多くの赤ちゃんにあらわれる人見知り!
知らない人に、ちょっと声をかけられただけで大泣きされて、
あなたも、疲労してしませんか?
ひどい時には、家族や近所の人など、見慣れている相手にまで、
いつまでも、人見知りする子供もいます。
- いったいどうして?
- 赤ちゃんの人見知りは、
いつ始まって、いつになったら終わってくれる?
などなど、赤ちゃんの人見知りについての疑問に、
今回は、ズバッとお答えしていきます!
そもそもなぜ人見知りする?
新生児の時は、誰にでもニコニコしていたのに、
ある日、急に、人見知りが始まった!
というママさんは多いですね(;´д`)
この変化は、一体なんなんでしょうか?
実は、人見知りは、躾が悪いから起こるものではなく、
むしろ成長している証です!
と言うのも、新生児の頃は近視で、
30cm周辺くらいしかものが見えないと言われています。
しかし、人見知りをするということは、
いつもそばにいる家族と、他者との区別がきちんとついていて、
見慣れない人に対して、泣いたり隠れたりするのは、
むしろ、正しい反応といえますね。
確かに、私の赤ちゃんの場合も、私や曾祖母がいつも一緒にいるからか、
メガネをかけたアラサー黒髪ロングの女性や、
総白髪のおばあちゃんが相手であれば、たとえ、初対面でも泣きませんでした。
子供なりに、しっかり特徴が認識できている証拠ですね^^
ある機関の研究では、見慣れない人に対して、
赤ちゃんが人見知りする理由は、
「近づきたいけど怖い」という葛藤の結果だとされています。
相手に興味はあるけれども、簡単に近づいていいものか、
とりあえず、安全なママやパパにくっつきながら、
観察していたんですね( ´▽`)
そう言われてみれば、確かに、
単純に、よその人を怖がっているわけではありません。
泣いていても、比較的すぐに落ち着きますし、
観察が終わったあとは、慣れて近づくケースもありますからね!
社交的な子でも、おとなしい子でも、大なり小なり人見知りをします。
「躾が悪いのか?」「どこか障害があるんじゃ?」
と、焦ることではないので、安心してくださいね。
人見知りはいつから始まるの?
人見知りは、何ヶ月目くらいから始まるのでしょうか?
これは、個人差がありますが、
だいたい、赤ちゃんが6~12ヶ月の間に起こるといわれています。
ハイハイや、つかまり歩きもできるようになり、
ママやパパの後追いをする子供も、出てくる時期です。
親が特別な存在だということを認識するのは、
ちょうど、1歳前のこの頃なんですよね^^
先述の私の子供も、生後半年くらいから人見知りが始まりました。
特に、男性に対する拒否反応はひどく、
夫(子にとっては父)と父(同、祖父)以外は、ほとんど泣かれていました。
「おはよー」と声をかけてくれる優しい近所のおじさんに対しても、
毎回そっけないので、こちらも申し訳なかったです。
ちなみに、一番ひどかったのが夫の弟(子にとっては叔父)。
夫に似ているものの、ヒゲがいけないのか、
可愛がってくれるのにもかかわらず、
1年以上も人見知りされていました((((;゚Д゚))))
あまりひどいと、親の方が、気疲れする人見知りですが、
「この時期はこういうものだ!」
と思って、どっしり構えるのが良いですね。
逆に、
「うちの子はいつまでも人見知りしないけど大丈夫か?」
と、思うパパやママもいるかもしれません。
(うらやましい・・・^^)
しかし、いくら社交的な子でも、
全然しないということはないと思います。
知らない人に、向かって大泣きはしなくても、
不思議そうに見ていたり、黙って様子をうかがったりしていませんか?
人見知りの規模?も、赤ちゃんによって違います。
焦らずに様子を見てみましょう。
人見知りはいつまで続くの?
赤ちゃんの人見知りは、一過性のもの。
結論から言えば、
長くても2歳前にはおさまります。
医学的にも、心配しなくていいことですが、
「いつまで続くのか」
「そろそろ慣れてくれ」
「早く終わればいいのに」
と、思う人もいるはずです。
もちろん、人見知りが長いからといって
その後の赤ちゃんの性格が、内向的になるとは言えませんが、
赤ちゃんが、人見知りをしないような環境を作ることで、
大泣きするような状況を、改善させることはできます!
その改善策とは?
急に声をかけられたり、顔をのぞき込んだりされて大泣きしたら、
まず、ママやパパが抱っこした状態で相手に近づき、
その人が怖くないことを、赤ちゃんに話すことを繰り返しましょう。
そして慣れてきたようなら、
「タッチ」「バイバイ」と軽いコミュニケーションをします。
いきなり抱き上げたりされると
「やっぱり怖いこの人!」とまた泣くかもしれないので注意。
時間はかかりますが、ここは慎重に。
もちろん相手が「可愛がってるのに何だ」と
気を悪くしないように、
「どうもすみません、これからもよろしく!」
という、フォローも忘れずに(笑)
また、一日中ママと2人きりだと、
どうしても人見知りしやすくなります。
幼稚園や保育園に通うようになったら、
いつのまにか直ったという子供もいるくらいです。
育児支援施設や乳幼児サークルなど、
同じ年頃の子供たちが集まる場所に、出かけるのも、
有効な対策の一つですね^^
急いで克服させなくても、自然とおさまるものなので、
赤ちゃんのストレスにならない程度に、
色々な人とかかわらせるのがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
終わる時期にも個人差があるので、
「同じ年のあの子はもう終わったのに」
と気にしなくて大丈夫です。
私の子供と同じ月齢でも、
誰にでも愛想のいい、人見知りの時期が短い子がいました。
当然、みんなに可愛がられて、
うらやましいなあと思っていましたが、
親御さんにしてみたら、
「知らない人でもついて行ったりしないか、逆に心配」
と、言っていました。
本当に子供の個性は大きいと思います。
いろいろなケースがあるのだから、
悲観しすぎないようにしましょう。
人見知りに関しては、とにかく身近にいるパパやママの愛情が大事です。
「しょっちゅう泣いて、いいかげんにしてほしい」
ではなく、
「パパやママと赤ちゃんの絆が深いからこそ、
よその人には警戒するのだ」
と考えて、ゆったりとこの時期を過ごしましょう!