「七五三というからには、7歳、5歳、3歳の時にするものだったよね?」
自分の七五三の時から、もう十数年?何十年?経っています(笑)
なので、いざ、我が娘の七五三!と言われても、
「女の子はいつ?」と悩んでしまいますね(;´∀`)
この記事を読んでいるという事は、あなたもそうなのではないでしょうか?
そこで今回は、女の子の七五三はいつにすればいいのか?をご紹介します。
それでは、七五三の由来や意味から見てみると、
なぜ、男女で行う年齢が違いのかが分かりやすいので、
早速見ていきましょう!
なぜ女の子と男の子ではやる年齢が違うのか?
七五三を行う年齢は、男女で違います。
男女別の七五三の年齢!
- 女の子:3歳と7歳
- 男の子:3歳と5歳
どうして女の子と男の子で年齢に違いがあるかというと、
七五三の由来や意味が関係しています。
それでは、なぜその年齢になったのかを、それぞれ見てみましょう!
3歳の七五三
3歳は男女共に、髪置きの儀と言って、
それまで剃っていた髪を伸ばし始める儀式をします。
実は、昔は病気予防の為に、抵抗力の弱い乳幼児の時期は、
髪を剃っていました。
3歳になって体が強くなる時期に、髪の毛を伸ばし始めたようです。
髪を伸ばしはじめるまで、成長できた事をお祝いしたのでしょうね(*^。^*)
5歳の七五三
5歳の七五三は、男の子だけをお祝いします。
男の子は、5歳になると初めて袴を身に付けるようになります。
それを、袴着の儀と言い5歳の男の子をお祝いする由来になり、
現在の5歳の七五三になったと言われいます。
7歳の七五三
7歳は、女の子のみをお祝いします。
昔は、女の子が7歳になると、それまで着ていた紐付きの着物をやめて、
帯を締めの着物をきるようになりました。
このことを、帯解きの儀と言って、7歳の女の子をお祝いしたようです。
こんな風に、それぞれの年齢によって行われる儀式の意味合いに合わせて、
男女でお祝いする年齢が違いのですね!
男女の年齢の違いと、七五三の由来や意味が分かったところで気になるのが、
数え年と満年齢について…
どちらが良いのか、分かりやすくご紹介していますので、
引き続き見ていきましょう!
数え年?満年齢?どちらが正解!?
まずは、数え年、満年齢の意味から、簡単にご説明しますね^^
数え年とは、生まれた時を1歳として、
お正月を迎えた時に1歳加えていくという数え方で、
昔から日本にある年齢の数え方です!
ポイントは、誕生日ごとに歳をとるのではなく、
お正月が来ると、年齢が一歳あがります。
その為、12月31日に生まれた赤ちゃんはたった1日だけ1歳になり、
次の日の元日(1月1日)には、すでに2歳になります((( ;゚Д゚)))
満年齢とは、生まれた年を0歳として、
お誕生日を迎えると、1歳加えていくという数え方。
いま私たちが、一般的に使ているのがこの方法ですね。
さてさて、七五三に話を戻してみると、昔は数え年だけで、
満年齢という考え方自体がありませんでした。
ですから、江戸時代に始まったとされる七五三は、
もともと数え年を基準にして行われてたのです。
そのことから、現在でも「七五三=数え年」が一般的!
しかし、よく考えてください。
数え年の3歳ということは、満年齢で言うと2歳…
ただでさえ魔の2歳児と言われる年齢、
おむつが取れてなかったり、落ち着きがなかったりで、
長時間の写真撮影やお参りは大変(;´Д`)
また、ちょうどいい具合の年齢の兄弟姉妹がいれば、
まとめて済ましたいと思いますよね。
そういったことから、最近は満年齢に七五三を行う家庭も多いです!
更にいうと、数え年や満年齢にこだわる事が無くなってます。
例えば、
「3歳は満年齢で、7歳の時は数え年で七五三をする」
「上の子に合わせると、数え年の方だと一緒にできるので!」
個人的な結論で言えば、お祝いする気持ちがあれば、
どちらでも都合が良いタイミングを選べば問題ないと思います(´∀`)
と、年齢は分かったら、次は、「日にち」。
一般的には、11月15日と言われていますが、
本当にその日がベストなのでしょうか?
七五三は11月15日にやるのがベスト!?
うちのカレンダーの11月15日のところを見ると、
「七五三」と書かれています(笑)
なぜか「七五三=1月15日」というイメージの人も、多いと思います。
実は、この11月15日にも、ちゃんと由来や意味があります^^
なぜ11月15日が七五三なの?
ずっと昔、江戸時代に三代将軍家光が、五代将軍綱吉の為に、
袴着の儀を行ったのが、11月15日だったと言われています!
当時、旧暦の11月15日は、お釈迦様の誕生日の「鬼宿日-きしゅくにち」と言って、
とても縁起の良い日だったのです。
その為、将軍家では11月15日の吉日に、七五三のお祝いを行いました。
そして、それはすぐに、民衆へと伝わり、
今日の私達にまで、伝わってきたという事です。
しかし、年齢の時と同じで、この日にちも時代とともに、変化しています。
それでは、代表的な七五三の日程を見てみましょう!
七五三の日程!
- 11月15日
- 11月15日前後の日のいい土日
- 11月15日前後の日のいい平日
- 10月の日のいい土日
- 10月の日のいい平日
ここで言う、「日のいい」というのは、
大安や友引などのことで、ざっと候補がこれだけあがります。
夫婦共働きだったり、旦那さまの休日が土日ではなかったり、
忙しい現在、各家庭で生活パターンは異なりますよね。
ちなみに我が家の場合…
- 6月:写真前撮り
- 11月:11月23日の勤労感謝の日にお宮参り
5月のGWは混雑すると聞いていたのと、
夏の日焼け前には撮っておきたかった為。
混雑が予想されたので朝一番に近所のお宮へ行きました。
日も先勝だったので、午前中に済ますこと!
私の友人の家庭は10月の何もない平日に行ったそうですが、
それでも、何組かは七五三に来ていたようです。
日にちに関しては、あまり神経質にならずに、
家族にとって一番タイミングが良い日を選ぶと良さそうですね!