子供が、体調を崩しやすいこの時期。
ノロウイルスやインフルエンザも各地で流行している中、
お子さんが、急に下痢になって動揺していませんか?
実は、下痢には色んな症状や原因があって、それぞれで対処方法が違います。
正しく対処するには、何が原因の下痢かを見極める必要がありますね。
そこで今回は、子供の下痢症状の見極め方や、対処法についてまとめてみました。
ツラい子供を少しでも楽にするために、まずは見極め方から見ていきましょう!
嘔吐や発熱はないか?原因を見極める!
下痢の原因として、この時期一番気をつけなければならないのは、
ノロを始めとするウイルスが原因の感染性胃腸炎!
ウイルス性胃腸炎の場合は、発熱や嘔吐を伴っていることがほとんど。
それらの症状がある場合は、まずはウイルス性胃腸炎を疑ってください。
その他の原因としては、細菌性胃腸炎(食中毒)、冷え、ストレス、
食べ過ぎからくるもの等があります。
どちらにしても、症状が続く場合は、自己診断だけではなく、
ちゃんと、病院での受診がおすすめです!
ちなみに、受診する際には、便を持参することで、
診断がスムーズに受けれます。
ただ、持っていくのが難しい場合は、
スマホのカメラなどで撮影してから行くと良いですよ^^
自宅でのケアの方法とは?
下痢症状が続いて、最も注意しなければいけないのが脱水症状!
ノロ等のウイルス性胃腸炎で、稀に重篤な状態になる場合も、
直接の原因は、ほぼ脱水によるものと言われています(;゚Д゚)!
それだけ、水分補給には、気をつけなければいけません。
水分補給のコツは、「小まめに少しずつ」。
一度に沢山あげてしまうと、おしっこや下痢便として排出されてしまいます。
また、ポカリ等のイオン飲料は、体調が悪い時に与えがちですが、
含まれる糖分は、下痢にはあまり良くありません。
下痢の時の水分補給には、お茶やお白湯がベスト!
また、嘔吐もあり、特に脱水の危険がある場合は、
OS-1(オーエスワン)などの経口補水液を、少しずつ飲ませてあげましょう。
食欲が出てきたら
水分が採れるようになってきて、本人にも食欲が出てきたようなら、
便の様子を見ながら食べ物を与えていきましょう。
ただ、嘔吐もしていて、食べてまた戻してしまうようなら、
無理には与える必要はありません!
与えるものは、下痢の時のABC(Apple、Banana、Carrot)とも言われる
リンゴ、バナナ、人参などの、消化が良く栄養価の高い食べ物がおすすめ!
同じように、消化が良さそうなものにヨーグルトがありますが、
乳製品は腸の内膜を刺激してしまうので、あまり良くないです。
様子を見ながら少しずつ与え、落ち着いてくれば、
おかゆやうどん等を主として食事させていきましょう!
二次感染を防ぐために!
ウイルス性や細菌性の下痢の場合、二次感染の予防がとても大切!
汚物処理をする場合は、手袋やマスクを徹底し
、空気中に浮遊しないように、汚物はビニール袋を2〜3重に処理しましょう。
ウイルスはアルコールでは死滅しないので、
汚れたものは、薄めたハイターで洗浄したり、
「次亜塩素酸水」をスプレーするなどして対処しましょう。
ちなみに、安全・お手軽でおすすめのなのが
→ ウイルス除去率99%チャーミスト
病院でも使われているので、品質は間違いないですし、
これからの季節、万が一に備えておくと安心ですね^^
見落としがちなのが、トイレで排便、嘔吐した後です。
その時、便座のふたをせずに流してしまうと、トイレ内にウイルスを飛沫させてしまうので、
フタをしめて流すようにしましょう。
まとめ
子供が下痢をした時の、対処方法などをお伝えしました。
便の状態や本人の様子を見ながら、焦らず進めていきましょう。
特にウイルス性胃腸炎に感染すると、看病で出歩くこともままなりません。
前もって、「経口補水液」や「次亜塩素酸水」を常備しておくと、
いざという時も困らずにすみそうですよね。
準備を万全にして、あと少しの冬を乗り切りましょう。