「赤ちゃんの離乳食に、パンを使えたらいいのに…」
いざ、パンで離乳食を作ろうとしても、
はじめてのママさんにとっては、固さ、塩分、油分など、
分からないことだらけではないでしょうか?
そこで今回は、離乳食にパンはいつから食べれて、どんなパンが良いのか?を、
分かりやすくご紹介します!
この記事を読み終わる頃には、あなたのパンに対する考え方が変わっているかも^^
離乳初期~中期に食べられるパンと注意点は?
結論から言うと、
離乳食初期から、パンを与えても大丈夫です!
ただし、初期の時は、材料も味もシンプルな食パンだけがOK。
離乳食にするには、食パンの耳を取り、
ミルクや野菜スープで煮込んでください。
最初はサラサラに、次はドロドロに…といった具合に、
色々と試しながら、あなたの赤ちゃんにあう固さを見つけましょう!
いい香りがしたり、ほんのりした甘さのおかげなのか、
おかゆやうどんより、お口をよくあけてくれますよ~(*^。^*)
でも、ここで注意をしてもらいたいのが、
「新しい食材は、1さじずつ」という基本!
もちろんパンをあげる時にも守ってくださいね。
パンには、特定原材料と呼ばれる「小麦、卵、乳成分」が、
含まれているものがあります。
特定原材料とは
アレルギーの原因となることが知られているものの中で、
その患者数が多いもの(えび、かに、卵、小麦、乳)と
症状が重く出るもの(そば、落花生)の7品目のこと。
商品に使用する場合には、表示をすることが義務付けられています。
簡単に言うと、人によってはそれを口にすることで、
アレルギー反応が出るかもしれないってモノです。
その為、離乳食初期からあげられるとはなっていますが、
実際は、おかゆからうどん、そしてパン…と
赤ちゃんの様子を見ながらの人が多いですね。
離乳食後期~完了期に食べられるパンと注意点は?
離乳食も後期の段階に入ると、赤ちゃんの歯茎もしっかりして、
噛んで食べられるようになります。
また、自分でスプーンを持ったり、食べ物に興味を持ち出して、
手づかみ食べが始まるのもこの頃です。
実は、この時期にパンは、簡単便利で、
ママにとって本当に助かるお役立ち食材なんです!
その理由を見てみると…
- 手で持って食べさせやすい。赤ちゃんも大満足
- 例え、こぼしたとしても掃除しやすい
- お鍋を使わないで済んで、調理も簡単
- 袋から出して、そのままあげられる。調理をしなくてもOK
また、この時期になると食べれる種類も増えて、
トーストやロールパンも大丈夫!
ロールパンは、そのままちぎって食べることができます。
離乳食作りに奮闘してきたあなたにとって、
この「そのままでOK!」というところがなんとも嬉しいですよね(*^。^*)
食パンもそのままで良いですが、
風味が増すので、トーストもおすすめです。
固くなるので、耳は落としてあげたほうが、
食べやすくて良いですよ!
また、基本的に卵や牛乳を使わないで作るフランスパンは、
アレルギーのあるお子さんにとって、利用価値の高いパンです。
シンプルな作りであればあるほど、離乳食向きなのですが、
食パンに比べて、塩分が少し高いのであげすぎには注意してください。
離乳食に不向きなパンは?
固さだけで言えば、ほぼすべてのパンが、
離乳食後期~完了期には食べられることになります。
しかし、レーズンパンや胚芽パンなどは、
上手に噛み切れなかったり、好まない場合が…。
また、それ以上に、離乳食には向かないパンもあります。
まずは、菓子パン!
糖分をはじめ、さまざまな添加物が入っているので、
あまりおすすめ致しません。
また、バターなどの油脂を多く使っている、
クロワッサンやデニッシュも赤ちゃんの胃腸には、
負担がかかりますので不向きです。
まとめ
いかがでしたか?
離乳食として、パンは簡単で便利です!
離乳初期段階では、簡単に溶かしたり、つぶしたり調理が楽ですし、
後期以降であれば、自分で持って食べることができます。
それに、洋食に慣れ親しんでいる私達にとって、
離乳食の献立も組みやすいですよね。
この記事を読んで、うまく離乳食の食材に加えてもらえたら嬉しいです。