生後5ヶ月頃から受けるBCG。

あの痛々しい針を刺したはずなのに、数日後、針の跡が消えてる!?
1週間経っても2週間経っても、赤くもならない!?

跡がつくイメージが強いBCGのため、びっくりして心配するママが多いですね。


「跡がないのは大丈夫なの?」
「もしかして、抗体ができていないのかも・・・」

なんて、心配になっているあなたに、
BCGの予防接種をしたのに跡がないのどうなっているのかについて
今回はご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。


スポンサーリンク


BCGの跡がないのは、いけない経過なの?

跡が残ってこそ、BCGって思っているので、
「跡が消えてしまうと、正常な経過じゃないかも!」
と心配になりますよね。


でも、安心してくださいね。

正常な経過でも、跡がない場合があるんです!

実は、BCGの跡って、2,3週間は消えることがあります。

消えたとしても、また2,3週間たつと、跡がわかるようになる子どもはたくさんいます。
それから、BCGの正常な経過を経れば問題はありません。


このように、BCGの跡には個人差があり、
すぐに赤く反応する子もいれば、跡が見えづらい子もいるんです。

なので、跡がなくて心配でも、
もうし、ばらく様子を見てあげてくださいね(*^_^*)

「それでも、抗体がきちんとできているか心配だわ・・」

と言うあなたの為に、次は「抗体」についてお話しますね。


スポンサーリンク


はんこ注射の跡で抗体を確認

そもそも、BCG予防接種は、はんこ注射をして化膿することで抗体がつきます。

ワクチンは、針を刺した時点で、しっかり入っていることがほとんど。

遅くとも1ヶ月から3ヶ月ほどで、だんだんと跡がわかり化膿してきます。

そして、「跡が見える・化膿する」が、抗体ができているというサイン


しかし、2,3ヶ月経っても、跡がわからない・跡がない赤ちゃんも、もちろんいます。

全くないときは、接種したものの免疫がつかなかった可能性が(;´Д`)
しかし、全く跡がなくても抗体がしっかりついている場合もあります!


では、どうやって抗体ができているかどうかを見極めるのか?

跡がわからないので、もちろん見た目で判断はつきませんよね。
こういった場合、調べるためには、ツベルクリンによる反応で確認が必要です。


昔は、小学校の時に、ツベルクリン検査をしましたが、現在では、
法律が改正されて、義務的に小学校で受けるBCGはなくなりました。

なので、現在では、BCGは赤ちゃんの時のみが基本になり、
昔のように「抗体がなかったら、小学校でもう一度受けよう!」とはいきません(-_-;)


検査を希望する場合は、まず受けた医療機関に相談してみましょう。

そこで、跡がなかったこと、抗体ができているのかどうか検査したい!
ということを伝えてみてください。

ツベルクリン反応で免疫がついているかどうかを確認したり、
BCGの打ちなおしをやってくれるところもあります。

ただし、その場合は有料になるところがほとんどになります。


BCGの跡がない

まとめ

大人からすると、
「BCGって、すぐに跡がしっかりでてくるよね!?」
と、思いがちですが、私たちが覚えていないだけで、意外と時間がかかるもの


ひとまず、接種後、1ヶ月から3ヶ月は様子をみましょうね。

すると、赤く跡がポツポツとわかるようになってきますよ!

それでもない場合は、検査をしてみてください。

そして、注意なんですが、跡がわからなくて心配になり、
注射をした箇所をむやみに触ったり、こするのは止めましょう。

注射をした箇所は、あくまで“傷口”です。

なので、むやみに触ると、ばい菌が入ってしまうこともありますので、
気を付けてくださいね。

今後、まだまだ予防接種はつづきます。

赤ちゃんの様子を見ながら、1つずつ対応してあげてください。


スポンサーリンク