世間では、里帰り出産をする人が減ったと言われているとはいえ、
現在でも約半数の人が里帰り出産をしています。

第一子に限定すると、約6割が里帰り出産をしているというデータもあるくらいです!


確かに、お産の先輩である母が近くにいてくれたら安心。

しかも、産後の家事や新生児のお世話を手伝ってもらえるし、
実の父母にならわがままを言える…などなど、里帰り出産にはメリットがいっぱい


けれど、悩むのはやっぱりお金のこと…。

思いがけず早く授かった人は、特に、出産費用を捻出するにも一苦労だったりします。

父母にとっても、かわいい孫が生まれるわけだし、
里帰りのお礼はしなくてもいいかなー!と、甘い考えが頭を横切ったり…。

けれど、本当にそれでいいのでしょうか?


そこで今回は、里帰り出産のお礼の是非と、金額の相場をご紹介しちゃいます!!

この記事を読めば、里帰り出産中も気まずい空気が流れず、
新しい命の誕生を、心から喜べる幸せな時間を過ごせますよ(*^。^*)


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里帰り出産のお礼はする?しない?

就職と同時に実家を出た人や、実家暮らしでも家に生活費を入れていなかった人は、
特に「里帰り出産でもお礼はいらない」と考えがちです。

確かに、実家にいると、自分で光熱費や家賃、食費を払ったりするわけではないので、
実感しにくいととは思います。

しかし、やはり人1人分増えただけで、光熱費や食費は上がるのです!

さらに出産の為の里帰りとなると、
父母には、金銭的以外にも負担をかけることになります。


出産時、痛む腰をさすってもらうなど、身の回りの世話をしてもらったり、
あなたが吐く弱音のサンドバッグになってもらったり。

そして、退院後は、新生児の夜泣きに付きあわせたり、おむつを変えてもらったり…と、
挙げきれないほど精神的にも肉体的にも負担をかけます。


父母にとっては、かわいい娘と孫

文句こそ出ないかもしれませんが、孫を持つような年齢の人間にとって、
人間ましてや新生児のお世話をすることは、大変な負担(-_-;)


結婚前は、あなたが働いて1人暮らしをしていたといても、父母と戸籍を同じくする娘。

しかし、結婚してあなたはご主人と新しく所帯を持ちました。
娘は一生娘ですが、父母とはもはや別の家族なのです。


家族対家族として、近すぎず遠すぎないベストな関係を、
実家と築かなければいけません。

ましてや、あなたはこれから子の母になろうとしている1人前の人間です。

そう考えると、自分が世話になる分のお礼はちゃんとするべき。
という考えになりますよね(*^。^*)


里帰り出産のお礼の金額


ただし、父母の経済状況や性格上、
「お金はいらない!」と言われてしまうケースもあると思います。

しかし、その場合でも、里帰りの初日には、お礼を入れた封筒を差し出し、
「お世話になります」と頭を下げるくらいのけじめはつけたいもの。

実の父母に対して、改まってするのは気恥ずかしいかもしれませんが、
これも立派な母親になるステップだと考えてください!

それでもいらないと言われたら、その場合はありがたく貰って、
今後、別の形でお礼すればいいですよ!


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里帰り出産の実家への相場の金額とは?

参考までに、社会人になっても実家で暮らしていた人は、
家にいくら生活費を入れていたか思い出してください。

平均を見ると、女性の場合、1ヶ月3万円程度というデータが出ています。


里帰り出産の期間は人それぞれだと思いますが、
予定日1ヶ月前から産後1ヶ月くらいまでの、およそ2~3ヶ月という方が多いようです。

それから計算すると、2ヶ月で5~7万円、3ヶ月だと7~10万円あたりが相場


この相場の金額を参考にして、あなたの経済状況や父母の経済状況を考えて、
ご主人と相談して決定してくださいね!

また、現金を財布から取り出して、裸のまま渡すのはNGです!

ちゃんと封筒を用意して、それに入れて渡しましょう。


ちなみに、上の子と同時にお世話になる場合は、
1ヶ月に付き、5千円程度上乗せすれば問題ありません。


そして、「お金はいらない」と言われた場合は、
品物でお礼をすることもできます。

産後、自分の家に戻ってから、ご主人と相談して、
父母が喜びそうなものを選んでプレゼントしましょう!

現金なら受け取らない親も、品物なら喜んで貰えますよ(*^。^*)


ただ、なかには、頑なに「何もいらない」と言われている場合は、
無理に押し付ける必要はありません。

子供の成長した姿を写真や動画に撮って送るくらいでとどめておきましょう。

まとめ

結婚して、ふだんは家事や夫の世話に追われているけれど、
久しぶりに実家へ帰って娘気分でのーんびり^^

父母も久しぶりに帰ってきた娘に甘々。

里帰りと聞くと、そんなしあわせな光景が目に浮かびます。


けれど、実の親子だからこそ、甘えすぎず、礼を欠くことのないようにしたいですね!

もしあなたが今まで父母に甘えてばかりの娘だったならば、
この里帰りを機に、大人としてちゃんと礼節を尽くす姿を見せましょう!

父母も感動して、お祝い金を弾んでくれるようなこともあるかもしれませんよ!!

あなたがステキな里帰り出産ができますよう、お祈り申し上げています!


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