『目やにが多いのが気になる・・・』

前回、しゃっくりの止め方で登場した新米ママさんから、
新しい依頼(?)が舞い込んできました^^

今回の依頼は、『目やに』です。

新米ママさん曰く、
『目やになので、心配はないとは思うが、片目だけ出るのが気になって・・・』


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確かに、片目だけ目やにがでるのは、気になりますよね(;´Д`)

しかし、うちの娘の時には、目やにで心配した記憶がありません。

とは言うものの、カワイイ赤ちゃんの片目にいつまでも、
目やにが出たまま放って置くわけにいかず、
新米ママさんと、一緒に調べることにしました(^_^;)


もちろんすぐに、病院に行った方が良いのですが、
その前に、目やにに対しての情報を知っている方が、
冷静な対応ができるので!

ちなみに、先に調べたおかげで、
何科を受診した方がいいのかも分かりましたよ。

そこで、片目だけ目やにがでる赤ちゃんについて、
可能性のある病気や、何科を受診した方が良いのかをまとめました。

それでは、一緒にみていきましょう!


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赤ちゃんの目やにの原因とは?

調べた結果、赤ちゃんの目やにの原因は、

  • 結膜炎
  • 鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)

のどちらかが多いようです。

もちろん、他にもさまざまな原因はありますが、
この2つが圧倒的に多かったですね。


簡単な見分け方は?

  • 膿状や黄色い目やにがでて、目が充血している ⇒ 結膜炎
  • 片目又は、両目から大量の目やにがでる。常に涙目 ⇒ 鼻涙管閉塞

※さまざまな症状があります。キチンとした診断は病院にいきましょう。


新米ママさんの赤ちゃんを、見ると目が潤んでいて、
涙目だったので、今回は、鼻涙管閉塞に焦点を絞って調べることにしました。


鼻涙管閉塞ってどんな病気?

鼻涙管閉塞とは、
目から鼻への涙の通り道が詰まって、涙が溜まってしまう病気です。


目と鼻をつなぐ道を鼻涙管と言って、
生まれてすぐの赤ちゃんは、鼻涙管が細くて、つまりやすいです。

そして、鼻涙管がつまると涙が行き場がなくなって、
それが原因で、目やにが発生します。

ただ、ほとんどの赤ちゃんは、成長とともに、
この通り道が広がっていくので、自然に治ります。

しかし、なかには、症状が改善されない赤ちゃんもいるようで、
そんな時の対処法も分かったのでご紹介しますね^^



鼻涙管閉塞の対処法はこちら!

まず、大切なことは、自己診断しないで、
必ず、病院で医師の診断を受けたうえで相談しながら、
どの方法が良いのかを決めてくださいね。


一般的には、生後3~4ヶ月ぐらいで、目やにや涙目は、
自然に治っていくようですが、それ以降でも改善されないなら、
なんらかの治療が必要になります。


その方法とは?

  • 目がしらのマッサージ
  • ブジー治療

この2つになります。

まずは、目がしらのマッサージからみていきましょう。


目がしらのマッサージ!

目がしらの辺りをマッサージする事で、
目と鼻の通り道を塞いでいるところが改善されて、
自然に通る効果が期待できます。


優しい手


家庭でもできることや、鼻涙管が自然に開口する事から、
マッサージをする家庭が多いようです。

鼻涙管マッサージの方法は、

  1. 目がしらと鼻筋のあいだを、小指で押さえます
  2. 優しく押しながら、円をかくように回します
  3. 目やにがでてきたら、綺麗なガーゼやタオルで拭き取ってください
  4. 1セットに10回にして、1日に3セットしてください

※実際に行うときは、専門医の指導をうけてからにしましょう^^


早い赤ちゃんで1~2週間、遅くても1ヶ月くらいで良い結果がでます。

ただし、鼻涙管マッサージをするときは、以下の点に注意して行いましょう!

  • マッサージする人は、爪を短く切って、手はしっかりと洗って、
    清潔にしてから始めてください
  • 赤ちゃんがふいに動くことがあるので、片手でマッサージをして、
    片手では動かないように顔を抑えてください。
  • キツく押えすぎたり、間違った方法ですると、
    涙嚢(るいのう)を破ってしまって、炎症を広げる危険があります。


ブジー治療

涙点からブジー針と言われる細い針金のようなものを、
鼻涙管に入れて、通りを邪魔しているところを、開通させる治療法です。


1回の治療で治ることが多いようですが、
2回、3回と受ける赤ちゃんもいるようです。

調べていると1歳までに受けた方が良いという意見と、
鼻涙管閉塞は、1歳までに自然に治ることが多いので必要ないと、
いう意見がありました。

確かに、目の涙点から針金をいれるところを想像すると、
少し抵抗がありますね(;´Д`)

それでも、目やにのストレスから赤ちゃんが解放されるなら、
受ける価値があるとも思います。

どちらを選ぶかは担当のお医者さんに、しっかりと相談して決めてくださいね。

どちらにしても、一度病院に行くほうがよさそうですね。

では、病院に行くときには何科で受診すればいいのでしょうか?


片目の目やには何科で受診?

私もそうなんですが、子供を病院に連れて行くときは、
何科で受診すれば良いのか、よく悩みますね(^_^;)


目やには何科で受診


今回のように目だけの症状の場合は、
眼科で受診することをおすすめします!

色々と調べた結果、目は専門のお医者さんに診てもらった方が、治りが早いようです。

また、色んな症状の患者さんがいる小児科よりも、
感染する病気が少ない眼科の方が、
他の病気がうつるリスクが少ないのも理由のひとつです!

確かに、インフルエンザなどが流行っている時には、
感染するのが怖いので、あまり病院には連れていきたくありませんからね(-_-;)

ただし、眼科に行く前に、

『赤ちゃんの受診は可能か?』

は、電話で確認してください。

眼科によっては、あまり赤ちゃんの診察をしないところもあるようで、
先に確認することで、病院にいく回数を減らせます。

また、小児科と眼科では、診断内容や治療方法に違いがあるようで、
小児科で改善されなかった症状が、眼科で治療を受けると、
すぐに改善された赤ちゃんもいるようですね!

まぁ、逆の例もあるので、一概には言えませんが・・・。

ちなみに、熱や鼻水や咳など他の症状があるときは、
小児科に行って受診してくださいね。

風邪などが原因で、目やにが出ることはありますので!


まとめ

いかがでしたでしょうか。

赤ちゃんのことになると、どうしても慌ててしまいますよね^^

私もそうでした!

赤ちゃんにいつもと違いが少しでもあれば、気になりますよね~(笑)

ほとんどが、たいした事がなくて、
時間がたつと、忘れてしまいますが・・・(^_^;)

ちなみに新米ママの赤ちゃんですが、軽い感染症だったようで、
眼科でもらった目薬で改善したらしいです!

新米ママさんが言うには、ある程度調べていたので、
冷静に先生の話を聞けて、良かったと言ってました。

たいした事がないのなら、それが一番ですから!

赤ちゃんの目やにが、早く治るといいですね!

お大事にしてください。