歯が生え始めたばかりの赤ちゃんから、
「ガリガリ・・・キリキリ・・・コリコリ・・・」
なんと、歯ぎしりが(;゚Д゚)!

大人の歯ぎしりの原因は、ストレスだなんて聞いたことがあるけど、
まさか、こんな赤ちゃんでも何かストレスがたまっているのかしら?

なんて、不安に思っていませんか?


そんなあなたの不安を解消すべく、赤ちゃんの歯ぎしりの原因について、
徹底的に調べたので、ご紹介しますね!

この記事を読み終わる頃には、不安もどこかにいってますよ~ヽ(*´∀`)ノ


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赤ちゃんの歯ぎしりの原因は?

赤ちゃんの歯ぎしりが、あまりにも気になったので、
歯医者さんを受診すると、なんと・・・

「心配しなくていいです。」
「気にしなくて大丈夫ですよ。」

と、あっさりとしたご回答(。・д・。)ハイッ?


ちゃんとした原因を知りたいので、更に聞いてみると・・・

「頭蓋骨から顎にかけての成長過程によるものだからです!」

いきなり頭蓋骨だなんて単語が出てきて、
多少はびっくりしましたが、要は成長しているってこと^^

もう少し詳しく説明すると、
歯ぎしりは、口や顎の発達と深く関係があるのです。


離乳食が始まる前の赤ちゃんは、ミルクを吸って飲んでます。

しかし、だんだん離乳食が進んで行くと、「噛む」という動作が加わります。

大人にとっては、噛むは当たり前の動作ですが、
赤ちゃんにとっては、「噛む」こと自体が初体験

口や舌を上下左右に複雑に動かすんですから、
なかなか大変なことですよね(^_^;)

この動作を繰り返して行くことで、頭蓋骨や上顎や下顎はどんどん発達します。

では、それがどうして、歯ぎしりに繋がるのか?


赤ちゃんの歯ぎしりの原因

面白いことに、そうして慣れない動きをして頑張った頭蓋骨や下顎は、
寝ている間に、安定した落ち着く場所を求めてさまようんです!!

つまり、歯ぎしりをすることで、顎の位置を決めてます

ちなみに、歯ぎしりしないと思っている赤ちゃんでも、
寝ている間に口をモゴモゴ動かしているはずですよ。


赤ちゃんの歯はとっても柔らかくできています。

歯ぎしりをしながら歯を平らにしたり、削ったりしながら、
自分で歯の位置、顎の位置を決めるのです。

大人が「ちょっと高い感じがします」と、歯医者さんに調節してもらうことを、
赤ちゃんは自分でやってしまうんですね^^

そして、歯ぎしりは、想像以上に大きな力が顎にかかります。
そうすることで、顎の発達にも役立っているのです。

赤ちゃんの歯ぎしりの原因が、
こんな大事な役目をしているとは、スゴイですね^^


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歯ぎしりはずっと続くの・・・?

先程の原因からも分かるように、
赤ちゃんの歯ぎしりは、成長過程に必要な生理現象です。

しかし、あまりにも長く強く続く場合には、
他の原因があるかもしれません。

早い子供では、前歯の上下に2本ずつ生えてきた頃から、
歯ぎしりを始めます。

そして、乳歯と永久歯の生え変わる時期にも多くみられますが、
たいていは、永久歯が生えそろう頃には自然としなくなるものです。


赤ちゃんの歯ぎしり


それでもまだ、歯ぎしりをやめない場合は、
ストレスや顎関節症などが原因の可能性があります!

ストレスと言っても、単に精神的ストレスだけではなく、
「噛み合わせが悪い」「虫歯がある」なども、ストレスになります。


また、顎関節症と言って、顎の関節に何らかの異常がある場合もあります。

口を開けた時に「顎が痛い」「カクカク音が鳴る」「開けづらい」
といった症状です。

赤ちゃんでは、あまりみられませんが、
最近、顎関節症の子供が増えてきています。

悪化すると、話すことや食べることにも支障がでるので、
気になる時は、ぜひ一度受診してくださいね。


まとめ

大人の歯ぎしりと違って、赤ちゃんの歯ぎしりは、
発達の為の本能的な行為。

なかには、「○○ちゃん、○○ちゃん!」と呼びかけて、
やめさせるママもいるようですが、無理に止めなくても大丈夫

赤ちゃんが歯ぎしりをしていたら、
成長しているんだなぁ~と微笑みながら見守ってくださいね。


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