです。
母乳が乳児湿疹の原因になる?
実際に、小児科医に赤ちゃんの乳児湿疹を診察してもらうと、
いくつかの可能性を提示されることもあります。
その可能性のなかで高確率で入っているのが、「母乳」。
肌トラブルは、肌に物理的に接触しているものが原因の場合と、
体の内側が原因の場合があります。
大人でも、油モノの多い食事をしたら肌が脂っぽくなったり、
甘いモノばかり食べていると肌がカサカサすることがありますね。
授乳期に、母乳育児をしている場合、あなたが食べているものが、
そのまま母乳に変換されます。
あなたが油モノをたくさん食べていると、油分の多い母乳になりますし、
糖分が多いモノばかり食べていると、糖分を多く含む母乳になります。
授乳期の赤ちゃんは必要な栄養素を100%母乳またはミルクから受け取るので、
母乳の質が悪いと、その弊害がダイレクトに出てしまうのですね。
大人の場合は、偏った食生活をしていても、
肌トラブルに行き着く前に、ある程度体内で処理できます。
その為、日常的に偏った食生活をしていても、
自分では偏っていると気付きにくいですね。
なので、乳児湿疹が出た時は、意識的に次の事を注意してください。
- 揚げ物や肉類など、油っぽい食べ物を減らす
- 牛乳やヨーグルトなどを、低脂肪または無脂肪に変えてみる
- 甘いモノの食べる量を減らす
- 塩分や脂分の多い食べ物を減らす
もっとも油モノや甘いモノの摂り過ぎはNGですが、
あくまでもダメなのは「摂り過ぎ」。
逆に全く摂らないのも問題です。
母子手帳などに栄養バランスのとれた食事の目安があるので、
是非、参考にしてください。
まとめ
人間は本能的に、脂分と糖分がおいしく感じるようにできています。
これは飢えで人間が亡くなるようなことが頻繁にあったような時代、
脂分や糖分は貴重なカロリー摂取源であった為と言われています。
また、妊娠中は厳しい体重管理などがあり、食べたいものが食べられなかった反動で、
出産後に食べたいものを大量に食べてしまう生活になるママも多いようです。
けれど、乳児湿疹の原因が母乳にあるとしたら…
赤ちゃんの柔らかいお肌に湿疹があるのは見ているだけで痛々しいし、
かゆそうにしていると、とてもかわいそうに思いますよね。
もし、乳児湿疹などの目に見える症状がなかったとしても、
授乳期の赤ちゃんは母乳から100%の栄養をもらっています。
あなたの体の為にもなりますし、授乳中はバランスのいい食事を心がけて
母子ともに健康な毎日をお過ごしください(#^.^#)