赤ちゃんのご誕生おめでとうございます!


体調も安定してくるころでしょうか。

となると、そろそろ気になるのが、
産後30日前後のお宮参りですね!

そして、更に気になるのが、
その時の服装について。

せっかく、準備して参加しても、
間違えた服装をしていくと、大恥をかくことはよくあります。

そこで赤ちゃん、両親、祖父母は、それぞれ、
どのような服装を準備で、お宮参りを行えばいいのでしょうか?




私が実際に行った服装や、当日よく見かけたものを合わせて、
分かりやすく、ご紹介します!

また、赤ちゃんが御祈祷中にぐずらないように、
授乳対策についてもご説明しますので、
一緒に見ていきましょう!


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赤ちゃんの服装の準備!

まずは、簡単にお宮参りについてご紹介します。


お宮参りの風習は、鎌倉時代に始まったとされています。

もともとは、生後30日目に、氏神様の神社に参拝し、
親戚まわりをして、赤ちゃんが地域の一員になるための儀式でした。


地域によって違いがありますが、
最近では生後31~33日という日取りも、
天気や母子の体調・家族の都合などで日にちをズラしたり、
神社も氏神様以外の神社に自由に決めて参拝したりと、
慣習にとらわれない場合が多くなっています。



しかし、いくら自由になってきたと言っても、
最低限、服装はきちんとしていきたいですね。

それでは、まずは赤ちゃんの服装から見ていましょう!


赤ちゃんの服装!


お宮参りの時には、赤ちゃんに「祝い着」を着せます。

正式には、男の子は羽二重の内着(着物)に、
紋付を羽織ります。

紋付は黒や紺、紫や白などの染め抜き五つ紋
(両胸元・両袖・背の5箇所に紋がついたもの)のほか、
龍やトラ、兜など勇壮な図柄や模様の入った「熨斗目模様」の掛着も主流です。


一方、女の子は繻子(サテン)や、赤や紅、ピンクや白などの羽二重に、
花などの友禅模様の入った華やかな祝い着が基本です。



もともとは、男女ともに、こうした祝い着は、
母方の実家が用意していました。


ちなみに、私の場合は、実家の母親が、
私の着物を、大切に保管してくれたものを使いました^^

当然、着物ことは覚えてませんでしたが、
嬉しくて、ウルっとしました。。。


しかし現在では、
和服より、洋服を着せる家庭も多くなっています。

洋服の場合は、男女どちらもベビードレスを着用します。

ドレスは、が一般的ですが、
淡いブルーやピンク、黄色など、薄い色でもOKですよ!

ただし、帽子や靴は、同系色で揃えまてくださいね。


ベビードレスは、裾の部分がスカート状のものの他、
足が左右に分かれるカバーオールなど種類がありますが、
ボタンの留め方は自由で、特に決まってません。


また、ベビードレスの場合は、
祖母または両親のいずれかがだっこする時や、記念撮影の時には、
上からケープや着物をかけてあげる家庭もあります。


ケープに巻かれた赤ちゃん


ただし和装・洋装いずれの場合も、
注意すべきは赤ちゃんとお母さんの体調です。

衣装を決めるにも、着せるにも、
具合が悪いようなら、無理をしないで、
なるべく先延ばしにしましょう。


また、天気や季節によっては、
暑さ寒さが厳しい場合があります。

真夏や真冬にお宮参りを行うなら特に、
必要に応じて、体温調整ができるように、
考えて衣装を選びましょう^^

暑い時期なら、風通しのいい肌着と晴れ着の用意を。

寒い時期なら、洋装に和装の晴れ着をかけるほか、
白やレース付きのケープやアフガン(おくるみ)などを、
活用すると良いですよ~!


赤ちゃんの衣装が決まったところで、
次は、大人の服装ですね^^

それでは、引き続き見ていきましょう!


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両親・祖父母の服装の準備!

実は、お宮参りは、正式には、父方の祖父母も参列し、
祖母が赤ちゃんを抱っこするのが作法です!

