はっきりした言葉はまだ話せなくても、赤ちゃんと少しずつ会話ができるようになると、
そろそろ「母乳卒業」が気になりはじめるころ…
もちろん、赤ちゃんによって成長のはやさには個人差があるので、
月齢だけを目安にして、断乳の時期を決める必要はありません。
では、一体どのタイミングではじめればいいのでしょうか?
そこで今回は、断乳・卒乳をはじめるタイミングについて、
完全母親の視点でご紹介します!
卒乳と断乳の違いってなに?はじめるタイミングは?
はじめるタイミングを説明する前に、
まずは、「卒乳」と「断乳」の違いを説明します!
と言うのも、そもそも意味合いが全く違うので、
どちらを目指すかによって、タイミングが変わってくるからです。
卒乳と断乳はどう違う?
- 卒乳:赤ちゃん自身が飲むのをやめる
- 断乳:母親の都合・考えで母乳をやめる
もう少し詳しくみてみると、卒乳とは、赤ちゃんが自分で母乳を必要としなくなり、
母乳を飲むことをやめる事をいいます。
だいたい2才過ぎを目安に卒乳する赤ちゃんが多いです。
そして、断乳とは卒乳を待たずに、母親や赤ちゃんの事情により、
時期を決めて授乳をやめることをいいます。
1歳から1歳半が目安と言われますが、
やめる事情や理由によってタイミングに差があります。
一般的に…
- つかまり立ちができるようになった
- 離乳食を三食喜んで食べている
- ストローやコップを使って水分を取る事ができる
これら全部が完璧である必要はありませんが、
あなたから見て、ほほ出来ていれば、赤ちゃんの体は準備オッケーです^^
他にも、赤ちゃんとのコミュニケーションもポイント!
あなたの話しかけた言葉をなんとなく理解しているでしょうか?
断乳を実行するときには、
「もうすぐバイバイだよ。」「今日でおしまいね。」など、
赤ちゃんへの言い聞かせをするとスムーズと言われます。
赤ちゃんがあなたの言葉をどれくらい理解しているかも、
断乳を成功させるうえで、とても重要ですね!
あなたの気持ちは断乳に向けて整っていますか?
赤ちゃん側の様子を確認したところで、
あなたの心の準備ができているかも考えてみましょう。
授乳は、赤ちゃんにとってはもちろん、
あなたにとっても安らげる幸せな時間だと思います^^
もちろん、授乳の時間が、肉体的にも精神的にもツライ日があるとは思いますが、
何だか寂しい気がして、断乳になかなか踏み切れない母親が多いのも事実!
でも、断乳をはじめるには、あなたなりの事情があるはずです。
そして、授乳は終わっても、成長していく赤ちゃんと過ごす毎日は続きます。
寂しい気持ちも当然ですが、赤ちゃんだけでなく、あなた自身にも、
「だいじょうぶ、やってみよう!」という“言い聞かせ”が必要かもしれませんね^^
断乳とはひとつの大きな成長です!
赤ちゃんの成長の様子をよく見て、あなたの心が決まったら、
いよいよ「断乳」という大きなステップへ進むことになります!
個人的には、断乳は母乳を卒業と同時に「赤ちゃん卒業」の気もします。
これまで授乳の時間は、赤ちゃんにとって、お腹も心も満たされる、
なによりも安心できる時間だったはずです。
その時間を卒業するのですから、断乳の最中や完了したときには、
手をつなぐ、抱っこをするなどのスキンシップを、いつもよりも多くしてくださいね^^
そうすることで、赤ちゃんの気持ちも、きっと落ち着きますよ。
そして、赤ちゃんとあなたの心が落ち着いたら、
これまで、授乳をがんばったあなた自身を褒めてあげてください(*゚▽゚*)