妊娠中に、異常があると、
指導を受けるのが「減塩」ですね。


前回の記事でも、少し触れましたが、
私は、妊娠後期に妊娠高血圧症候群と診断されました((((;゚Д゚))))

その時に、病院から言われたのが、

「減塩を心がけるように!」


しかし、妊娠中はお腹がすくし、
減塩といっても具体的にどうしたらいいかは、
意外と悩みますよね?

そこで今回は、妊娠高圧症候群と診断された私が、
実践して、見事に正常値に戻した減塩方法
をご紹介します!



具体的かつ簡単な方法なので、
あなたにも、参考になれば嬉しいです!

それでは、早速見ていきましょう!


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塩分制限!マイナス食事療法

ここでは、具体的な日常の減塩方法について、考えましょう。


妊娠中は、体重が増えすぎてもいけないので、
ヘルシーな和食が推奨されています。

しかし、醤油や味噌を多く使う和食は、
実は、かなり塩分が含まれています。


目安として塩分含有量の例を挙げると、

  • 醤油:小さじ1杯で1g・大さじ1杯で3g
  • 味噌:小さじ一杯で0.7g・大さじ一杯で2.2g



一日の摂取可能塩分の量を、8g未満とすると、
3食組み合わせて食べるとなったら、かなりきついですよねΣ(゚д゚lll)

実際、日本人の平均的な一日の塩分摂取量は、11~12gもあるそうですよ!

「そんなに、しょっぱいもの食べてない!」

と思っても、
醤油や味噌以外に、漬物や干物、かまぼこやチーズなどの、
加工食品に含まれる塩分の量は侮れません。


実は、私も妊娠中期~後期、浮腫(むくみ)と尿蛋白が治らず、
減塩生活を強いられました。
(血圧が低かったので、入院や投薬などには至らなかった。)


妊婦さんの減塩方法


そこで、手っ取り早く試したのが、マイナスの食事療法

マイナス食事療法とは?

まずは、ひたすら「塩分を減らす」ことに努めました。

家族での食事は、同じ献立にして、私だけ、
塩や醤油、味噌にソース、ドレッシングもマヨネーズも我慢しました。

私の家族はみんな、濃い目の味付けが好きで、
自分一人減塩食を作って、食べるのは面倒だったので(^_^;)
(台所に長く立ってると足も余計むくみますしね)

具体的には、天ぷらやフライ、目玉焼きに餃子、
おひたしやサラダまで、何もかけずに食べました

味噌汁やラーメンは汁を飲まず、具だけ頂戴。
タレで和えたようなおかずは、なるべく汁を切っていただきます。

極端な方法でしたが、効果はてきめん(*゚▽゚*)




1週間で、尿蛋白も浮腫もツープラスからプラスに、
2週間後には、マイナスに転じました!


味が薄いと量も食べなくなるので、
体重管理もできて一石二鳥。

いつも「素材の味が大事」と言い聞かせていました^^

ほかに減塩対策としては、
夫とのランチや、友人とのティータイムは、
ファミレスで過ごすことをお願いしました。


女子会のランチ


ファミレスのグランドメニューには、
カロリーや塩分含有量が全部表示されています。

注文の際の目安になるほか、
家で作る食事の参考にもなるので、個人的にオススメです。

今まで意識していませんでしたけど、
焼き魚や、うどんなどの和食メニューの方が、
こってりしたハンバーグやオムライスの倍量の塩分を含んでいるのに愕然!


スイーツも、抹茶パフェの方が、チョコレートパフェより上でした。
(もちろんカロリーは洋食の方がずっと上ですが(^_^;))

妊婦さんの中には、糖尿病や高血圧で、
カロリーや塩分制限をしている人向けの宅配食
利用している人もいるそうです。


赤ちゃんを産むまでの辛抱なので、
日常の塩分摂取量をこの機会に見直し、頑張りましょう!


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工夫しだい!プラス食事療法

塩分をカットする「マイナス食事療法」を紹介しましたが、
マイナスばかりでは味気ないもの。


そこで次は、これを食べると良いという
プラスの食事療法を紹介します。

プラス食事療法とは?

まず、今はとっても便利な世の中なので、
「減塩調味料」を日常の食事に取り入れてみましょう。

塩自体はもちろん、醤油や味噌、
ソースにケチャップ、マヨネーズやコンソメ、だしに至るまで
減塩をうたったものが、販売されています。

量をとりすぎなければ、
同じ食事でも、普通の調味料を使うより効果的です。



そのほか、酢(またはポン酢)やレモン、
カレー粉などを使っても、塩分を抑えられます。

醤油やソースの代わりに、
焼き魚やフライ、サラダなどにかけると美味しいですよ^^


そして・・・

減塩のポイント!


体内の塩分(ナトリウム)を排出する効果のある
各種ミネラル(カリウム、マグネシウム、カルシウム等)を、
含んだ食べ物を摂りましょう!

中でも、高血圧予防の代表格なのが、カリウム


ほうれんそうや、じゃがいも、カボチャなどの野菜類、
アボカドにバナナ、干し柿やプルーン、
リンゴやイチゴなどの果物に多く含まれます。

ただし、カリウムは熱に弱く
煮たり茹でたりすると溶け出てしまいます。

熱を加える場合は、野菜類はスープにするなど、
煮汁ごと摂取するように工夫しましょう!


ちなみに、果物はそのまま食べられますが、
糖分も多いのでカロリーが・・・・。

そこで、おすすめは、ドライフルーツです!

私はフルーツグラノーラを毎朝食べていました^^


鉄分も摂れるし(貧血もひどかった)、
牛乳やヨーグルトをかければカルシウムも摂れるし(こむら返りもひどかった)、
便秘予防にもなるので、妊婦の強い味方です




そして、もうひと押しするなら、カリウムに加えて、
老廃物の排出に欠かせないのが水分


妊婦検診の前に、多めに水分をとって、
デトックスしようとする妊婦さん、結構多いと思います。

しかし、私の場合、水分をたっぷり摂ると尿蛋白は薄くなるのですが、
代わりに排出しきれない水分のせいで、浮腫が出て結局指導が入りました(゚ロ゚)

そこで毎食取り入れたのが、トマトジュース


カリウムがたっぷりで、食塩不使用のものが、
スーパーやドラッグストアで手軽に買えます。


もともとカリウムは、体内の水分と塩分をくっつけてくれるので、
トマトジュースなら一挙両得です!


まとめ

いかがでしたでしょうか?


他にも、血液サラサラ効果のあるお酢が、高血圧の予防になるので、
黒酢やもろみ酢、リンゴ酢やブドウ酢などもいいそうですよ。

私の場合は、プラスとマイナス食事療法を、
合わせて頑張ったら、すぐに効果が出ました。

はじめは、ツライこともありますが、
きちんと結果が反映されていると、やる気が出るものです^^


お腹の赤ちゃんの為にも、そして、あなたの為にも、
是非試してくださいね!


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