「早産」はよく聞くけど・・・「切迫早産」って何?
っていう人も多いとおもいます。
何を隠そう私も、その一人で、自分が切迫早産で入院するまでは、
どういう状態なのか、よく理解をしていませんでした(;´д`)
実際に自分自身がなって感じた事は、妊婦さんにとっては、
いつ起こるのか分かない症状です!
そして、万が一「切迫早産」の症状が出たら、とにかく安静にする事。
そこで今回は、切迫早産についてと症状が出た場合の安静方法をご紹介します。
それでは、気持ちを落ち着けて、ゆっくりと一緒に見ていきましょう^^
切迫早産とは?どんな症状がでる?
妊娠37週から41週の時期の出産が、
一般的には、正常な出産だと言われています。
それに対して、妊娠22週以降37週未満で、赤ちゃんが産まれる事を「早産」と言い、
更に、その手前の状態を「切迫早産」と言います。
分かりやすく言うと、早産しそうな状態です。
では、どんな症状が出るかというと・・・
- お腹の張りがおさまらない
- 破水
- お腹の痛み
- 出血
安静にしていても、お腹の張りがおさまらない時や、
10分間隔より短くなる張りには、要注意です。
1週間以内に、出産につながるケースが多いです。
とにかく安静にしましょう。
それでも、痛みが強い場合は、要注意。
おりもの等に混じった少量の出血は、特に心配が無い場合もありますが、
トラブルの可能性もあります。
切迫早産の症状が出た場合、そのまま放置すると、
早産してしまう可能性があります。
そして、週数が早いほど、お腹の中の赤ちゃんは機能が未熟です。
早産で産まれる赤ちゃんには、何らかの障害が残ったり、
最悪、死亡してしまう事も・・・。
当然ですが、1日でも長くママのお腹の中で成長させる事が、
赤ちゃんとっては、何より大切です。
上記の症状が出た場合は、自己診断しないで病院へ行って、
キチンとした診察と適切な処置をしてくださいね。
そして、残念ながら切迫早産と診断された時には、
どうすれば良いのかを、次に見ていきましょう。
切迫早産の治療法とは?
一般的な治療法は、安静と薬物療法になります。
薬物療法では、子宮筋弛緩剤を使用して、子宮収縮を抑制。
お腹の張りの程度によって、子宮筋弛緩剤の内服や点滴を投与して、
安静にしながら、なるべく妊娠週数を延ばします。
そして、気になるのが、安静の仕方についてですね。
状況別の安静の方法について、ご紹介します。
自宅安静の場合
出来れば外出も家事もせず、トイレや食事以外は、横になっているのが理想的です。
ご主人や家族に、理解をして頂く事が必要ですね。
赤ちゃんが産まれたら、それこそ毎日が大騒ぎです。
現実的には、睡眠時間も確保できないくらいバタバタします(^_^;)
出産前に、赤ちゃんがプレゼントしてくれた休憩時間だと思って、
ゆっくり休んでください。
症状が改善されれば、安静は徐々に解除されます。
入院の場合
入院になると安静の程度が、更に厳しくなります。
食事とトイレ以外は絶対安静の寝たきり生活となります。
24時間点滴となり、トイレに行く時も点滴をさしたまま移動(;´д`)
お風呂は禁止で、許可が出たときのみシャワーが使えます。
動きをかなり制限されるので不自由さを感じて、ツラくなる時もありますが、
同じように入院生活を頑張っているママさんがいるので、
励まし合ったり、出産後も続く友達になることもありました^^
そして、家事から開放されますので、
読書やTVなど、自分だけの時間を持つことができます。
こちらも、症状が改善されれば、次第に安静は解除されます。
働くママの安静
安静にするように診断されても、働くママには、休みづらいでしょう。
特に、責任感の強いママほど、仕事を休む事に抵抗があると思います。
しかし、無理をして赤ちゃんに何かあれば、それこそ取り返しがつきません!
赤ちゃんを守ってあげられるのは、あなただけです。
休職は一時的な事と割り切って、思い切って休んでください。
医師の診断書があれば、休職できる事は、実は法律で定められています。
主治医に診断書を書いてもらって、職場に提出しましょう。
ちなみに、切迫早産の原因や予防法はこちらを参照してください。
→切迫早産の原因とは一体なに?予防はできるの!?
まとめ
私は、定期的な妊婦検診の時に、突然、主治医から
「明日から入院してください」と、切迫早産を告げられました。
双子を妊娠していたので、覚悟はしていたのですが、
切迫早産の症状がほとんど無かったのでビックリ!
そのまま出産まで1ヶ月間の入院・・・
慣れない入院生活では、ツライ時もありましたが、赤ちゃんの為に・・・と
毎日ベッドの上で、ひたすら安静にしていました。
しかし、今になってみると自分だけの時間が沢山あったので、
もっと有意義に使えば良かったと思います^^
大切なママと、大切な赤ちゃんの為に、どうか身体を大事にしてください。
そして、切迫早産になったママがいるご家庭で、
ママが安静にする事への理解が高まる事を切に願います。