毒性を弱めた細菌・ウイルスをあらかじめ体に投与しておくことで、
免疫をつける事を目的に行なわれる予防接種!
免疫がある事で、症状が重症化するのを防いでくれますので、
病気に対する抵抗力が低い乳幼児に予防接種は、必要。
特に細菌性髄膜炎を引き起こす、ヒブ感染症は、0歳児からかかりやすい上に、
保育園など集団保育の子供達は2~3倍かかりやすいという恐ろしいデータが(;´Д`)
ですので、これから保育園に預けて働く予定のあなたは、
ヒブ感染症を防ぐヒブワクチンの予防接種をおすすめします!
そこで今回は、
「ヒブワクチンの予防接種は、何歳から受けられる?」
「接種の間隔はどれくらい空けるの?」
「忙しくて、予防接種を忘れそう…」
などなど、あなたの疑問にお答えします!
それでは、さっそく見ていきましょう!
ヒブワクチンの予防接種はいつから?間隔のとりかた!
予防接種を受ける月齢によって、
接種間隔や回数が違いますので、次はそれぞれご紹介します。
- 生後2ヶ月から6ヶ月の場合の接種スケジュール
- 1回目から4〜8週間隔で2回目
- 2回目から4〜8週間隔で3回目
- 3回目から7ヶ月〜13ヶ月くらいで4回目
- 生後7ヶ月から11ヶ月の場合の接種スケジュール
- 1回目から4〜8週間隔で2回目
- 2回目から7ヶ月〜13ヶ月くらいで3回目
- 満1歳から満4歳の場合
- 1回のみの接種
- 5歳からは、接種不可
以上が、接種の月齢別接種スケジュールです。
生後6ヶ月からヒブウイルスによる細菌性髄膜炎の感染率がググッと増えてしまいます。
望ましい接種開始年齢は、生後2ヶ月からですので、
お子さんが2ヶ月になったらすぐに行動を開始して下さい。
ちなみに、副作用が気になる人も多いと思いますが、
こちらの記事を参考にしてくださいね。
→ 予防接種の前に知っておきたい!副反応で熱が出たときの対処法!
ですが!
ただでさえ仕事に家事に子育てにと忙しいあなた。
ついうっかりと、予防接種を忘れてしまってどうしよう!
そんな事も、あるかもしれません。
でも、そんな事にならない方法を次にご紹介いします!
ずばりアプリを使う!
最近は、様々な育児支援サイトや予防接種を推奨する小児科医の団体などが、
予防接種のスケジューラーアプリを作ってくれています。
子供の生年月日を入力すれば、アプリが予防接種のスケジュールをたててくれて、
アプリによっては、接種日前にはアラート機能で教えてくれるという大変便利なもの!
しかも、ほとんどのアプリが無料で使えるものですので、
自分の好みのアプリを選ぶのも、楽しみですね!
ヒブワクチンの接種について
ヒブウイルスが原因のヒブ感染症は、免疫がないと重症化しやすく、
重い細菌性髄膜炎を引き起こします。
しかし、ワクチンを接種して免疫をつけると、仮にヒブ感染症になったとしても、
重篤化するリスクを大幅に減らす事が出来ますので、怖がる必要はありません!
望ましい接種開始月齢は、2ヶ月からです。
ですが、2ヶ月からが望ましいと分かっていても、接種出来ない事もありますよね。
大切なのは、一度でも予防接種を受けて免疫をつける事です。
何よりも、重症化を防ぎましょう。
予防接種の予定を忘れない事も大切ですので、
予防接種のスケジューラーアプリを使って、次々と接種をして下さい!
もし予防接種を忘れてしまったとしても、
お医者さんも看護師さんも相談にのってくれます。
困った時は、相談しましょう。