「赤ちゃんの様子がいつもと違う!
目を離したときに、何かを飲み込んでしまったかも…。」
気をつけているけど、子供を育てていると、
誰もが、経験することです(-_-;)
しかし、大丈夫!ちゃんとした知識を入れておくことで、
もしもの場合でも、慌てずに対応できるようになります!
今回は、赤ちゃんが誤飲した時の症状や、対処方法をご紹介します!
それでは、さっそく見ていきましょう。
誤飲した時にみられる赤ちゃんの症状と対処法
次にあげる症状が、突然現れたときには、
赤ちゃんが誤飲をしてしまった可能性があります。
- 意識がなくなる
- けいれんを起こす
- 呼吸がおかしい、呼吸が苦しそう
- 泣き出したり、機嫌が悪くなる
- ひどく痛がる
- 顔色が悪い
- 長く咳き込み、やまない
- 食欲がない
こんな症状が出た時の対処法は、口を開けたときに、
異物が見えている場合は、指で取り出してください。
しかし、鋭利なもの(がびょう、くぎ、ガラス、プラスチック片など)が、
見えた場合は、気をつけてください。
取り出そうとすると、口の中を傷つけてしまう危険性が(;´Д`)
そして、異物が見えていない・何を飲み込んだかわからない場合は、
無理に取り出すとかえって危険です。
絶対にやめましょう!
ただしm、その場で吐き出すことができて、症状が和らいだ場合は、
急いで病院を受診する必要はありません。
その後の赤ちゃんの状態をよく見てあげましょう。
吐き出すことができずに、まだ症状が続いている場合は、
すぐに受診してくださいね。
救急車を呼ばなくてはいけないときは?
次の5つは、すぐに救急車を呼んでくださいね。
- 意識のないとき
- 呼吸をしていないとき
- 呼吸が苦しそうなとき
- けいれんをおこしたとき
- 以下のものを飲んだとき
たばこ、ボタン電池、揮発性のもの(石油、シンナー、ガソリン、マニキュアの除光液など)、鋭利なもの、強酸・強アルカリ性の洗剤、医薬品、農薬、殺虫剤、ホウ酸団子
異物がのどにつまって息をしていない、呼吸がおかしいときなど、
緊急の場合は、次の手順で対応してください。
- 赤ちゃんの頭を、胸よりやや低くしたうつぶせの状態で、大人の左腕にのせます。
- 赤ちゃんのあごを左手でしっかり固定します。
- 軽く握った右手で、背中の肩甲骨のあたりをたたきます。
※ただし、救急車を呼んでいる間、他になにか指示があった場合は、
そちらを優先してくださいね。
水や牛乳を飲ませていいもの!いけないもの!
誤飲したものによっては、水や牛乳を飲ませた方が良いものがあります。
また、逆にダメなものありますので、ご紹介しますね。
水や牛乳を飲ませてから病院へ行った方がいいもの
強酸・強アルカリ性の洗剤(漂白剤、カビ取り剤に使われています。)などは、
水、牛乳を飲ませることによって、毒性を弱めることができます。
ただし、化学反応を起こす危険があるので、
ジュース、炭酸水を飲ませてはいけません。
水や牛乳を絶対に飲ませずに病院へ行った方がいいもの
たばこ、ボタン電池、揮発性のもの、鋭利なものなどは、
何も飲ませずに病院に行きましょう!
「覚えれない~!」というあなたも、
なんとなくでかまいませんので、頭に入れておくといいですよ。
そうすれば、救急車をよんだときに、
「水か、牛乳を飲ませたほうがいいですか?」と聞きやすくなるはずです。
そのあとの言われた指示に従ってくださいね。
誤飲した時の相談窓口
緊急の場合はすぐに救急車ですが、判断に迷った時、
かかりつけの小児科に電話し、対応を聞きましょう。
時間外の場合には、24時間対応しているところに電話し、
指示をあおいでください。
小児救急電話相談事業 #8000
#8000を電話からプッシュすると
お住いの都道府県の相談窓口に自動でつながります。
ここは、夜間対応しています。
問い合わせた時や受診の際に伝えること
- 赤ちゃんの月齢
- 体重
- いつ誤飲したのか
- 何を誤飲したのか(物品名)
- どのくらいの量を誤飲したのか(推測でもOK)
- 今の状態
役に立つことがあるので、メモができる状況ならばしておくことをおすすめします。
パニックになってしまっているかと思いますが、
赤ちゃんのこと、その状況のことを一番知っているのはママである、あなたです。
しっかりと丁寧に、受け答えができるといいですね。
最後に
赤ちゃんは、物をよく口に入れてしまいます。手にとったら、口へ・・・と。
安全確保しなくてはいけないママは、本当に大変です!
赤ちゃんの誤飲事故は、防げることが一番ですが、だれにでも起こりうることです。
慌てることだとは思いますが、落ち着いて対応ができるようにしましょうね。