「熱中症になるのは、どんな時?」
一体子供にどんな症状が出たら、熱中症の可能性があるのでしょうか…
5月末に行われた小学校の運動会!
その日は、朝から30度を越える季節外れの暑さで、
なんと開会式の時点で、体調不良の子供が数人出ましたΣ(゚д゚lll)
いきなり嘔吐したり、しゃがみこんで動けなくなって運ばれたり…
早く日陰に入れて、水分補給をしっかりしてほしいと願いながら、
水分を摂る事や日陰に入る事以外に、何かできることはないのだろうか!
『 熱中症 』という名前はよく聞くけれど、
症状や対処法など詳しい事って、意外に知らないものです(-_-;)
まだまだ、夏の暑さはこれからなのに、
「こんなことでは、暑さから家族を守れな~い!」
という事で、徹底的に調べつくしました!
そこで今回は、大人よりもかかりやすいという、
子供の熱中症で覚えておきたい!原因と初期症状!!についてご紹介します!
( 決して、パパはどうでも良いって訳じゃありませんよ…( ̄∀ ̄))
- 子供が熱中症になる原因とは?
- 子供の熱中症を見抜くための初期症状とは?
- もし子供が熱中症になった時の処法とは?
この3つのテーマに分けて、順番にお話しますね^^
まずは、原因について一緒に見てみましょう!
子供が熱中症になる原因とは?
まずは、「 熱中症とは、何ぞや」って事で、簡単に説明すると…
体温調節の機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう事で起こるもの。
特に、子供の場合は、体温調節の機能が未発達な上に発汗機能も未熟なために、
より熱中症になりやすいのです(;゚Д゚)!
では、どんな時、どんな場所で熱中症になりやすいのでしょう?
どんな時に熱中症になりやすいの?
- 気温30度以上、湿度60%以上の時!
- 急激な温度差がある時!
- 屋外での長時間にわたる運動時!
- 発症しやすい期間は、梅雨入り前ぐらいから8月上旬
湿度が高くなると、汗が蒸発しにくくなるので、
熱が体内にこもり、熱中症になりやすいです。
前日との気温差が激しい時や、涼しい室内から、
急に暑い屋外に出るときは、気を付けましょう。
登山や野球、マラソンの様に、屋外での長時間にわたる運動は、
大量の汗をかき、体内の水分と塩分が不足してしまいます。
そして、気温が35°を超えるような猛暑日には、
短時間でも、屋外での運動は控えましょう。
湿気の多い梅雨の時期は、前日との気温差が激しい事が多い。
梅雨の時期は、まだ暑さにも慣れていない為、
油断しないようにしましょう。
どんな場所が熱中症になりやすいの?
- 直射日光や照り返しが強い場所!
- 風が弱い場所!
- 屋内でも、湿気の多い場所!
子供は身長が低いため、地表面からの熱の影響を受けやすいので注意が必要です。
※なんと子供の身長では、大人よりも体感温度が3℃も高い(゚д゚)!
屋外、屋内を問わず、風が弱い場所は、熱が溜まりやすく、
気温が上がるので気をつけましょう。
屋内だからといって油断は禁物です。
湿気が多い場所では、発汗機能がうまく機能せず、
体が熱を発散出来なくなります。
いかがですか?
炎天下の屋外でなくても、
熱中症になる可能性が十分にあることが分かりましたよね!
子供の熱中症を見抜くための初期症状は?
子供が熱中症になってしまった時に、もしも見抜けなかったら…
想像したくありませんが、熱中症は、
時間が経てば経つほど危険な状態になります!!
なので、お母さんのあなたが初期症状をしっかり覚えて、
早期発見をして、子供を守ってあげてください。
子供の初期症状!
- 部分的な症状
- 顔が赤く火照っている
- 唇が乾いている
- こむら返り、足のしびれ
- 全体的な症状
- やたら、水分を飲みたがる
- 大量の汗をかいている
- おしっこが出ていない
- 力が入らない
- 気持ち悪い、嘔吐する
- めまい、立ちくらみ
これらの症状は、体温が上がっていたり脱水症状を起こしているサインです。
そして、意外に見落としがちなのが、寝ている時!
子供は大量に寝汗をかきます。
夏になると、子供が起きた後、寝てた場所がわかるほど
シーツが湿っていることありますよね(;´Д`)
気付かない間に、脱水症状を引き起こす場合があるので要注意です!
子供が熱中症になった時の対処法とは?
熱中症は、初期症状がみられたら、すぐに対処する事が大切!
( 放っておくと、どんどん重症化しちゃいます(((゜Д゜;))))
主な対処法をご紹介します!
子供が熱中症になった時の対処法
- 涼しい場所に連れていき、体を休める!
- 衣服をゆるめる!
- 脇の下・首のうしろ・足の付け根などの動脈を冷冷やす!
- 霧吹きで水を全身にかけて、気化熱によって体を冷やす!
- 水分・塩分の補給をする!
風通しの良い日陰や、クーラーの効いた場所で横になりましょう。
風や汗を通しにくい素材の場合は、着替えさせてあげましょう。
氷や保冷剤がなくても、冷たい缶ジュースなどで代用できます。
氷風呂などで急激に体温を下げるとk、低体温になる場合があります。
スポーツドリンクやイオン水を飲みましょう。
塩分の補給にもなり、体内に吸収されやすいです。
ただし、がぶ飲みはNG!
一気に飲んでも、汗や尿になって体外に出てしまい体内に吸収されません。
飲む時には、100mlぐらいずつで、こまめに飲むようにしましょう。
症状が落ち着いたら、病院を受診してください^^
そして、何よりもならないように予防することが大切!
予防についてはこちらに詳しくご紹介していますので、
良かったら参考にしてください→すぐに出来て効果がある予防法とは?
まとめ
熱中症は、自覚症状が出にくい病気です。
それに子供とっては、自分で症状をきちんと説明するのは、
かなり難しいと思います。
あなたがしっかりと、初期症状を見逃さないように
見てあげてくださいね(´∀`)
まだまだ、これからが夏本番です!
同じママとして、大切な子供たちを熱中症から守りましょうO(≧▽≦)O