乳児検診の時に言われて一番ショックの言葉。それが、
「体重が増えてませんね」
入院中は、授乳前に体重を測って、授乳後にまた測って…
途中でうんちが出たらまたやり直しで測って…ですよね(´・ω・`)
思えばもうそのあたりから、体重を増やすことに躍起になっていたのかも。
しかし、退院してからは、家で1日に何度も体重を測ることはありません。
その分、乳児検診の時に体重が上手く増えてない事を知ると、
「えっ?飲めてなかったんだ…」とショックったらないですよね。
母乳育児のメリットはた~くさんありますが、唯一デメリットと言えば、
母乳はよく出ているのか?赤ちゃんは飲めているのか?がはっきりしないところ。
母乳だけで育児しようと思っていたのに、母乳の量が少ないので、
医師からの「ミルクを足しましょうか」の一言。
こうなると、さらにダブルショック(;´Д`)
・・・って、この記事を見てくれているという事は、
あなたも同じように悩んでいるのではないでしょうか?
そこで今回は、赤ちゃんの体重がなかなか増えなくて、不安に思っているあなたに、
母乳育児の体重が増えない原因について、ご紹介します!
まずは、なぜ体重が思うように増えないのか見ていきましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重が増えない主な原因はこれ!
赤ちゃんは、生後4~5日間は。産まれた時より体重が減っていきます。
これは生理現象で、どの赤ちゃんもみんなそうなので、安心してくださいね。
赤ちゃんの体重が増え始めるのは、生後2週間頃から!
と言っても、そうとんとん拍子にはいきません(-_-;)
生後1か月くらいまでの赤ちゃんは、
何と言っても、おっぱいを飲むのが下手くそ( *´艸`)
おっぱいを飲むのってコツもいるし、吸い付く力もいる。
しかも、1回に飲める量だってまだ少し…
実は、なかなか難しいんですよ!
なので、ちょこちょこ飲みの赤ちゃんには、
授乳回数を増やしてあげる必要がありますね。
そして、回数を増やすメリットは、赤ちゃんにとってだけではありません。
授乳回数を増やして、赤ちゃんに吸ってもらうことで、
分泌が促されて、母乳がたくさん出るようになるんです!
母乳の出る量は赤ちゃんの飲む量と深く関係しているんですね~。
というわけで、
- 生後数日間の生理的な体重の減少
- 母乳の出る量がまだ不安定
- 赤ちゃんがまだ上手に飲めない
こういったことから、赤ちゃんの体重が思うように増えないのだと考えられます。
では、もう少し月齢が進んだ場合はどうでしょうか?
生後2、3、4ヶ月頃の赤ちゃんの体重が増えない主な原因はこれ!
この時期に、体重が増えていないと指摘された場合、
もしかしたら、母乳が足りていないかもしれません。
そこでチェックして欲しいのが、この2つ!
- おしっこの回数は?1日6回以上は出てますか?
- 最近、授乳の回数が増えてませんか?夜中の授乳は?
この2つが当てはまる場合は、母乳の出る量が少なくなっているかもしれません。
意識して授乳回数を増やしてみてくださいね。
他の解決法としては、母乳育児に詳しい助産師さんに相談してみる事!
私の住む地域では、助産師さんが家庭訪問をして、
相談にのってくれたり、おっぱいマッサージをしてくれます。
詰まっていて痛みのあったところが、すーっと抜けて楽になり、
実際、その後はよく母乳が出たので驚きました(ΦωΦ)
市区町村で派遣しているところもありますので、
お住まいの地域のHPや広報などぜひチェックしてみてくださいね。
また、この頃になると、自分で飲む量を調整したり、
寝ているよりも動きが出てきて、カロリー消費が増えるので、
体重が増え止まることもあります。
じゃあ、実際のところ母乳が足りていないのか?
それとも、足りているけど増え止まっているのか…
どっち???
その判断の目安となるのが、「成長曲線」です。
ですが、知らずにいると逆にこの成長曲線に悩まされてしまいます。
どういう事なんでしょうか、次に見ていくことにしましょう。
赤ちゃんの発育の目安になる成長曲線!
産まれた時から体重には、個人差があります。
もちろん、その後の発育だって赤ちゃんによって違います。
元気に成長しているかな?という判断の目安になるのが、
厚生労働省が統計を元に作成している「成長曲線」です。
母子手帳にも載っているので、目にしたことがあるかと思いますが、
これはあくまでも目安。
あの帯の中に入っていなくてはいけない!といったものではありません。
実は、曲線のカーブに沿って、成長していればいいのです!
ちなみに、完母で緩やかな発育をする赤ちゃんには、あのカーブは合っていないのでは?
という意見もあります…。
なので、あまりにもはずれていない限りは、不安に思うことはありませんよ(*^。^*)
それでも赤ちゃんの体重が気になっているあなたへ
成長曲線はあくまでも目安!
とは言っても、あまりにもズレてはみ出している場合には、心配ですよね。
赤ちゃんの体重があまりにも増えなくて不安…
母乳のこと、ミルクのことばかりを考えていてストレスを感じている…
体調がすぐれない…
などなど、そんな時にはミルクを足すことも考えてみてくださいね。
母乳と混合にして、赤ちゃんの体重がしっかりと増えてきたところで、
完母に移行するという方法もあります。
昼間は母乳、寝る前はミルクにして赤ちゃんのお腹を満たしてあげることで、
赤ちゃんが夜ぐっすり寝てくれて、あなたも身体を休めることができます。
無理をして頑張りすぎてしまうと、母乳の出にも影響が出ますし、
何よりも楽しいはずの育児が、孤独で辛いものになってしまったら悲しいですよね。
まとめ
今回は母乳育児の赤ちゃんの体重に焦点をしぼって、お話してきました。
数字的なものに必要以上にしばられず、
成長曲線のカーブを目安に考えていただけたらと思います。
まずは頻回授乳が基本です。
ダメならミルクを足すこともあり!
気を楽にして、がんばってくださいね!!