しかし現代では、母方祖父母も招待したり、
両親と赤ちゃんだけで、お宮参りをしたりすることもあります。

ちなみに、我が家は父方・母方の祖父母が全員で参加して、
賑やかなお宮参りになりました^^


いずれの場合も赤ちゃん同様、
参列する大人はフォーマルな服装を心がけましょう。

ただし、主役は赤ちゃんなので、
赤ちゃんが和装なら和装、洋装なら洋装と、
主役の服装の格に合わせるようにしましょう!


その事を踏まえて上で、

まずは、男性(父親・祖父)の服装です。


正式な祝い着なら、ブラックスーツなどになります。

洋装の場合はダークスーツなど、スーツが基本です。

和装の場合は、一つ紋か三つ紋の羽織りに、
着物と袴などを合わせましょう。

ちなみにこちらにさらに詳しくご紹介しています。
→ お宮参りに着ていく父親の服装とは?恥をかかない選び方!


次に女性(母親・祖母)です。


洋装なら、黒や紺・グレーなどのスーツやワンピースが一般的です。

春ならピンクや水色などのパステルカラーも綺麗ですね。

和装なら色留袖や訪問着、色無地などになります。



しかし、着付けやヘアメイクなどが大変なので、
気軽な洋装の方が人気のようです^^

どちらの場合も、髪型や化粧などは、
派手さを抑えて控えめに、
すっきりした感じでまとめるのがポイントです。


お宮参りの服装


また、寒い時期には、ショールやジャケット、コートなどで防寒を。
(ご祈祷の際には、きちんと脱ぐのがマナーですよ!)

靴は、赤ちゃんをだっこするなら歩きやすいものを選びましょう。

アクセサリーやバッグも色や雰囲気を合わせて。

ちなみに、アクセサリーの定番は、
やはり、フォーマルなパールのネックレスです。

これで、大人の服装も分かりましたが、
気になるのは、授乳についてですね!

そこで、次は、授乳について、見ていきましょう!


 

授乳はどうするの?

神社が遠い、お宮参りに長時間かかるなどの事情がある場合、
気になるのが赤ちゃんの授乳。


ご祈祷の最中に赤ちゃんがぐずってしまわないよう、
神社が近ければ、ご祈祷の1時間前くらいに家で授乳しておきましょう。


あまりに直前だと、ミルクの吐き戻しが心配ですし、
せっかくの晴れ着が汚れてしまう危険性があるので、
ある程度前の方が、いいですね^^


そうでなくても、
晴れ着は赤ちゃんにとっては、着心地が悪いもの。

着物でもドレスでも、
なるべく家をでる直前くらいに着せてあげてください!


祈祷や記念撮影の時に、はずせばいいので、
スタイ(よだれかけ)をつけておくと安心ですよ。


そして、お宮参りが長時間に及ぶなら、
ほかにも、工夫が必要です。


お母さんが着物では、母乳も与えづらく、
服にシミがつく可能性もあります。

また、神社内に着替えや授乳ができる場所がないところが、
ほとんどです。


普段から、哺乳瓶でミルクや搾乳した母乳をあげているなら、
セットで持っていくと手軽に授乳できます。

しかし、哺乳瓶に慣れない赤ちゃんの場合は、
授乳口のついたフォーマルなワンピースなども
赤ちゃん用品店や通販で売っているので、活用してみましょう。

ちなみに、授乳が必要な場合は、
赤ちゃんが和服でも、母親は洋服でも構いません!


もちろん、ゲップを出す時のためのタオルも忘れずに^^

また、あらかじめ着替えや授乳ができる場所があるかどうか、
神社に確認しておくと良いですよ。


まとめ

いかがでしたか?

しきたりも大事ですが、
まずは赤ちゃんとお母さんが快適に過ごせるように、
気を配ってください。


お宮参りは赤ちゃんのための大切なセレモニーです。

ご家族にとって、心に残る一日になりますように。


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