赤ちゃんのお腹がパンパンになって苦しそう・・・
そんな姿をみると、ママなら誰だって心配になりますよね。
この記事を読んでくれているという事は、
あなたの赤ちゃんが、便秘で悩んでいるのでしょうか?
その気持ち痛い程わかります。
私も、子供の便秘に悩んだ親の一人です(;´д`)
少しでも早く楽にしてあげたくて、解決法を知るためには、
まずは、原因から!と目一杯調べ尽くしました^^
そこで今回は、赤ちゃんの便秘の原因について、分かりやすくご紹介します!
あなたの赤ちゃんを苦しめる便秘の原因は、一体なんなのか?
一緒に探って行きましょう!
離乳食前の便秘の原因はなに?
いきなりですが、結論から言いますと、
離乳食前の赤ちゃんが便秘になることは、稀です。
ただ、稀とは言え、気になりますよね~^^
新生児の便秘は、
- 水分不足
- 腸内細菌
この2つが主な原因です!
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
水分不足が原因?
新生児の頃は、母乳を飲んだら、飲んだ分だけ、
水のようにゆるいうんちが出ますよね。
1日に10回以上する赤ちゃんも(;゚Д゚)!
それが、月齢が進むにつれて、
回数が減ってきたり、ドロドロしたりと徐々に変化します。
今まで、かなりの回数出ていたので、少なくなると心配になるでしょうが、
これは授乳の回数や量によって、便のペースが変わっただけで、
決して、便秘ではありません!
ただし、母乳だけで育てている場合、
母乳が足りないと水分不足になってしまい、
便が硬くなって、出にくくなることがあります。
また、ミルクだけをあげている場合でも、
母乳に比べて、消化に時間がかかってしまうので、
腸の中で便の水分が取られて、出にくなることも・・・。
と、希にですが、このように水分不足が原因で、
便秘になることもあります。
母乳やミルク以外に、白湯などで水分補給はしっかりしましょう!
腸内細菌が便秘の原因?
もう一つの原因は、腸内細菌がまだ整っていないことがあげられます。
排便と腸内細菌が深く関係していることは、周知の通りですが、
赤ちゃんの腸の中では、どんなことが起きているのでしょうか?
実は、お腹の中にいる時の赤ちゃんは、腸内細菌が0(ゼロ)!
つまり、無菌状態にあります。
そして、出産時、お母さんの産道を通ると口などから、
お母さんの腸内細菌が、赤ちゃんの身体に入り込んでいくのですヽ(´Д`;)ノ
つまり、生まれた時は、赤ちゃんの腸内細菌と、あなたの腸内細菌は、
ほぼ一緒ということになります!
フィンランドでされた実験では、75%の母子(お母さんと生後3ヶ月の赤ちゃん)の
腸内ビフィズス菌が一緒だったという結果でした。
このように生まれた時は、お母さんの腸内細菌とお揃いの状態ですから、
もしも、あなたが妊娠時に便秘がちだった場合、
赤ちゃんにも、影響してしまうことがあるようです。
しかし、ご安心ください。
赤ちゃんはその後、母乳やミルクをたくさん飲んで、
ビフィズス菌などの良い菌を、どんどん増やしていき、
自分で腸内環境を整えて行くので、心配はいりません^^
ただし、少し心配なケースもありますので、ご紹介しますね。
心配なケースとは?
ヒルシュスブルング病とは、肛門に近い大腸に神経細胞がなく、大便が出ない病気です。
ほとんどの場合は、産後すぐに病院で発見されます。
他にも、「クレチン症」といって、生まれつき甲状腺の働きが低下している病気の場合もあります。
この場合は、元気がなく、黄疸が続くといった症状が出ます。
ほとんどの場合、早期で発見されますが、
万が一の可能性もありますので、気になる時は、
すぐに病院にいきましょう!
離乳食後の便秘の原因はなに?
離乳食が始まると、今までの食習慣がガラリと変わります。
実は、一番排便のペースが掴みにくくなるのが、
この時期で、便秘の悩みも深刻化してきます(ーー;)
母乳やミルクだけの時のうんちとは、明らかに違いが!
離乳食を始めたばかりの頃は、まだまだ腸内環境が整っていないために、
うんちもゆるくなったり、硬くなったり。
それが、離乳食が終わる頃には、腸内環境が整い、
消化能力も高まっていくので、少しづつですが、
その子なりのペースが、定まっていきます!
もちろん、個人差はありますので、
1日2~3回出る子供もいれば、もっと多く出る子供や、
逆に2日に1回、5日に1回なんて子供もいますヽ(´Д`;)ノ
ただ、便秘かどうかは、うんちの出るペースではなく、
苦しんでいないか、うんちの状態が硬くないかで判断してください。
機嫌も悪くなく、うんちもスムーズに出るようなら、
毎日出なくても、便秘だと心配する必要はありませんよ^^
ただし、次のような場合は便秘を疑ってください。
こんな場合は便秘かも?
- 5日以上出ない時
- 毎日のように出ていたのに、急に出なくなった時
- 排便の時に痛みがある時
- 硬くてなかなか出なくて苦しい時
- おなかが張って、食欲がなかったり、吐いてしまう時
ちなみに、離乳食後の便秘の原因で、真っ先に考えられるのが食事です!
子どもの好きなものばかりをあげてしまった結果、
食事内容が偏り、食物繊維不足になり便秘の原因になります。
工夫をこらして、野菜や海草類も積極的に与えてくださいね^^
ちなみに、なかなか改善しないときはこちらがおすすめ!
→妊婦や赤ちゃんも安心の話題のオリゴ糖
便秘の時には、オリゴ糖が有効だと言われています。
ただ、赤ちゃんに食べさられるオリゴ糖が意外に少なくて、
困っていたところ、このオリゴ糖に出会いました(^O^)
何気に大人の私と一緒に使えるので便利で重宝しています^^
良かった、一度覗いてくみてくださいね!
また、運動不足も、便秘の原因のひとつです!
月齢によって運動能力の差はありますが、出来るだけ体を動かせてあげましょう。
まだ、自分で動き回れない赤ちゃんには、あなたが足を持って曲げ伸ばしをしたり、
お腹をマッサージするだけでも、効果がありますよ~!
そして、もう一つ!
赤ちゃんと言えど、大人と同じように心理的なことが影響している場合もあります。
排便に対して、嫌なイメージを持ってしまったりすると、
肛門の筋肉が萎縮してしまい、便秘になってしまうのです(;゚Д゚)!
例えば、排便のことで強く怒られてしまった経験や、
うんちが硬く痛い思いをしたことがトラウマに・・・。
便秘が治るまで、イライラせずに、優しく付き合ってくださいね。
まとめ
赤ちゃんの便秘の原因は、ひとつだけとは限りません。
いろんな要因が絡み合っている場合もあります。
そんな時、お母さんはあれこれと試行錯誤を繰り返して大変ですよね。
どうか、記事を参考にして、
思い当たることがあれば、改善してみてください。
私の場合は、真剣になりすぎたあまりに、
心理的にストレスを与えてしまっていたようです・・・。
あまり、思いつめずにどっしりと構える事も大切ですね^^