お腹の中で大切に守ってきた赤ちゃんが無事生まれ、
授乳とおむつ替えに大忙しの新生児期を過ぎると、
少しずつ起きている時間が増えてきます。
表情が豊かになってきたり、自分で手足をバタバタ動かすようになってきたりすると、
どうやってあやしてあげよう!遊んであげよう!と楽しみになってきますね^^
赤ちゃんは、視覚や聴覚が発達してきて周りの物に興味をもつようになるので、
キレイな色や音、手触りを楽しめるようなおもちゃを選んであげたい~!!
って、あなたも思っていませんか?
赤ちゃん用品店をのぞいてみると、
日本製の木のおもちゃ、外国製のカラフルなおもちゃ、知育玩具など、
どれもよさそうで迷ってしまいます・・・。
確かに、色々魅力的なおもちゃはたくさんありますが、
できれば、お金はあまりかけず、暖かみのあるおもちゃを手作りしたい!
しかし、ぶきっちょなので、難しいのはちょっと・・・(ーー;)
そこで今回は、家にあるもので簡単に手作りできるものから、
素材やデザインにこだわったものまで、
布で簡単にできる赤ちゃんの手作りおもちゃをご紹介します!
アイデア次第で、市販品以上のおもちゃができますよ~!!
赤ちゃんの安全のために注意したいこと!
何でも口に入れて確かめるのが、赤ちゃんの特徴(´Д`;)
歯が生え始める時期には、歯茎がかゆいので、
常におもちゃをなめたり、かじったりしています(笑)
そこを踏まえたうえで、おもちゃの素材となる布は、
綿やガーゼ、ニットなど、やわらかめで毛足の短いものを選びましょう!
オーガニックコットンも赤ちゃんに適しています。
そして、布の接着には、化学性物質が入っているボンドなどを使わず、
できれば、手縫いかミシンを使うのがいいでしょう!
そうすれば、口に入れても安心です(*´▽`*)
また、誤飲の恐れがあるので、あまり小さいものよりは、
飲み込めない程度の大きさのおもちゃがおすすめです!
ちなみに、直径39mmのチャイルド・マウスと呼ばれるものが、
赤ちゃんの口の大きさです。
これを通る大きさのものは、飲み込んでしまう恐れがあります。
母子手帳についていることもありますので、必ず確認しましょう!
簡単にできる布製の手作りおもちゃの作り方!
それでは、簡単にできるおもちゃを3つご紹介します!
にぎにぎ
帯状の布で、ドーナツ状の輪を作り、
そのなかに、綿を入れて縫い閉じたおもちゃです。
にぎにぎと呼ばれ、市販品でもよくみますが、簡単に手作りできます。
ビニール袋を中に入れると、赤ちゃんが好きなシャカシャカと音がする、
にぎにぎができます。
レースを挟み込んだり、クランチドーナツに見立てて、
つぶつぶの刺繍をしたりすると、手触りも楽しめます。
裁縫が得意な方は、動物をかたどったものもいいですよ^^
フエルト指人形
5~6㎝四方のフエルトを、指に合わせてみて、かぶさるように縫います。
指先に、お父さんやお母さんの顔を作って縫いとめると、簡単指人形になります。
家族分を作って話しかけてあげましょう^^
動物の顔でもよいし、アンパンマンのように、
赤ちゃんが好きそうなキャラクターでも可愛く仕上がります。
ただ、フエルトは綿やニットに比べてやや起毛しているので、
赤ちゃんが口に入れないよう、大人が指にはめて、遊んであげるのがいいかもです!
布ふわり
これは、一番簡単なおもちゃです。布一枚でできます!
約50㎝四方の、オーガンジーやシフォンのような柔らかくて、
向こうがやや透けて見える布を用意します。
手芸店で販売されているものを買った場合、
布端を簡単に縫うか、ピンキング鋏で糸が出てこないように切ってもよいです。
両端を持って、赤ちゃんの目の前を揺らしながら、
天井に向かって投げると、ふわふわと落ちてきて、
興味深そうに目で追ったり、手でつかもうとしたりします。
大人と赤ちゃんの間で、ゆらゆらさせて、いないいないばあ遊びもできます。
3~4歳になると、マントにしたり、スカートみたいに巻きつけて遊んだりできます。
一枚の布ですが、子供は工夫して遊ぶので、きれいな色が何枚かあると楽しいですよ。
大人も楽しい布製の絵本!
少し手をかけて、凝ったものを作ってみたいあなたには、
布製の絵本がおすすめです!
丸や三角、四角など形を区別できるようなものや、
果物、野菜などをテーマにしたもの、ボタンやマジックテープを縫いつけて、
手触りを楽しむものもできます。
手作りの布製絵本は、見ていると、大人も楽しくて、癒される感じがします。
世界で一つだけのオリジナル絵本を作ってあげられたら、
思い出の品がひとつ増えそうですね(*´▽`*)
手作りキットもたくさん出ていますので、最初はそれを使ってみるのもいいですし、
アイデアだけ参考にして、自分でがんばってみるのもいいでしょう。
参考になる動画を見つけたので、良かったら参考にしてください↓
楽しみながらチャレンジしてみては?
「がんばって高いものを買ったのに・・・」
「カラフルな色が気に入って、喜びそうだと買ったのに・・・」
など、赤ちゃんは意外と、興味を示さないことがあります(T_T)
一度は手にして遊んでみるけれど、すぐに飽きてしまうことも。
それに比べると、手作りのシンプルなものは、長く遊んでくれることが多いです。
赤ちゃんが成長すると、自分なりの遊び方を見つけることもあります。
シンプルゆえに、遊び方も、もともとの遊び方とは違うものに発展させられます。
赤ちゃんがこんなものが喜びそうだな!手作りのもので、一緒に遊べたら嬉しいだろうな!
と楽しみながら創作ができそうなら、ぜひ、チャレンジしてくださいね^^