夜泣きは本当にツライですね。

そして、程度の差はあれど、
子供を持つお母さんなら一度は通る道…。


夜泣きする時期は、生後5〜6ヶ月頃から始まる子もいれば、
1歳になってからや、一度治っていたのに2歳頃から再開など様々。

赤ちゃんが夜泣きをするのは、基本的には体内リズムが、
まだ、きちんと出来ていないことが原因と言われています。

けれど、その月齢と共に、夜泣きのきっかけや理由は少しずつ違うんです。


そこで今回は、夜泣きが1歳に始まった場合に特化して、
原因や対策法についてお伝えしたい
と思います。

1歳の子供の夜泣きに苦しむあなた、是非参考にしてみてくださいね!


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1歳に多い夜泣きの原因って一体なに?

1歳の赤ちゃんの夜泣きの原因で、一番多いのは、卒乳または断乳

卒乳がきっかけで、入眠方法が変わってしまい、
夜泣きが始まったというケースですね。

特に、添い乳で寝ていた赤ちゃんに多いです!


では、入眠方法が変わることで、
どうして夜泣きしてしまうのでしょうか。

まず、赤ちゃんは、決まった入眠方法で眠ることをとても好みます。

その際、今まで授乳で眠っていたのに、その方法が変わると、
慣れるまでは、混乱が生じてしまいますよね。

そして、これが最初に寝入る時だけでなく、
浅い眠りの度に繰り返されて、夜泣きになってしまうのです(-_-;)


ここで少し話が逸れますが、人間は眠っている時、
浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。

これは大人にも子供にも起こることで、実は、眠ている時に危険が迫った場合でも、
すぐ目覚めて回避するためで、人間の本能だと言われています。

赤ちゃんの場合は、この危機管理が特に強く作用している為
浅い眠りは大人よりも浅く、また浅い眠りと深い眠りの間隔も短くなっているんです。

その結果、浅い眠りの時により安心して眠れる環境を求めて起きてしまうので、
頻繁に起きてしまいます。


赤ちゃんの夜泣き


この場合の夜泣きは、「授乳なしで眠ることに慣れるのを待つ!」に尽きる。

ただし、浅い眠りになった時に、なるべく安心して眠れる環境を作ってあげるのも大切。


具体的には、赤ちゃんを寝かしつけた後は、
あなたも同じタイミングで一緒に寝てしまう

なんていうのも、1つの有効な手段(*^-^*)

起きかけた時も、一人で寝ているよりも、あなたが添い寝いる方が、
赤ちゃんの不安を煽らず、スムーズに入眠しますよ!


他にも、新しい入眠方法に早く慣れるようにしてあげましょう。

絵本で寝かしつけなど、授乳ではなくて、こうすれば寝られるようになるんだ、
という意識付けをしてあげるのも効果的ですよ。


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お昼寝の時間は大丈夫ですか?

次に考えられるのは、お昼寝の時間帯が原因となっている場合。


1歳を過ぎると、ねんね期の赤ちゃんとは違い、
少しずつ体力がついてくるので、それまで1日2回だったお昼寝が、
1回だけに移行していきます。

けれど、一回寝に完全に移行するまでは、リズムがなかなか掴めません

午前寝をしっかりしてしまったり、後ろにずれ込んだりして、
夕寝をしてしまうことも多々あります…。

夕寝をすると、夜の眠りの質が悪くなり、
先の章と同じ理由で、夜泣きしてしまう訳なんです(-_-;)


これも、成長過程の一環。

自然に一回寝のリズムが着くのを見守るしかないのですが、
日中、特に午前中の過ごし方を見直すことで、改善の可能性はあります。

お散歩や支援センターなど、午前中は身体を動かせるお出かけをして、
午後早い時間にお昼寝に入れるように、リズムを付けていければベスト

ちなみに、1歳は、あんよも上手になってきて、
同じくらいの月齢のお友達を見て、刺激を受け始める時期。

外での刺激を利用して、上手くリズムが整っていくといいですね(*^-^*)


1歳の赤ちゃん

もしかして夜泣きでは夜驚症かも?

最後にお話するのは、先の2つとは少し異なるものです。

外での活動が活発になってくると、
夜中に突然泣き叫んで起きることがあります。

こちらが何を言っても聞く耳を持たない様子で、
ただ激しく泣きじゃくる・・・(;´Д`)

これは、「夜驚症(やきょうしょう)」といって、
夜泣きとは原因が少し違うものです。


一般的には、2歳以降に起きやすいとされていますが、
外での刺激を受ける機会が増える、1歳に起きる事もあります。

夜泣きは、浅い眠りの時に起きて、グズグズ泣くのに対し、
夜驚症は深い眠りの時に起こるもので、
身体は起きていますが、脳は完全に眠っている状態。

なので、こちらがなだめても抱っこなどをしても、
落ち着く様子が見られません。


また、夜泣きが成長過程の一環で、はっきりした原因がないのに対し、
夜驚症には何らかのきっかけがあるのも特徴。

例えば、一番多いのは、日中恐怖を感じた体験が要因になっている場合!

また、恐怖ではなく楽しい体験でも、強く興奮すれば、
それがきっかけになることも…。


1歳の夜泣き


ちなみに、夜驚症の場合も、しばらく頻回に起こったとしても、
自然と落ち着くので心配はありません。

もし、原因に心当りがあれば、その原因や不安を取り除いてあげれば、
比較的早く落ち着くことがあります。


実は私の子供も、稀に夜驚症で起きることがあります。

日中、お友達とクタクタになるまで遊んだ時や、
私が少し強く叱り過ぎた時などに、夜ワンワン泣いて起きてしまうことがあって、
親としては反省するばかり(-_-;)

また他にも、怖いテレビ番組など見た等も、
きっかけになることがあるので、気をつけてくださいね!


まとめ

いかがでしたでしょうか。

1歳からの夜泣きの原因について、いくつか挙げてみましたが、
参考になったでしょうか?

1歳は赤ちゃんから幼児に移行し始める時期です。


心も身体もまだまだ発展途上なだけあって、
夜泣きに限らず、親は戸惑うばかりですよね。

けれど2歳近くにもなれば、1日の体内リズムがキチンとついてくるので、
夜の寝つきも良くなってきます。

後しばらくの辛抱です。ぜひお子さんと一緒に乗り切ってくださいね!


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