幼稚園や保育園へ通うようになると、子供はますます活発になります!

元気に遊んでくれるのは、とても嬉しいのですが、
その結果、怪我をして帰ってくることも(^_^;)


子供自身ならまだ良いのですが、時には、お友達に怪我をさせてしまうこともあります。

おもちゃをとり合った際に、叩いてしまうことや、
そのおもちゃで誤って傷つけてしまう・・・

興奮したときに勢い余って、相手の子を突き飛ばしたり、
また、追いかけっこをしていて、近くにいた子とぶつかるなど、
怪我する原因はやまのようにありますね。


スポンサーリンク



あなたがそばにいる場合は、ある程度の状況がわかるのですが、
幼稚園や保育園での出来事はわかりません(;´д`)

もしも、自分の子供が、お友達に怪我をさせてしまったら・・・
謝罪はした方がよいのでしょうか?

必要ならどういった形ですると、その子やお母さんと、
今後もよい関係を築けるのでしょうか?

一緒に見ていきましょう!


スポンサーリンク


子供の話を聞いてみよう!

怪我をさせたことを知ったら、慌てずにまずは、
子供にその時の状況をできるだけ詳しく話しをさせましょう。

友達に怪我をさせてしまって動揺する子供もいますので、叱っているのではなく、
その時のことを詳しく知りたいのだと安心させてくださいね。


話を聞くときには、「いつ・どこで・どうやって」などの質問をして、
答えやすくしてあげるのがポイントです!

具体的な聞き方例

  1. いつに起きた出来事なのかの確認
  2. 朝のあいさつの後、お弁当や給食の前後、帰りの支度の時など、
    いくつか例を出してあげると、思い出しやすいでしょう。

  3. 怪我をさせてしまった場所を聞く
  4. いつ、どこで、を順番にはっきりさせると、
    状況を頭に思い浮かべることができて、話しやすくなります。

  5. 何をしていて、どんなタイミングで怪我をさせてしまったか
  6. 同じことを繰り返したり、関係のない話をしたりすることがあっても、
    少し我慢して、最後まで聞いてあげてくださいね。



子供が話し終えたら、あなたが状況をまとめてあげましょう。

聞いたことをまとめて、もう一度話してあげて、
内容に間違いがないかを確認します。



先生の話を聞いてみる!

子供側からの話を聞き終えて、内容を確認したら、
幼稚園や保育園の先生にどのような状況だったかを尋ねてください。

子供は、悪気はなく無意識に、自分に都合の悪い部分を話さない事があります。

先生が把握している状況を聞いた後に、子供から聞いた話を比べながら、
異なる部分があるようならもう一度先生に確認してください。


先生の話の方が正しいとは限りません。

とても大切なことなので、
「うちの子はこう話していましたが・・・。」
と説明してみましょう。

お互いの話を突き合わせているうちに、はっきりと見えてくる部分もありますよ。


保育士さんと園児達

謝罪は必要なのか?

怪我をさせてしまったことは、仕方がありません。

しかし、それに対し相手のご両親に謝罪が必要かは悩みます・・・。


判断するためには、まずは、その子供の怪我がどんな状態か?を、
きっちりと確認することが必要です。

状態に加えて、怪我をさせてしまった理由も大切です。

ケンカなのか、遊んでいて誤って傷つけてしまったり、
偶然にぶつかってだけなのか・・・。

かすり傷や打ち身程度の軽症の場合は、お互いさまとも思えるので、
「すいませんでした」と電話か、お迎え時などに顔を合わせる時に、
簡単に謝罪を伝えるとよいと思います。


ちなみに、以前、私の子供が、青あざを作って幼稚園から帰ってきました(;゚Д゚)!

子供と先生の話を聞いて、怪我をさせた子供は、他のお友達とトラブルがあった後、
たまたま横にいたうちの子供にかみついたようです・・・。


先生からは、

「目が行き届かず申し訳ありません」

と言っていただきましたが、かみついた子供の親御さんからは、
何の連絡もありませんでした。

思わずかみついた子供の気持ちもわかるのですが、
お母さんから一言ご連絡をいただければ、気持ちがよかったのにと思いました。


「ごめんなさいね。」と言ってもらうだけで、
わだかまりがなくなること、ありますよね?

お友達を怪我させてしまったら、基本的に「謝罪をする」ことで、
お互いに気持ち良く、今後の付き合いができると思います。


もし、病院で手当てが必要なほどの怪我をさせてしまった場合は、
自宅まで謝罪に伺ったほうが良いですね。

まず連絡を取って治療の様子などを聞き、後日、親子で謝罪しましょう。


子供の怪我で謝罪

治療費の負担は?

では、治療や通院にかかる費用は、負担を申し出るべきでしょうか。

幼稚園や保育園で怪我をして、病院での手当てや通院しての治療が必要な場合、
通常、園で全員加入している保険によってまかなわれるます。
(園によって違うので確認してください。)


でも、怪我の程度によって、保険が適用されないこともあるので、
相手のご両親に確認してみるとよいでしょう。

一方的にではなく、子ども同士の関わりの中で怪我をさせてしまった場合は、
ある程度お互いさまと考える方が多数ですが、なかには、どのような理由であれ、
治療費は、怪我をさせてしまった側の負担とする考える方がいることも事実です。

謝罪に出向いた際の話の仕方や、様子をうかがって、
費用負担の話し合いが必要かどうかを判断してください。


まとめ

集団生活の中では、怪我をしたりさせてしまう事は、
必ずと言っていいほどあります。

親としては、自分の子供が傷つけられると良い気持ちはしないですし、
傷つけてしまっても、同じように心が痛みます・・・。

子供同士は、終わってしまうと何事もなかったように仲良くなれますが、
大人は、相手から謝罪の気持ちを表してもらえないと、
気持ちの整理つかない事があります。

親子ともに、良い関係を保つために、お互いさまの気持ちを持ちながら、
丁寧な対応を心がけたいものです。


「お友達に怪我をさせてしまったことを知らなかった!
そのために謝罪ができなかった・・・」

ということがあると、親同士のわだかまりができてしまうこともありますΣ(゚д゚lll)

子供には、日頃から、お友達に怪我をさせてしまった時は、
ちゃんと教えてくれるように、話をしておきましょう!


スポンサーリンク