妹から離乳食に関する質問が来ました^^
どうやら、親子共々スプーンをうまく使えていない様子…。
離乳食をはじめたけど、上手く食べさせれなくて、
四苦八苦しているママさんは、意外に多いのではないでしょうか?
そこで今回は、スプーンで離乳食を上手に食べさせるコツを伝授しちゃいます。
ぜひ参考にしてくださいね!
どんなスプーンを使えばいいの?
5ヶ月から6ヶ月の赤ちゃんは、一般的に「ゴックン期」と呼ばれます。
おっぱいや哺乳瓶の乳首を「吸う」だけだった赤ちゃんが、
自分の舌を前後に動かして、物を飲み込めるように(*^_^*)
ただ、体はそうなってきているとしても、
赤ちゃん自身が「物を飲み込む」ことを理解しなければ、先には進めません。
スプーンで食べる離乳食は、食べ物の舌触りや食感に慣れると同時に、
赤ちゃんが自分で物を飲み込むことを覚える第一歩なんです!
ここで、ママが気をつけたいのは、使用するスプーンの形状!
スプーンの形状ひとつで、赤ちゃんの食べる度合いも
変わってきちゃいます(;゚Д゚)!
離乳食のスプーンの形状!
- スプーンのボウル部分
- ボウル部分の幅
物を乗せるところですね。
ポイントは、ここが浅いものを選ぶ事!
ほとんど平らに近いようなくらいの浅さでOk。
出来るだけ、幅は狭めのものを選びましょう。
大体、幅2センチくらいのものがベストです。
この2つのポイントで、赤ちゃんの口の大きさに合ったスプーンで食事が出来るので、
自然と食が進むようになりますよ!
また、大きさと同時に、素材にも気をかけてくださいね。
赤ちゃんの口元に当てた時、金属製のものだとヒヤッとして、
赤ちゃんが驚いてしまうことがあります。
それもあってか、離乳食用のスプーンは、
プラスチック製のものが多いですね!
ただ、プラスチック製のものを選ぶ際は、
塗装が剥がれてこないようなものかをチェック!
同様に、木製のスプーンを選ぶ際も注意が必要。
艶出し加工やコーティングを施していないものを選んでくださいね。
いざ実践!上手な食べさせ方
さあ、スプーンが用意出来たら、いざ実践です。
赤ちゃんが一人でお座りできる場合は、ベビーチェアなどに座らせて、
あなたと向かい合う状態で、食べさせてあげましょう。
お座りがまだ微妙な赤ちゃんの場合は、あなたの膝の上に座らせて、
赤ちゃんを支えながら、食べさせてあげてください。
スプーンに乗せる食事の量は、小さじ1杯!
もちろん、きっちり量る必要はありませんよ。
前の項でお話ししたスプーンを使えば、大体そのくらいの量になります。
ただ、せっかく平たいスプーンを使っているので、
ボウル部分に乗せる時も山盛りにはしないよう。
実際赤ちゃんの口元に持っていくとわかりますが、
山盛りにすると半分はこぼれてしまいます(;´Д`)
最初から大きくあーんと口を開けてくれる赤ちゃんもいますが、
大抵の場合は、指の関節一個分くらいしか口を開けてくれません。
ボウル部分に摺り切りで入っている状態ならば、
赤ちゃんもスプーンごと、口に入れるので楽です!
離乳食のスプーンでの食べさせ方!
- スプーンに離乳食を一口分入れたら、赤ちゃんに向かって笑顔で「あーん」と声をかける!
- 上手にあーんをしてくれたら、その下唇にスプーンのボウル部分を乗せる
- パクッと口を閉じてくれたら、優しく口からスプーンを抜きましょう
この笑顔と声掛けをするだけで、赤ちゃんは安心して口を開けてくれるから不思議です。
赤ちゃんは教えたわけでもないのに、ちゃんとスプーンをくわえてくれます!
まさに自然の摂理。軽い感動さえ覚えます(゚ーÅ) ホロリ
この時、スプーンは水平に引き抜いてあげてくださいね。
どうですか?ほら、上手にゴックン出来ました!
ここで気をつけたいのは、赤ちゃんが口を閉じる前に、
無理にスプーンを引き上げてしまわないことです。
せっかく口の中に入った食べ物が、
赤ちゃんの喉元に届く前に零れ落ちてしまいます。
赤ちゃんの両唇が閉じているのを確認して、
ゆっくりスーッと引き抜いてくださいね^^
スプーンの中身は、きちんと口の中に入っているはずです。
また、スプーンを赤ちゃんの口の奥に入れないことも重要!
こうしたことをすると、赤ちゃんの意思に反して、
離乳食が流れ込んでいく可能性があります。
その結果、むせ返ったり、のどに詰まらせてしまう危険も(;´Д`)
いずれにせよ、食べこぼしは赤ちゃんには当たり前!
食事用スタイをつけてあげましょう。それだけで、
あなたの気持ちも「こぼれても大丈夫」とゆとりを持てるようになりますよ(*^_^*)
楽しく離乳食を進めるために
「そうか、スプーンの形状と、口を開けてからのタイミングが間違ってたのか・・・」
この話を聞いた妹は、うまく出来てなかったポイントに気づいてくれたようです^^
スプーンの選び方や食べさせ方の基本をあなたが知っていれば、
赤ちゃんも楽しく離乳食を進めていくことが出来ます。
そして、赤ちゃんがちゃんと食べられた時には、
「出来たね!」「おいしいね!」と褒めて、
赤ちゃんに達成感や満足感を感じさせてあげましょうね!