赤ちゃんの頭皮にかさぶたが…。一体なにが原因なの?
と疑問に思った事ありませんか?

実は、赤ちゃんの頭皮のかさぶたは乳児湿疹が原因かも?!


「まさか頭皮にも出来るの?」
と思うかもしれませんが、実際には意外に多いんですよ。

ちなみに、赤ちゃんの湿疹は、
「一過性のもの」「清潔にしっかり洗浄することが大切」
などと言われます。

確かに、赤ちゃんが生後3〜4ヶ月を過ぎれば、
落ち着いてきて、自然に治るのがほとんど!

綺麗になった肌をみて、ホッと胸を撫で下ろすママさんも多いと思います。


しかし、なかには5ヶ月を過ぎても治らないもの、
また5〜6ヶ月頃から発生する湿疹もあるんです!

そこで今回は、「ウチの子だけなかなか湿疹が良くならない!」と心配なあなたへ、
なかなか治らない乳児湿疹の原因や、その対処方法についてご紹介します!

さっそく、一緒に見ていきましょう!


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乳児湿疹に多い脂漏性湿疹とは?

じつに約8割の赤ちゃんが経験するとも言われている乳児湿疹

私の子供も、生後1〜2ヶ月頃には、頰は赤く、
おでこの生え際などを中心に、フケのようなものが出来ていました。

3〜4ヶ月を過ぎると自然と消えていくことがほとんどで、
我が家の場合も、綺麗に治りましたよ。

このように、生後半年~1年ぐらいで自然に治り、
乳児湿疹の中でも一番多いのが「脂漏性湿疹」です!


脂漏性湿疹とは、赤ちゃんの皮脂分泌が非常に活発になる、
生後3ヶ月頃までに起こる湿疹のこと。

この時期にはたくさんの皮脂が分泌されることと、
毛穴の状態もまだ未発達などをこともあり、毛穴に皮脂が溜まりやすくなります。

その溜まりやすい皮脂がきちんと落としきれずにいると、
湿疹症状が現れる原因に(;゚Д゚)!


脂漏性湿疹は、成長過程の中で起こるものなので、完全に予防することは難しいですが、
皮脂分泌が落ち着く生後半年頃には、自然と治ってくるものでもあります。

脂漏性湿疹になった場合は、
ベビーシャンプーやボディソープできちんと汚れを落とすことが大切


また、患部が蒸れると雑菌などが繁殖しやすくなるため、
特に、頭皮は汗をこまめに拭くなどのケアをしてあげましょう。


成長と共に自然と改善されていく脂漏性湿疹。
これに対し、稀に半年になってもなかなか治らない湿疹もあるんです。

次の章では、脂漏性とは「別の湿疹」についてご紹介しますね!


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脂漏性湿疹とは真逆?!乾燥性湿疹とは?

脂漏性湿疹は、脂漏性湿疹が落ち着く生後5ヶ月以降に発症しやすい乳児湿疹

4ヶ月頃まで、非常に分泌の多かった赤ちゃんの皮脂は、
生後半年頃から、急激に減少していき、大人の3分の1ぐらいまでになります。

そうなると、皮膚自体もとても薄くデリケートな赤ちゃんの肌は、
乾燥によって湿疹を起こしてしまうことに(;´Д`)

これが、脂漏性とは真逆の乾燥性湿疹の原因


ちなみに、脂漏性湿疹を起こしていた赤ちゃんが、
知らず知らず成長と共に、乾燥性湿疹に移行していることもあります。

「2〜3ヶ月頃からの湿疹が、半年を過ぎてもなかなか治らない」なんて場合は、
乾燥性湿疹に継続して発症している可能性が高いです。


乾燥性湿疹の場合は、脂漏性の時とはケアの仕方が変わってきます。

脂漏性の場合は、とにかくしっかり洗って良く乾かす事が大切です。

しかし、乾燥性の場合は、保湿性の高いシャンプーを使用したり、
入浴後は時間を空けずベビーオイルやローションなどを塗るなど、
皮膚を乾燥から守るように気を付けてくださいね!


乳児湿疹

まとめ

乳児湿疹には種類があることや、その対処方法についてお伝えしてきましたが、
ご参考になったでしょうか?


脂漏性も乾燥性も、見た目の症状はあまり違いのないものです。
なので、お子さんの月齢や、季節、気候などを考慮して見極めてくださいね。

また、皮膚がジクジクするほど湿疹が悪化してくるようであれば、
小児科にご相談してください。

どちらの場合も、1歳を迎える頃には落ち着くことがほとんどです。

成長過程の一環と思って、あなたも気長に付き合っていきましょうね。


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