「私の赤ちゃん、もしかしてアレルギー?!」
なんて、子育てが初めてのママは不安で、とても気になりますよね。
実は、私の子供も、離乳食を始めると同時に、謎の湿疹…。
どんどん、酷くなり気付けば顔中血まみれ
見てるだけでツラいので、少しでも改善出来ればと、
思ったのですが、いざ病院に行こうと思っても、
「何科を受診すればいいの?」
「検査はいつから受けるべき?」
「どんな検査をするの?」
などなど、分からないことだらけ(-_-;)
そこで今回は、同じように悩んでいるあなたの為に、
私の経験をもとに、赤ちゃんのアレルギーについてご紹介します!
何科を受診すればいい?
「もしかしてアレルギー?」と思ったあなた、
以下のような症状は出てませんか?
こんな症状はアレルギーの可能性あり!
- 顔や体などにポツポツ、かさかさ、赤み、じんましん
- 咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、呼吸がヒューヒュー、ゼーゼー
- 目のかゆみ、充血、まぶたのむくみ
- 母乳(ミルク)・離乳食を吐く、下痢、腹痛
「何だかいつもと違う!」と感じたら、
まずは近くの小児科を受診してください!
できれば、乳児検診を受ける小児科と同じだと、
継続して赤ちゃんの様子を診てもらえるので、より安心です。
そして、日頃から症状などをメモしておくと、、
病院で診察がスムーズに行われます。
- いつ、どんな時に症状が現れるか?
- 動物などを飼っているか?
- パパ・ママの体質(アトピー性皮膚炎、喘息など)?
- 母乳(ミルク)はどのくらい飲ませているか?
- 離乳食なら、どのような食べ物をどのくらい与えているか?
ココで注意!
何かを食べたり触れたりしたあとに、以下のような症状が出たら要注意!
- グッタリしている
- 泣かない
- 呼吸がおかしい(激しい咳、ヒューヒュー、ゼーゼー)
- 顔や体が赤く熱をもっている
- まぶた、くちびるが赤く腫れる
このような症状の場合には「アナフィラキシーショック」といって、
血圧が急激に低下し意識を失うなど、生命に危険な状態になる可能性があります。
その場合には、ただちに小児科または救急外来を受診してください。
検査はいつから受けるべき?どんなもの?
実は、アレルギー検査自体は、生後4ヵ月頃から受けられます。
ですが、アレルギー検査は赤ちゃんの体への負担が大きく、
また、血管が細いため針がうまく刺さらず採血できなかったりします。
このため、医療機関によっては、あまりに月齢が小さいと検査を断られる場合も!
以上のような理由から、アレルギー検査を受けるのは、1歳過ぎが良いですね。
ただし、症状が強く出ている場合には、
月齢を問わず、医師に相談して検査を受けましょう。
もし、検査を受けられない場合も、医師が検査可能な医療機関を紹介してくれます。
赤ちゃんのアレルギー検査の種類は?
アレルギー検査には次のようなものがあります。
血液検査
アレルギー検査の中でも一般的な方法です。
採血をしてアレルギーの原因となるIgE抗体が、
血液中にどのくらいあるのかを調べます。
このIgE抗体が基準値以上あると
「アレルギー反応を起こす可能性がある状態」ですね。
これをアトピー型といい、IgE抗体が検出されない場合を非アトピー型といいます。
- アトピー型
- 非アトピー型
血液とアレルギーを引き起こす特定の物質(アレルゲン)とを反応させて、IgE抗体の数値が正常より増加した場合には、その物質でアレルギーが起こりやすくなります。{例:ダニ・猫・牛乳・卵白・スギなど}
IgE抗体が検出されないのに、アレルギー症状が引き起こされる場合があります。{例:運動・気候・煙など}
皮膚検査
- パッチテスト
- スクラッチテスト
- プリックテスト
アレルゲンのエキスを染み込ませた絆創膏を腕などに貼り、赤くなるかどうかを確認します。
背中や腕などの皮膚に専用の針で擦り傷をつけ、アレルゲンのエキスを一滴たらし、皮膚が赤く腫れたりするかどうかを確認します。
皮膚にアレルゲンのエキスをたらし、その箇所を専用の針を浅く刺して、同じく赤く腫れたりするかどうかを確認します。
これらのテストで赤くなったり腫れると、
アレルギーの可能性があります。
皮膚検査はいづれも跡は残りませんし、あまり痛みもありません。
また、血液検査よりも早く15分程で結果が出るというメリットもあり、
赤ちゃんにも一般的に行われています。
母乳(ミルク)、離乳食はどうする?
もし、離乳食を始めてから症状が出たのであれば、
食材の種類や量を減らしたり離乳食を一段階戻すなど、
母乳(ミルク)で補った上で受診しましょう。
母乳やミルクを飲んだ後に症状が出るのであれば、
場合によって母乳を一時中断したり、粉ミルクを変更することもあります。
この場合も、医師の指示に従うようにしてくださいね。