顔が赤くて見るからに熱っぽく、何だか呼吸も荒い…
吐く息も熱く、頭からも湯気が出てそう…
親が一番焦る瞬間、そう、「子供の発熱」です(;´Д`)
子育てをしていて、心配になる事は無数にありますが、
そのなかでも、特に心配なのが子どもが熱を出した時。
ハァハァと苦しそうにしている子供をみて、
何とか熱を下げる方法はないかと、親なら思いますよね?
そこで今回は、子供が発熱したときに家庭で出来る事をご紹介します!
熱がでたらとにかく水分補給!
熱が出ると、ハアハアいう呼気や汗で体の中の水分が、
どんどん奪われていきますΣ(゚д゚lll)
脱水症状を防ぐためにも、こまめに水分補給をすることは大切!
特に、経口補水液やスポーツ飲料は、
素早く体内に吸収されるのでおすすめです。
とは言え、急な発熱でストックがなかったり、好みではないときは、
普段、飲み慣れているお茶や麦茶でもOK!
麦茶は意外に吸収力が良いので、夏場の熱中病対策にも良いですよ^^
そして、実は脱水症状を防ぐ以外に、もう一つ大事な目的があります。
それが、オシッコをたくさん出すこと!
熱が小便と一緒に出て行くので、水分をたくさんとって、
トイレの数を増やすことで、体が楽になります。
体が楽になったところで、ゆっくりと休ませてあげましょう(*^_^*)
冷やして下げる!でもここに注意!
熱がでると、ほとんどの人がまずは冷やすと思いますが、
いきなり冷やしても、実は、あまり効果がありません(・・?
熱の出はじめのゾクゾクと寒気がしているときは、
まだ、熱が上がりきっていない証拠。
そのタイミングで冷やしても熱を下げる効果がなく、
一度、上がりきるまで待ってください。
熱が上がりきると、今度は体が火照ってきますので、
そのタイミングで、パジャマを薄手のものに替えたり、
掛け布団を1枚減らして、冷やしてあげてください。
たまに、「汗をかくと熱が下がる」と言って、無理に厚着をさせて、
汗を出させる人がいますが、これは間違い。
正しくは、汗をかくから熱が下がるのでなく、
熱が下がる時に、自然に汗が出るのです!
ちなみに、無理に汗をかかせるために、布団を多くかけたり、厚着をさせると、
熱がこもって、もっと熱が高くなることあるので危険なのでやめましょう。
そして、氷嚢や冷えピタなどの保冷剤で冷やす時ですが、
闇雲に冷やしても効果は薄いです。
熱を下げるのに効果的な冷やす場所は…
- 首の付け根
- 脇の下
- 足の付け根
ここには太い血管があり、発熱した時に冷やすと、
熱を下げるのに、非常に効果が高いです!
ちなみに、おでこを冷やす人が多いと思いますが、
気持ちよく感じるだけで、熱を下げる効果はイマイチ(^_^;)
熱を下げるのに解毒剤は必要なの?
ある意味、熱を下げるのに、最も効果的なのが解熱剤!
しかし、病院の先生からは、すぐに使うようにとは言われません。
実は、熱が出るというのは、体内に入ってきたウイルスや菌と闘っている証拠!
ウイルスなどの病原体に感染すると、脳から闘え!という指令が出て、
体内で免疫物質が作られ、発熱物質が血中に出てきて発熱。
熱がでることで、ウイルスや細菌の活動を抑えたり、
免疫力を高める効果があります。
なので、解熱剤で一時、熱を下げても、根本的な原因の解決にはならず、
病原体がなくならない限りは、また熱が出てしまいます((( ;゚Д゚)))
ただし、次のような症状が出た場合は使ったほうがいいです。
- 寝られない
- 食欲が落ちている
- 苦しくて、辛そう
※お医者さんで診断してもらってから使用しましょう。
解熱剤については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
→子供が熱をだした!座薬を使う最高のタイミングっていつ?
まとめ
子供の熱の下げ方についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
子供が熱を出した時は、熱を下げるというよりも、
いかに楽に過ごして、安静を保つかが大事!
それでは、早くよくなりますように、お大事にしてください。。。