子供にとって「自転車の補助輪を外す」って、
結構な一大イベントだったりします^^
親も練習に付き合わなければいけないし、
できれば、楽しく効率的に外したいですよね!
そこで、子供の自転車の補助輪をすんなり外せる練習方法をご紹介します!
ただし、子供の気持ちを重視して、嫌がっていたり、怖がっているのに、
無理やり進めるのはやめてくださいね!
STEP1 バランス感覚を身に付ける練習!
足けりバイクってご存知でしょうか?
自転車のペダルもチェーンもついていないもので、
ストライダーとかD-バイク等のようなものです。
これを使う何よりの利点は、バランス感覚が掴めること!
慎重派の子供でも、はじめはサドルに座って歩いているだけですが、
いつの間にか、バランスをとってスイーーっと乗れるようになります^^
足けりバイクは、普通の自転車に比べて軽いので、
小さな子供でも扱いやすく、バランスを崩して車体が傾いても、
簡単に自力で修正できるので、ガシャンと転んでしまうことがありません。
ただ、ブレーキがついていないものも多いので、
怖いもの知らずな子供の場合は、かなりの注意が必要!
ヘルメットの装着と、公園等で練習することは大前提ですが、
スピードを出しすぎないように声をかけて、
コントロールする力をつけてあげてくださいね。
年齢的に、足けりバイクを用意するのがもったいないな~と感じる場合は、
自転車のペダルをはずして使う方法もあります。
専用の工具を用意するか、自転車屋さんで外してもらえますが、
自転車は、足けりバイクの2~3倍ほどの重さがあるので、
次に紹介するペダルをこぐ練習で自転車に慣れてからの方が良いですね^^
STEP2 ペダルをしっかりこぐ練習!
足けりバイクから、いきなり補助なし自転車という方法をよく聞きますが、
小学生くらいならともかく、4歳前後の幼児ではおそらく難しいです。
なぜかというと、ペダルをこげません(ーー;)
力の入れ具合が分からないのか、全然進まないので、
なるべく舗装が滑らかな場所で、はじめは練習しましょう。
とはいっても、すぐにコツをつかんで出来るようになるのも、
また子供ならではですが、補助輪自転車を使って、
しっかりペダルをこげるようにしてくださいね。
STEP3 ブレーキの練習
補助輪を付けたまま、緩やかな下り坂をくだります。
(この時、支えはいりませんが並走してくださいね)
そして、スピードの減速と停止の練習を繰り返してください。
ブレーキの握り具合で、スピードがコントロールできること、
止まれることが分かると、子供の恐怖心はぐっと低くなります。
STEP4 いよいよ補助輪をはずす練習!
バランス感覚とこぐ力がついたところで、補助輪を外しましょう!
ここまでくれば、あとは乗れたも同然(*´▽`*)
ただ、こぎ始めの感覚は、ちょっと独特なので、
最初のうちは、安全面を考えて、ささえてあげてくださいね。
そして、スピードが乗ってきて、バランスが取れたところで支えを離します。
自転車の前に回り込み「ついてきてね~」と、
前を走ると自然と進行方向に目線が向くので、走り方が安定するのです。
止まる時もバランスを崩しやすいので、
はじめのうちは受け止めてあげるくらいの勢いで、支えてあげてください。
こうして段階を踏んで練習すると、派手に転ぶことが少ないので、
子供も恐怖心を持たずに練習できます。
そして何より、中腰で走りながらふらつく自転車を支える、
あのキツイ時間を短縮できます!
子供の吸収力は本当にすごいので、
早ければ数日で乗れるようになりますよ(;゚Д゚)!
番外編のポイントとしては、
- 出来たら褒める
- 親が焦らない
- 出来なくても叱らない
- なるべく短期集中で練習する
- 同年代の子供が自転車に乗っている姿を見せる
すんなり乗れる!とは言っても、もちろん個人差がありますので、
子供自身のやる気を重視して無理せず頑張っていきましょう。