ある日、赤ちゃんにおしゃぶりを使っていると、
「歯並びが悪くなるよ!」
と母親からの指摘…
「じゃあ、なんでそんな悪くなるものがを売っているの?」
と思わず私も悪態をつきたくなりました(^_^;)
しかし、冷静になって、周りをよく見てみると確かに日本では、
赤ちゃんにおしゃぶりを使っている光景をあまり見ません( ゚д゚)ハッ!
なぜなんでしょうか?もしかして、本当に悪影響があるのでは・・・。
そこで今回は、おしゃぶりを使うと赤ちゃんにどんな影響があるのか、
メリット・デメリットを徹底的に調べてみました!
おしゃぶりは悪なの?善なの?その答えを一緒に見ていきましょう!
おしゃぶりは歯の噛み合わせや歯並びに影響があるの?
まずは、一番最初に気になるのが、
噛み合わせや歯並びへの影響についてですね。
実は、5歳児までの乳幼児を対象におこなった調査があり、
おしゃぶりを使っている子供は、指しゃぶりをしている子供と比べると軽度にはなるが、
年齢が高くなるまで長期で使用すると、歯並びに影響が出ると発表しています。
また、乳歯が生え揃う2歳半までに使用をやめた場合は、歯並びが改善しやすいが、
3歳過ぎまでおしゃぶりを使用していた場合、
高い確率で噛み合わせに異常が残ると報告しています。
以上のことから、現在の小児科医の立場からすると、
2歳までには、おしゃぶりの使用をやめて欲しいと言う意見が、
一般的になっています。
なるほど、やっぱり歯並びには影響がありそうですね…
しかし、泣いている子供におしゃぶりを与えることで、
落ち着いたり泣き止んだりするのも事実です!
そこで、次はどんなメリットがあるのかを見てみましょう^^
おしゃぶりのメリットは?
多くの人から悪者のように扱われるおしゃぶりですが、
実は、メリットもたくさんあります!
そこで、おしゃぶりのメリットを見てみると、
- 精神的に安定する
- 泣き止みやすい
- 寝つきが良くなる
- 母親の育児ストレスが軽減する
と、いったようなものが挙げられます。
また、おしゃぶりの宣伝などに使われている
「鼻呼吸や舌や顎の発達を促進する」
というのは、まだ医学的に立証されていません。
個人的には、信憑性に欠けると思います。
良い影響は分かったのですが、
歯並び以外にも悪い影響はあるのでしょうか?
おしゃぶりのデメリットは?
先にメリットをご紹介したので、
次にデメリットも見てみましょう!
- 依存しやすい
- 長期間の使用で噛み合わせが悪くなる
- おしゃぶりで泣き止ませてしまうので、子供のサインを見逃す
- 言葉かけなどのふれあいの時間が減る
- 発語の妨げとなる
と、いったようなものが挙げられます。
しかし、ふれあいの時間が減るなどは、おしゃぶりとは直接関係がない気がします…
という事は、2歳半以降のおしゃぶりの使用が原因で、
噛み合わせや歯並びの異常が起こる確率が高いということが、
おしゃぶりの最大のデメリットだと言えますね!
そうと分かれば、影響がでないような使い方があるのでは!
続けてみてみましょう。
歯並びに影響を及ぼさないように利用する注意点!
おしゃぶりのメリットを最大限にする使用上の注意とは!
- 1歳以降は常時おしゃぶりをくわえさせるのはやめる
- 2歳半までには使用を中止する
- おしゃぶりに頼って子どもを放置しない
- 4歳になっても、おしゃぶりが取れない場合は小児科医に相談する
子供を泣き止ませる一時的な育児補助用品として扱い、
おしゃぶりに頼りきった育児をしないということが重要ですね^^
赤ちゃんの母親とのふれあいはとても大切!
泣いている=おしゃぶりで泣き止ませるのではなく、
いざという時に使う秘密兵器のようなモノだと個人的には思います。
育児に関する便利なグッズは日々増え続けていますが、正しい利用法で、
育児ストレスを溜めないように、子育てを楽しんでくださいね^^